お祭りをしました

こんばんは。

RAKUTO箕面校の新留です。

少し前のこと。

教室で初めてのお祭り、「ラクフェス」というものを開催しました。

「思考養成クラス」という、5年生~中学1年生が所属する中学受験とは少し違う軸で、

スピーチやプレゼンテーション、作文、脳に合った学び方などをテーマに、

時事ネタ、教養、脳の使い方、勉強法、伝え方など、

「将来、本当に使える学びをしよう」ということを目的としたクラスがあるのですが、

そのクラスの授業の一環として、

「小さな起業体験」ではないですが、

もし、RAKUTOでお祭りをやるとしたら……

自分たちはどんなことをやりたいか? やったらおもしろそうか?

どうやったら来た人に楽しんでもらえるか? を考え、

自分たちで企画し、予算を組み、

(きちんとお金のことも考えようねと言い、そのために、中学受験でよく出題される「売買損益算」という分野をたくさん解きました笑)、

1ヶ月半ほど(スピーチや他の勉強も並行していたので、授業にしたら、実質4回ほど)という無茶な期間で準備をしました。

子どもたちからは「お化け屋敷」を絶対にしたいという意見があり、

「いやいや、狭いスペースでどうやるのよ……」と言ったのですが、

それは「こうしたら怖いよ!」、「こういうの今までにあったよ」とアイデアで解決をし、

他にも、お祭りで見るゲームを少しアレンジしたりと、

合計8つの催しを準備しました。

果たして、初の試み、準備期間の短さもあり、どうなるのか? という感じではあったのですが、

(子どもたちは、1週間前にも関わらず、やばい、全然できてない! と焦り出しておりました笑)

やってみたところ、

来ていただいた子たちからは、

「次はいつやるの!?」という声や、

「次はやる方をしたい!」という声、

実行委員のみんなからは、

「しんどかったけど、楽しかった!」

「今までの人生でいちばん楽しい時間やった!」
(そこまで言う!? という感じでしたが笑)

「また、12月くらいにはやりたい!」
(断りました)

という声も出ていたりし、

実行委員のみんなで撮った集合写真を見ると、

やった子どもたちがすごく充実感にあふれたいい顔をしていたので、

(当日、僕は体を張った役を無休で、無給でやらされ、数日間、ひざの猛烈な痛みと、筋肉痛に悩まされたのですが)

「ああ、やってよかったな……」としみじみと感じました。

翌週は、

「いただいたアンケートを見ながらの振り返り会」と「決算」をしたのですが、

初めてにしてはすばらしい結果になり、

子どもたちは、やった~と喜び、小さな打ち上げをしていて、その時間がまた、うれしそうでした^^

次は、変動費、固定費のことや、実際はここに家賃、水道光熱費、通信費や、出た利益からは税金も……など、

ここから、もっとリアルで、細かいことも見る練習をしたいなと目論んでいるのですが(笑)

子どもたちが、自分の持っている知識や経験、アイデアで、

喜んでもらういい経験になったなら良かったなと思っています。

そして、今回のイベントは在校生だけでなく、一部の卒業生にも声をかけたのですが、

当日は中学1年生から高校3年生までの卒業生も参加してくれ、

参加する際は一報いただけると嬉しいですとお伝えしていたところ、

保護者さまから、

「中学生生活を送りながら、ラクトで最小の努力で最大の結果(合格)を手に入れたのを噛み締めてます」

という、うれしい参加メッセージをもらったり、

高校2年生の子が、

「どめ君、これ見て~」と写真を見せてきてくれたところ、学年1位の成績表だったりと、

みんなのその後や成長、

高校3年生の「やばい!受験が近い!」という悩みなど、いろんな話を聞けたりもして、そんな時間も楽しかったです。

去年、同窓会をした際はすごい人数が来て、教室がパンパンになってしまい困ったのですが、

卒業生含め、子どもの成長がたくさん見られるのは、この仕事の醍醐味だな~と、20年ほどやっていますが、毎年思います。

イベント前、

「初めてのイベントを成功させて、次につなげたい。RAKUTOで毎年するイベントになってほしい」

と中学1年生の女の子が言っていたのですが、

今回のイベントを経験した子どもたちはすごく成長したなと思うし、

これから、この経験を糧にどんな風に変化が見られるのかが楽しみです^^

さて、

今回のメインコンテンツだったお化け屋敷の話を書こうかと思ったのですが、長くなってしまったので、それはまた次回に書いてみたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

よかったら、楽しみにお待ちくださいね!

新留

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20%を変える15分

こんにちは。

新留です。

来週はハロウィンです!

昨日のこと。

月に一度、奥さんといっしょに行っている娘の手形足形とりに行ってきました。

手形と足形をとり、それに飾り付けをし、日付をメモ。

毎回、できた作品を家の壁に貼っているのですが、

昨日の娘は一味違いました。

3日ほど前から、人見知りを急に発動し、

日曜は1ヶ月ぶりに会うウチの母親を見て緊張し、普段は泣かないときに泣き、

月曜は奥さんの友達夫婦がウチに遊びに来て緊張し、前は近寄っていっていたのになかなか近寄らず、泣いたりと、

先週までは誰と会ってもいつもニコニコだったのに、

ここ数日で、近い距離で人と会うと、笑顔がぎこちなくなってしまったり、泣くようになったのです、、、

昨日も、毎月やっていて、

いつもはリラックスしていた手形足形とりだったのですが、

講師の先生がインクをつける段階になると……

抱き抱えている僕にも緊張が伝わってきました(笑)

写真で見ると、やはり、顔にも緊張感があります。

(そのせいか、家に帰ってもすぐにお昼寝でした、、、)

娘は緊張で疲れたり、泣いたりでしたが、

(そして、この数日はいつにも増して抱っこしてくれ〜モードでしたが)

僕は、子どもって、本当に数日で変わるのだなと、

変化や成長を感じ、少しうれしい気持ちになりました。

さて、

今回は手形足形とりで娘を抱えているときに、

あっ、力が入ってる! 緊張している! という違いを感じたのですが、

これって、毎月、同じことをしているから感じられたのだと思うのですよね。

初めての体験だと、そういうものだと思うだろうし、

2回や3回でも、比較対象が少なく、あまりわからないだろうなと思うのです。

教室でも個別で見ている子たちには、できるだけ毎日やったことを報告してもらっているのですが、

毎日送ることで、ノートなどの目に見えるものが変わっているのがわかったり、

前日にできなかったことができるようになっているのを感じられたり、

ちょっとした感覚の変化というのに気づくことができるようになります。

成長というのは、過去との比較にあるのですよね。

毎日やることに追われていると、なかなか、じっくりと振り返りをする時間もなかったりしますし、

自分ではなく、まわりとの比較などで落ち込むことになったりもします。

でも、きちんとしたやり方でやっているならば、そこには必ず「ちょっとした成長」はあるはずなのです。

自分は成長していると感じられる。

これって、大きいことです。

そして、この「ちょっとした振り返り」というのは、成長にも役立ちます。

ハーバード・ビジネス・スクールのフランチェスカ・ジーノ教授によって行われた研究で、

コールセンターのスタッフに毎日15分間の振り返りを書き留める時間を作ってもらったところ、

1ヶ月後、振り返りをしなかった比較対象グループよりも、「平均20%以上」も成績がよかったというのがあるのですよね。

「振り返り」は成長を感じられるだけでなく、実際に成長の加速もします。

あるクラスでは、

「今週やったことやおもしろかったこと」を発表する時間をとっていたりするのですが、

よかったら、お家などでも、家族みんなで振り返りをする時間をとってみてくださいね。

何かおもしろい変化があると思いますよ^^

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読解力の4つのレベル

こんにちは。

RAKUTO箕面校の新留です。

先日のこと。

保護者さまと春の面談を行っていたのですが、

「兄弟で全然違っていて、どうすればいいでしょう!?」

という話になりました。

お兄ちゃんは、言葉で一度言ったら、

なるほど、そういうことねと理解できることの多い「論理的」なタイプ、

弟くんはというと、なかなか言葉で言っても伝わらない、

というか、そもそも聞いていないことが多い、超のつく「視覚的」なタイプ。

兄弟で全然違っているので、

「兄にはこんなやり方、弟にはこんなやり方でやっているのですが、このやり方でいいでしょうか?」

という話でした。

その保護者さまは、

すごく子どものことを尊重されているし、

いろんな教育方法などについても研究されているし、

よく質問もしてくださる方なので、

いつもちょっとしたコツや、

今の感じだと、これから先、

これぐらいの時期に、こんな風になっていきそうです、

とお伝えしたりするだけでいいのですが、

兄弟、姉妹の違いに、

「どうすれば??」となられる方って多いのですよね。

教室に通ってくれている子たちの中には、

5人姉妹、6人姉妹というような兄妹の多いご家族もいらっしゃって、

全員見ていたりしますが、

全員、才能も、性格も、学び方も、本当にちがっています(笑)

また、タイプというのもありますが、

どの時期に、子どもの発達がどの段階に入っていくのかというのも違いがあったりして、

それがおもしろいところでもあるのですよね。

(保護者さま的にはおもしろくないことも多いですが笑)

そして、

子どもの発達に段階があるように、

「読解力」にも段階があります。

読めない子もいれば、

読めるけれど、読むのが遅い子もいます。

読めるけれど、内容の理解ができない子もいます。

読んで理解ができるけれど、書いて答えることができない子もいます。

「語彙」の段階、

「読み」の段階、

「読解」の段階、

「記述」の段階。

うちの子、読解力がないという場合、

今どの段階でしょうか?

「語彙」をやっていく段階の子が読解の練習をやっても、

そもそも、読めていないので意味がわからないし、

説明を聞いても、答えを見ても、ほとんど意味がなかったりします。

お医者さんが最初に「診断」をし、

適切な処置を考えるように、

まずは、

「どの段階かな?」

ということをチェックしてみてくださいね^^

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素材が大切

こんにちは。

新留です。

若い頃、お世話になっているメンターに、お祝いとして、お寿司に連れて行ってもらいました。

もちろん、普段、自分が行くような「回るお店」や、「立って食べるお店」ではありません。

「カウンターの」

「メニュー表はなく、おまかせのみ」

という、初めてだと、きっと財布の中身を心配し、ドキドキしてしまうようなお店です。

「こんな仕事終わりで、荷物がやたら大きな人間が来ていいのだろうか……?」

「何なら、シャワーとか浴びて、きれいめな服を着て来たかった……」

品のあるお店に、オーラのあるメンターとモサっとした自分。

かなりの恥ずかしさを感じながらも、とても楽しみに、カウンターに座り、お寿司を待っていました。

大将は、銀座の名店出身という本格派の「江戸前」をにぎる職人。

所作の一つひとつが美しく、

その動きの繊細さとなめらかさ、出来上がるお寿司の美しさにうっとりしてしまいました。

そして、見た目の美しさだけではなく、にぎる一品一品が、本当においしい!!!

大人になり、お寿司のおいしさがわかるようになり、お店にも食べに行くことはありましたが、いままで食べていたのは何だったんだ!? というくらいのおいしさに、

「うわっ……」

「なんだ、これは……」

「う、うますぎる……」

という偏差値3くらいの言葉しか発していませんでした。

大将は目の前で、品のあるお寿司を、あまり品のない会話をしながら、

一品一品、本当に手間暇をかけ、

こだわりの塩や醤油など、どうやって食べるのがおすすめなのかを含め、ていねいに教えてくれます。

間には、

「昨日、行きつけの(たぶん、夜の)お店でおいしいエビマヨの作り方教えてもらったんですよ〜」

なんて言いながら、昨日、習ったばかりのエビマヨを出してくれたりし、

また、これが今まで食べたどのエビマヨよりもおいしいという……衝撃……。

おいしさだけでなく、出す順番や演出にも意図やストーリーが感じられ、その芸術性にも感動しっぱなしでした。

大将に、思わず、

「今まで食べたお寿司というか、人生で食べたもののなかで、いちばんおいしいかもしれないです」

とまで言ってしまいました。

お寿司というと、シャリの上に、魚介類などが乗っているというシンプルな料理ですが、

「何でこんなにおいしいんですかね?」

と聞いてみると、ネタの良さはもちろんのこと、

それを活かす食べ方や出し方、見せ方など、ものすごくこだわりや技術があるそうなのです。

できるだけ「変なこと」をせず、

いい素材の「本来持っている良さ」を損なわないよう、活かすよう、徹底的に考え、工夫されていたのですね。

すばらしいお店との出会いによって、お寿司って、

「最高の素材を、最大限に活かして握ること」

が大事なのだなと思ったのでした。

これって、子どもたちの教育でも同じだなと思います。

「子どもたちの本来持っている才能や適性」、「好き」や「得意」を活かすこと。

合っていない方法でやるのではなく、

本来、自分が自然にできるようなこと、自然にやっているようなことを活かして学んだ方が、圧倒的に早く、そして、何より、楽しく学べます。

あんまり楽しそうじゃない時、

やっているのになかなか伸びないという時。

お寿司にソースをかけるような、「本来持っている素材の良さ」を全然活かせていない状態になっているのかもしれません。

やることは、課題の量を増やすことや難しい課題をやること、

取り組む時間を増やすことや習い事を増やすことではなく、

このお寿司やさんのように、

「持っている良さや才能を見つけてあげること」

「持っている良さや才能を損なわないようにすること」

「持っている良さや才能を最も活かせる形を見つけてあげること」

だったりします。

学校で評価されるのは、おもに「言語的知能」や「論理的知能」と呼ばれるものですが、子どもの才能は、それとはちょっとちがう方にあるのかもしれないのです。

「本を読むのが好き?」

「なんで?といっぱい質問してくる?」

「絵を描くのが好き?」

「気づいたら体を動かしてる?」

「一回聴いた音楽を、すぐに再現することができたり、よく歌ってる?」

「いつも、まわりにお友達がたくさんいる?」

「図鑑や電車の時刻表が好き?」

「1人で黙々と何かをやるのが好き?」

大切なのは、その子の良さや才能は何なのか?

他の子と比べて、「どれくらい賢いのか」ではなく、

その子は「どんな風に賢いのか」?

ひょっとしたら、ものすごくいいものが、ただ活かせていないだけかもしれません。

以前、デンマークまで現地の教育の見学に行っていた知り合いが、現地でこんなことを聞かれたそうです。

「自分の好きなことは何なの?」

「自分に向いていることは何だと思う?」

「自分が社会にいちばん貢献できることは何だろう?」

誰かとの比較ではなく、「自分」は何を持っているのか。

「子どもの好きなことは何だろう?」

「この子に向いていることは何なのだろう?」

「この子は将来、社会でどんな風に活躍するのだろう??」

そんな風に見つめていきたいですね^^

P.S.

そのお寿司やさんですが、その時、メンターから「今度は自分で大事な人を連れてきてあげるんだよ」と言われ、後に、奥さんを連れていき、大将に、「以前、今度は自分で来ますと言って、ようやく来れました」と言ったところ、完全に忘れられていました。。。ええ。。。

才能のかけ算

こんにちは。

新留です。 

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【夏期講習残席】

8/8(火),9(水)     算数残1、理科残2、社会残1

8/16(水)    理科残席あり、作文満席

ーーーーーーーー

夏休みに入り、夏期講習の時期になりました。

中学受験をする予定の5,6年生は、がんばりどきですね。

まだまだ目標が決まっていない子も、しっかり決まっている子もいますが、

本当にやってよかったなと感じられる受験になるようにいっしょにしていきたいなと思います。

夏期講習前には夏の面談がありましたが、

何人かの保護者さまからご相談を受けたのが、

「うちの子、ほんとにやっても続かなくて……どうすれば続けられるようになりますか?」

ということ。

「GRIT」(やり抜く力)研究の第一人者、アンジェラ・ダックワースは、

「才能×努力=スキル」

「スキル×努力=達成」

という方程式を示していましたが、

どんなに才能があっても努力の継続がなければスキルや能力、実力は身につかず、何かを達成することはできません。自信も身につきません。

「努力できること」、「努力を続けられること」というのは、「才能のかけ算」につながる大きな力なのですね。

かくいう僕自身も、サボり癖にはかなりの自信があり、苦労もしましたが(笑)

大人になって(遅いですが)いろんな研究や実践をし、続けられるようになったのが、大きかったなと思います。

「続ける力」を伸ばすにはいろんなコツがありますが、

今回は2つご紹介いたしますね。

①「目的」を考えること

「なぜ」はやる気につながります。

子どもが何かをやりたい、大人が何かをやってほしい、と思うことはスタートですが、

「なぜ」は続けていくためにも大事です。

やる気が落ちてきているときは、「なぜ」という原点、それをしようと思ったのかを思い出しましょう。

その際、

「自分はなぜ、それをしたいのか」

「それをすると何ができるようになるのか、どんな力がつくのか」

「それができるようになったら、まわりはどんな風になるのか」

という3つの視点で振り返ってみると、

「自分の大きな目的」に視点を持っていくことができ、おすすめです。

 

②「手段」を決める

続ける際、「自分ができるようになっていっている」という感覚は大事です。

やってもやってもできるようにならないものを続けるのは苦痛でしかありません。

そのためにも、「やり方」はきちんとできている人、心理的なことや、科学的なことをわかっている人に聞き、その通りにやっていくのが大事ですね。

モテる方法をモテていない人に聞いてはいけないし、

勉強のやり方を近所のおばちゃんに聞いてはいけないのです。

子育てや教育の世界では、

この経験則で語る「近所のおばちゃん」や、昔はな〜と「語りたがりのおじいちゃん」、

たまたま子どもが頑張りやさんで従順だったからうまくいったものなどが蔓延しています。

不安になるといろんな情報を入れたくなるものですが、

不安になる情報をシャットダウンする、いっしょにいて不安な気持ちになる人とは関わらないというのは大事なことだったります。

「自分の感覚に合う人」や「この人いいなという人」で、

感覚や経験則ではなく、きちんと科学的根拠を持って教えてくれる人に「やり方」を聞いてみてくださいね。

まだまだ語り違いところですが、おじいちゃんにはまだなりたくないので、今日はこの辺で。

よかったら、参考にしてみてくださいね。

体調に気をつけ、いい夏にしていってくださいね^^

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【夏期講習残席】

8/8(火),9(水)     算数残1、理科残2、社会残1

8/16(水)    理科残席あり、作文満席

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言葉の種類と増やし方

こんにちは。

新留です。

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今年も夏期講習を開講いたします。

今回は算数、理科、作文、ジオラマ地理の開催となります。

(内部生には、別途、高学年向け講座があります)

ご案内は来週からとなります。

もう少々お待ちください^^

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昨日のこと。

6年生の子たちが入試問題を解いた後の答え合わせのとき、

「これ見て!」

「これ部分点もらえるでしょ!?」

「もう1点ちょうだい〜!!」

と吠えていました(笑)

ステップクラスから少しずつ説明文や論説文を読んだり記述問題に取り組んでいき、

ジャンプクラスになると長い文章や記述問題にもどんどん挑戦していきます。

それは、もちろん読解力をつけるということもありますが、

読解力や思考力の元になる「語彙力」をつけていくためというのもあります。

物語文や小説を読むのは、「感情語」を知り、感情の強弱を覚えていくためにもいいのですが、

それだけだと、同じ系統のものを読むことも多く、なかなか知っている語や興味の世界が広がりませんし、精読力も磨かれません。

説明文や論説文は多くのものが論理的に書かれていて慣れれば読みやすいですし、知識も増やすことができるので、一石何鳥にもなったりします。

そして、読んで、答えを書くことで、

その子の「理解している言葉の数」や「使える言葉の数」、「考える力」がどれぐらいなのかがわかったりするのですよね。

なので、子どもたちには、

「書くことが考えることだよ〜ちょっとでもいいから書こう、そして、どんどん見てもらおう」

と伝えています。

そして、慣れてくると、

子どもたちはどんどん書いて見せてくれるようになります。

(それを見るのが楽しい時間だったります^^)

語彙には、見たり聞いたりして理解できる「理解語彙」と、書いたり話したりできる「使用語彙」があります。

見たり、聞いたり、話したりで「理解語彙」を増やすことはできますが、

「使用語彙」を増やすには、書くこと、作文が効果的なのですよね。

いろんな文章を読み、

異なるテーマにふれ、

いろんなテーマで答えを考えたり、

作文をすることで、

「あれって何て言うんだっけ……?」

「この使い方で合ってたっけ……?」

と考える機会や調べる機会が増え、「使用語彙」が増えていきます。

作文を書けない子って、長い文が書けなかったり、同じことを書いていたりするのですが、それは「使用語彙」が少ないからだったりします。

『天空の城ラピュタ』のシータのセリフに、

「いいまじないに力を与えるには、悪い言葉も知らなければいけないって、でも決して使うなって」

という言葉があります。

見える世界を豊かにするためにも、

伝える力を伸ばすためにも、子どもたちにはたくさんの読み、考え、書き、たくさんの語彙を身につけていってもらえたらなと思います^^

「合っていること」と「やらされること」

こんにちは。

新留です。

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まもなく、RAKUTOの春期講習の募集を開始します!

今年は3/29,30のA日程、3/31.4/1のB日程の2つの日程になります。

今回は、国語「言葉力のアップ」、算数「規則性と周期性」、理科「電気の不思議」の3講座です。

(読解力や中学受験のための高学年用講座もございます)

お楽しみに!

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このところ、2,3年生の保護者さまから問い合わせや体験などをよくいただいています。

RAKUTOでいうと、ホップクラスやステップAクラスという時期(その子に今、合ったクラスというのは違いますので大体ですが)。

ホップクラスからステップAクラスへの慣れというのが子どもたちが体感する壁の一つだったりするのですが、

大きく成長する時期であり、つまづきやすい時期でもあるのですよね。

年中さん、年長さんから通っている子たちなどはステップAクラスには早ければ新3年生から入ったりしますが、

ちょうど2、3年生というと思考の発達段階でいう「具体的操作期」。

目に見える具体的な物を使って理解し学んでいく時期であり、

抽象的なことを学び出したりするのに、まだ発達段階的には難しかったりと、「合っていること」と「やること」にズレがあったりするのですよね。

ですので、理解にも、すんなりできる子と、なかなか体感として理解できなく気持ち的に「わからない〜」とネガティブになってしまう子が出てきます。

視覚的な子や、言語にあまり興味がない子、語彙が少ない子などだと特にその傾向が強くなったりします。

段々と、自分の頭で考え、自分で学べるようになってきますが、やり方を間違ったり、早くから難しいことをやったりしちゃうと、

ネガティブなことにもなったりします。

才能に頼ってきた子なども苦労したりますが、ここで腐らずに、粘り強さなども身につけていくことが大事だったります。

みんな成長の時期や強みというのはちがうので、その子らしさを尊重したやり方でやっていってあげたいなと思います^^