お知らせ

2025.10.10

子どものやる気の土台をつくる5つの方法

こんにちは。

 

RAKUTO箕面校の新留です。

 

過ごしやすい季節になりましたね。

 

教室では、運動会の近い子どもたちは盛り上がっていたり、バテていたりといろいろですが(笑)

 

6年生で中学受験をする子たちも、この時ばかりはと、小学校での最後の一大イベントに気合が入っています。

 

さて、教室に通ってくれている子たちは、

 

早い子は年中さん、年長さんから小学6年生、

 

1年生から中学生になってもと長い付き合いの子たちも多いのですが、

 

毎日、ちょっとした時間や面談などで話をしていると、

 

家で出している自分、

 

学校で出している自分、

 

RAKUTOで出している自分というのが全然違っているんだなという子もいます。

 

表情も全然違っていたりします。

 

理想は「どこでも同じノリ」ですが、そうでない子もいます。

 

満たされていて、どこでも自分を出せる子、ノリが変わらない子というのは、ストレスがたまりにくく、

 

嫌がることや、変なことを言ったり、したりして、大人の気を引こうということもありません。

 

精神的にも安定していますし、

 

どんどんいろんなことにチャレンジをし、学んでいきます。

 

 ー「フィアレスな組織」は従業員にとってよりより場であるだけでなく、イノベーションと成長と高いパフォーマンスが確実に起きる場であるー

 

これは、ハーバード・ビジネススクール教授であり、組織学習の専門家であるエイミー・C・エドモンドソンの言葉ですが、

 

同じように、「フィアレスな(恐れのない)家庭」というのは、子どもの学習と成長を促します。

 

教育界でもすっかり定着した「心理的安全性」というものは、子どもたちの学習の土台になるのですよね。

 

高学年になると、

 

子どもとの関わり方で悩まれる方もいらっしゃるので、

 

そこで、今回は、家庭で心理的安全性を高め、

 

子どもたちの学習の土台をつくっていくためにできる5つのことについて書いていきたいと思います。

 

①触れてあげる

 

子どもたちの中には、「ね〜ね〜」と言いながら、先生に触れてこようとする子がいます。

 

そういう子の場合、愛情を感じるのは、「身体的に触れること」だったりします。

 

うちの子、人との距離が近いな、よくひっついてきたり、触ってくるなという場合、

 

高学年の子だときびしいかもしれませんが、手をつないだり、ハグをしたり、機会を見つけて、マッサージをしてあげたりできるといいですね。

 

何か、柔らかいタオルや人形など、持っていけるものや触れられるものをプレゼントしてあげるのもよかったりします。

 

「触れてもらうこと」で安心感を感じる子には、ぜひ、お試しくださいね。

 

 

②褒めてあげる

 

言葉に敏感で、ポジティブな言葉がけで愛情を感じるという子もいます。

 

そういう子の場合は、意識的に、愛情を伝えたり、その子の頑張っていることや良いところを「言葉で」伝えていってあげてください。

 

誰かのいる前で頑張っていることや良いところを伝えてあげたり、

 

後で、いつでも見返せるように、ポストイットや手紙、カードなどに書いて伝えてあげるのもいいですね。

 

丸つけなどをしてあげた時、イラストやメッセージで書いてあげるのもおすすめです。

 

子どもが何かに頑張っている場合など、それを心から応援していることを「言葉で」伝えていってあげるのも大事になります。

 

 

③2人きりの時間を持つ

 

親密感、自分だけに注意が注がれていると感じることで愛情を感じる子もいます。

 

そういう子の場合は、しっかり目を見てあげること、耳を傾けてあげることが大切になります。

 

話を最後まで聞いてあげることも大事ですね。

 

毎日、その日の出来事を話し合う時間を作ったり、一緒に散歩する時間をとったりするのもおすすめです。

 

以前、2人姉弟で、下の子が生まれてから、そちらにかかりっきりになってしまっており、

お姉ちゃんが精神的に乱れた子がいました。

 

6年生の受験期になり、運動も兼ね、2人で散歩をする時間を作るようにし、それにより子どもが精神的に安定し、受験もうまくいったのですね。

 

お母さまからしても、2人きりでゆっくり話もできるという意味で、すごくいい時間になったそうです。

 

体力づくりになり、体を動かすとネガティブになりにくいという意味でもいい習慣ですね。

 

④やって欲しいことをやってあげる

 

「これをやってほしいな」と思っていることを叶えてもらうことで、自分って愛されているなと感じる子もいます。

 

いっしょに買い物に行く、公園に行くなどでもいいですし、

 

いっしょに何かを選んでほしい、いっしょに問題を解いてほしいと感じる子もいます。

何か「して」と言っていることがある場合、(犠牲にならない範囲で)叶えてあげるのが大きなギフトになったりします。

 

「〜して」とよく言っている子の場合は、この傾向が強いと思いますので、できる範囲でやってあげてみてくださいね。

 

⑤プレゼントをあげる

 

「物」や「体験」をプレゼントしてもらうことで愛情を感じる子もいます。

 

そういう子の場合は、決して高い物ではなくていいので(お菓子などでもOK)、

プレゼントとしてモノを何かあげたり、料理など、その子が好きなものを作ってあげたりするのもいいですね。

 

よく何かをコレクションしている子などは、この傾向が強かったりします。

 

その際は、小さなものでもいいので、思い出に残るものをプレゼントしてあげてもらえたらと思います。

さて、5つありましたが、お子さまが好きそうだな、たしかに、これをやっているとき、すごく子どもうれしそうだなどと感じたものがありましたでしょうか?

 

もし、これだというのがありましたら、ぜひ、毎日、ちょっとしたことでいいので、その形での愛情表現をしてもらえたらなと思います・

 

そして、最後に……

 

以上の5つはその子によって、愛情を感じやすい、感じにくいというのがありますが、

 

家庭内で心理的安全性をつくるのにシンプルだけど、効果的な4つの言葉がありますので、最後に紹介しておきますね。

 

①わからない

 

②助けてほしい

 

③間違ってしまった

 

④ごめんなさい

 

なんだか、幼稚園できちんと言いなさいと習うようなすごく基本的な言葉ですよね(笑)

 

でも、この4つの言葉を大人が言えることって、場に安心感をつくることにつながっていくのです。

 

これら4つの言葉は「自分の弱さをさらけ出す言葉」であり、「自分は間違いをする人間だ」と素直に認める言葉です。

 

これらを大人側からも言えることが、

 

子どもにもそうであること、「弱さを出していい」という許可を出すことになり、

 

それらが安心感をつくり、自発性や、失敗から学ぶことを促すようになります。

 

自分のかっこ悪いところを見せるのは苦手という方もいらっしゃるかと思いますが、

少し心に留めておいていただき、

 

もし、よければ、少し勇気を出して、言ってみるようにしていただければと思います。

 

家庭でも、外でも、

 

子どもたちが心理的安全性を感じ、

 

自分らしく輝いていってくれることを願っています^^

 

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