お知らせ

2025.11.05

最強の力

こんにちは。

 

新留です。

 

「うちの子、ほんとに何かをやっても続かなくて……どうすれば続けられるようになりますか?」

 

面談をしていると、

よくご相談を受けます。

 

たしかに、続ける力があれば、たいていのことはうまくできるようになります。

僕のお世話になっている方が、

 

「続ければ、成功か、大成功かしかない」

 

と言っていましたが、

その通りだなと思います。

 

「GRIT」(やり抜く力)研究の第一人者、アンジェラ・ダックワースは、

成功の方程式として、

 

「才能×努力=スキル」

 

「スキル×努力=達成」

 

と書いていましたが、

どんなに才能があっても努力の継続がなければスキルや能力、実力は身につかず、何かを達成することはできません。

そして、自信も身につきません。

 

「努力できること」「努力を続けられること」というのはすべてのかけ算になる最大の力なのですね。

 

かくいう僕自身も、サボり癖にはかなりの自信があり、今まで苦労もしましたが(笑)

大人になり、これはマズイと、脳科学や心理学、行動科学、行動経済学など、何百冊もの本やセミナーなど、

いろんな研究と実践を重ね、

スコア的に大きく上がり、いろんなことが自然と続けられるようになっていきました。

 

筋力と同じように、

「続ける力」は伸ばすことができます。

 

そこで今回はそんな「続ける力の伸ばし方」について書いてみたいと思います。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

「続ける力を伸ばす7つのコツ」

 

①目的を考える

「なぜ」はやる気につながります。子どもが何かをやりたい、大人が何かをやってほしい、と思うことはスタートですが、

「なぜ」は続けていくためにも大事です。

やる気が落ちてきているときは「なぜ」という原点を思い出しましょう。

 

その際、

「自分はなぜ、それをしたいのか」

「何ができるようになるのか、どんな力がつくのか」

「それができるようになったら、まわりはどんな風になるのか」

という3つの視点で振り返ってみると、「自分の大きな目的」に視点を持っていくことができ、おすすめです。

 

②手段を決める

続ける際、「自分ができるようになっていっている」という感覚は大事です。

やってもやってもできるようにならないものを続けるのは苦痛でしかありません。

そのためにも、「やり方」はきちんと先生に聞き、その通りにやりましょう。

モテる方法をモテていない人に聞いてはいけないし、勉強のやり方を専門家ではない経験則で語る近所のおばちゃんに聞いてもいけないのです。

「自分の感覚に合う人」や「この人いいなという人」で、

感覚や経験則ではなく、きちんと科学的根拠を持って教えてくれる人に「やり方」を聞きましょう。

 

③いつ、何をするかを決める

いつも言うことですが、やり方が決まったら、あとは、いかに「自動運転モード」にしていくかが大事です。

そのために、「いつ」「何を」を明確にしましょう。

合言葉は「意志力に頼らない」です。

自分の大事な目的のためにあらかじめ時間をブロックしてしまいましょう。

 

④ちょっとでもやる

「やる気がでたら」に期待していたら日が暮れます。

体力も減っていき、さらにやる気は出なくなります。

ウダウダ言わず、同じ時間になったら体を動かし始めてちょっとやってみる。

すると、もうちょっとやってみようかとなっていきます。

いつやってくるかわからないやる気には期待せず、すぐにちょっとやってみましょう。

 

⑤選択肢をいくつか用意する

「選ぶ」というのは自主性と自律性、責任を生み出します。

また、「これしかない」だと、飽きることもありますし、「プラトー」(停滞期)が来たときにしんどくなります。

いくつかやることを持って気分転換できるようにしておくといいですね。

 

⑥できたことリストをつける

「やることリスト」を書き出すことは多いと思いますが、「できたことリスト」をつけることってあまりない人が多いです。

でも、やることをこなしているだけだと、やらなくてはいけないことに追われているだけで、達成感も少なく、自分の成長も感じづらかったります。

自分がやったことを認めてあげる、きちんと目的に向かっていることを感じられるように、「できたことリスト」を1日の勉強ややることの終わりに「数字」で記録していくようにするといいですね。

「数字」は鏡のようなもので、鏡があるから、きちんとした状態がわかるし、理想に近づいていっているかもわかります。きちんと進捗(そして、サボり)が見えるように、記録をつけるようにしましょう。

 

⑦自分を責めない

最後は、「自分を責めないこと」です。

自分がやりたいと思ったこと、やろうと思ったことでも、体調や気分がすぐれなかったり、環境に左右されてうまく進まないこともあります。

成長はしているのに、結果が出るまでに「タイムラグ」があるということも日常茶飯事です。

せっかく、自分のなかにやる気や目的が芽生えたのに、少しサボってしまったからといって、それを自分で責めて、枯らしていってしまうのはかわいそうなことだと思います。

人にやさしくするように、自分にもやさしくしてあげて、

タイムラグを責めたり、恥じたりすることなく、続けていってくださいね。

 

以上、7つの方法を挙げてみました。

ぜひ、活用して、続ける力、目標達成力を磨いていってくださいね^^

 

そして、この記事が役に立ちそうだなと思うお友達がいたら、ぜひ、紹介してあげてくださいね。

ではでは、また。

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