「いつ」勉強する?
こんにちは。
新留です。
少し前のこと。
何冊か著書を出していたり、
雑誌にも連載している友人と話していたときに、
「会社の設立日とかってこだわる人いるけれど、
影響って大きいの?」
という話になりました。
すると、
「子どもを産むのと同じだから、すごい大きいよ。
『この日』と決めて、昔は産んでいたりもしていたし」
ということでした。
なるほど、
「法人っていうのは、自分とは別のもの、一つの人格を持ったものなんだよ」
というのは聞いたことがあったのですが、
生まれた日で占星術的にいろんなものが変わるように、
タイミングって大事なんだなと思ったのでした。
学習面においても「タイミング」や「いつ」というのが与える影響は大きいです。
毎週のように受験生と面談をしていて、
寝る時間や、いつ、何を勉強しているのかを聞いていていますが、
勉強のタイミングや時間というのは大きいです。
早朝の太陽が登っていく時間に気分的にどんよりするのはなかなか難しいというのは実感として感じる方は多いと思うのですが、
午前中は体温が上がっていくこともあり、集中力や実行力、論理的思考力などは上がります。
感情的にも午前中というのはポジティブに過ごしやすくなります。
そして、徐々に上がっていった調子はお昼頃にピークを迎え、午後になると下降していき(お昼ご飯の後は眠くなりますよね)、
また夕方ごろになり上がっていきます。
体のリズムというのは波のように、上がったり、下がったりしていくのですね。
また、その人により、固有のリズム、「クロノタイプ」というものもあり、1日のパフォーマンスに大きく影響を与えます。
(僕個人でいうと、「フクロウ型」と呼ばれる夜型の中でも、5%に入るぐらいのかなりの夜型でした)
子どもは基本的には朝型ですが、中高生に近くなると夜型に移行していき、20歳以降はまた徐々に朝型になっていきます。
(なので、子どもは朝から元気で、高校生のときは朝がしんどい人が多く、おじいちゃんおばあちゃんは朝が早いことが多いのですよね)
・生物のリズムを知る
・自分固有のリズムを知る
・環境を整える
・集中する、休憩する、運動する、の適切なリズムをつくる
というのは、子どもたちのパフォーマンスを大きく左右します。
「いつ」の与える影響は大きいです。
ぜひ、定期的に、
「今のリズムはどうだろう?」
「どうしたら、もっと充実した時間を過ごせるようになるかな?」
と考えてみてくださいね^^