こんにちは。
新留です。
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【夏期講習の募集がスタートしました!】
今年の夏期講習のお申し込みがスタートしました!
講座の内容はこちらから↓
https://www.rakuto-minoh.com/blog/2022summer/
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先日のこと。
ある女の子から、
「今回はいけますように……!!」
と祈りを込めながら紙を渡されました。
ラブレターではなく、
フィードバックをして返していた作文の書き直しでした。
高学年クラスになると、
読解問題でも記述式の問題をたくさんしたり、
作文を書く練習もしますが、
選択問題ではなく記述問題で(間違ってもいいので)「書く」ということの大事さと、
お題に対して作文を書き、その子の考え方や書き方のクセを見て、今どういうところに集中して修正し、強化していくのか、を考えることの効果を感じます。
書いたものに、その子の語彙力や文法力、どこまで正確に読めているのか、問題解決力などが凝縮されているのですよね。
ちょうど個人面談の時期で、
「うちの子、作文が書けないんです……」
「語彙力が弱くて……」
「簡単なものはできるけど、応用問題になるとできなくて……」
ということを相談されることも多いのですが、
語彙力を増やしつつ、
正確に読む力を鍛え、
選ぶのではなく書き、
それを見てもらい、
修正点を見つけ、
書き直す、
というサイクルが、地味だけれど、大切だなと思います。
子どもたちに書いてもらうと、なかなかおもしろい作文が毎回たくさん提出されます。
聞かれていることと、書いてあることが全然ちがっている子
途中からマイワールドに突入し、論点がどんどんズレていっている子
話が広がらず、求められている量にならない子、
良いことを書いてあるのだけど、絶対にそう思ってないよねという子(笑)
……などなど。
作文には、その子の語彙力や論理力、意思の強さ、発想力、ユーモア、相手へのサービス精神など、いろんなものが出ていて、
いつも作品が提出されたものを見るのを楽しみにしています。
先ほどの子も3回以上書き直したりなど、時には、厳しめなフィードバックが入ることもありますが(笑)
繰り返すことで、確実に良くなって、書くのが上手くなっていっています。
「書く」ことは「考える」こと。
子どもたちにはたくさん書き、伝えることが好きに、うまくなってほしいなと思っています。
さて、
「書くのきらいだ〜」という子や、
「うまく書けない!」という子も、
よく見ていると「書き方を知らない」か「書いた量が圧倒的に少ない」ということがほとんど。
今回の夏期講習では、自分の好きな本を使って、「書く力」を伸ばしていってもらいます。
自分の伝えたいことって何なんだろう? と自分に向き合い、
きちんと整理の仕方を習い(ここ、けっこう大きなポイントです。「型」ってほんとに大事なんですよね)、
マインドマップやメモをつくって整理し、
相手に興味を持ってもらうには、わかりやすくするにはどうすれば? という視点で見返し、
書いて、見てもらって、
書いて、見てもらって、
書く。
そんな2日間になる予定です。
読解力とならび、子どもたちに身につけてほしいと思っているのが、自分の思いや考えを伝える力。
興味のある方はぜひご参加くださいね。
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