こんにちは。新留です。
「どんどん手を動かそうね」
「いっぱい失敗したらいいよ」
と声をかけ続けていても、
「ムリ」「できない」「まだ」と、なかなか行動量が増えていかない子がいます。
力を伸ばすには、
・意図的な、具体的な練習をする
・先生のフィードバックを受ける
・修正する
というサイクルをどんどん回していくのが大事ですが、
この「やって」、「先生のフィードバックを受ける」という部分を、
「全部できていないから」
「まだもうちょっとしてから」
と渋る子がいます。
言い訳が多いと、できることやできるようになることも少なくなってしまい、
やらないと、分析や改善点の提案もできません。
僕自身も、そういうところがあるので、行動量が少なくなることが多々ありますが、
この「できない」
と言っているときって、
「うまくできない」
という意味なのですよね。
とくに恵まれていたり、現状に満足していたりでやる必要性もなかったりすると、
「必要のないことでネガティブな思いをしたくない」と、チャレンジすることをやめてしまったりします。
すごく力があるし伸びてきている、いいチャレンジになるだろうから中学受験をやってみたらいいのいいのになと感じているけど本人はあまり乗り気でないという子と話していると、
この感覚の子が多いなと感じます。
「子どもたちは楽観主義を親から子ども時代に学ぶ」
というのは、学習性無力感やうつ病、ポジティブ心理学で有名なマーティン・セリグマン博士の言葉ですが、
いっしょにいる僕たち大人が、もっと楽しむ姿や挑戦していく姿、学んでいく姿を見せていかないとな〜と思う日々です^ ^
失敗はあまりしたくないものですが(笑)