こんばんは。
新留です。
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いよいよ夏期講習のご案内となりました!
今回は算数、理科、作文、ジオラマ地理の4教科で開催いたします。
たくさんの学びのある夏にしましょう^^
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少し前のこと。
5月のステップAクラスの社会では「水産業」について学んでいたのですが、
ある男の子が、
「海の流れがあるんだよね〜」
「ここがたくさん魚が取れる場所なんだよね〜」
と授業中にどんどん説明してくれました。
普段は少し控え目な子が、
前のめりに、積極的にいろんなことを説明してくれ、
すごくいい顔をしていました^^
「お〜、よく覚えてるね〜」
と言うと、
「だって、作ったし!」と。
以前、季節講習でジオラマを作り勉強したのを覚えているのだそう。
少し時間が経っているのにも関わらず、しっかりと記憶に残り、いろんなことを話せることにすばらしいなとうれしくなりました。
ラーニングピラミッドにもある通り、実際に体験したものは頭に、記憶に残ります。
「学習する」というと、プリント学習など紙に書いてするものや、問題集を解くこと、暗記すること……というものを思い浮かべることが多いようですが、
積み木、紐通し、パズル、ブロック、カルタ、
実験してみる、数えてみる、調べてみる、作ってみる、歌にしてみる、絵を描く、やっているのを見ている、実際にやってみる、聞いてみる、ロールプレイをしてみる、話し合うなど……
全部、「学習」です。
勉強しているようには見えないもの、
勉強している感じがしないものも「学習」で、
しかも、それらは平面的な学習よりも残ります。身につきます。
むしろ、中学年から高学年になるまでは、理解するためにも、いかに具体的なモノを使って学ぶかが大事な時期ですので、
それらの「モノ」を使って学んでいる方が、実際には学んでいると言ってもいいくらいです。
春、夏、冬の季節講習を毎回しっかり受けている子たちを見ていると、
その後の興味・関心の広がりや、知識の深さ、理解度などが、ステップクラス以降の成長を見ていて全然違ってきたり、
その後、中学受験で成果を出したりしているのも、この体験学習をしっかりしているからなのだなというのを感じます。
体験学習や経験学習というものは、毎日の散歩習慣のように、じんわりとですが、でも、大きな影響があるのですね。
そこでのポイントは、テストのための勉強というよりは、探究のための勉強、
ちょっと背伸びしたものであったり、人とやったり、振り返る時間があったりすること。
そして、何より面白がること。
4年生、人によっては、5年生くらいまで、
RAKUTOのクラスでいうとステップクラスに在籍しているぐらいまでは、この体験をたくさんしていきたい時期です。
ぜひ、たくさんの体験を通して、体感で学んでいってもらえたらなと思います。
この夏も子どもたちのどんな笑顔や学びがあるのか楽しみです^^
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いよいよ夏期講習のご案内となりました!
今回は算数、理科、作文、ジオラマ地理の4教科で開催いたします。
たくさんの学びのある夏にしましょう^^
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こんにちは。
新留です。
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今年も夏期講習を開講いたします。
今回は算数、理科、作文、ジオラマ地理の4教科、
日程は7月28、29日の2日間、8月8、9日の2日間、8月16日の1日集中講座の3日程で開催いたします。
(内部生には、別途、高学年向け講座があります)
ご案内は来週からとなります。
もう少々お待ちください^^
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先日のこと。
思考養成クラスでは1ヶ月のまとめとして「3分プレゼン」の時間がありました。
新聞の中から気になった記事について、読んで、まとめて、調べて、まとめ…したものを見せながら、内容について話しました。
しっかりまとめて練習もして話した子、
きれいにまとめたけど話すのに緊張した子、
まとめるのは間に合っていないのに、持ち前のプレゼン力で見事にまとめてきた子(笑)
それぞれの子がそれぞれの色を出していて、見ていて、思わず、ほんわかとした気持ちになりました^^
驚いたのはそこからのこと。
学習にはフィードバックが大事ですが、終わった後、
他の子たちの良かったところや、ここは改善したほうがいいかなと思うところ、
自分でも次回はこうするというのを書いていってもらったのですが、そこで子どもたちの手が止まりませんでした。
「良かったところ」の書く欄が小さいとクレームも来ました(笑)
裏にまで書き、
「もっと書く時間ちょうだい!」
と言われ、
自分の次回への改善点などもどんどん書いていっています。
子どもたちのやさしさと向上心に、こっそりと、ちょっと感動していました。
成長する環境というと、
ほとんどの人は「厳しい環境」というのを思い浮かべると思いますし、実際、厳しさは必要でもあります。
そして、
「続ける力」や「忍耐力」を身につけるためには「厳しい教育」が必要と思う人が多いと思いますが、
心理学の研究で、「思いやり」が大切ということがわかっています。
予定通りにできなくても落ち込まず、もう一度、トライ。
自分を責めるのにエネルギーを使うのではなく、次への小さな一歩にエネルギーを注ぐことが大事なのですね。
もちろん、「思いやる」というのは低い成果に甘んじるのでもなく、失敗をなかったことにするというのではなく、そこが難しいところでもあるのですが、
「やさしさ」というのは、強みを伸ばしていくためには必要だったりします。
子どもたちのやさしい気持ちにふれながら、
これからも、子どもたちがその良さを伸ばしていけるよう、輝きを失わないよう、やっていきたいなと思ったのでした^^
こんにちは。
新留です。
昨日は姉弟で長くRAKUTOに通ってくださっている保護者さまとの面談でした。
面談中、保護者さまから、
「とくに相談とかはなくて、雑談しに来た感じです(笑)」
というようなことを言われましたが、
僕自身もいつもご夫婦で来てくださり、ありがたいなと思いますし、
毎回、楽しい時間を過ごさせていただいています(笑)
そこで、うれしいことが。
お姉ちゃんが、今年、中学受験を終え、中学生生活を満喫しているところなのですが、
近所の方にRAKUTOのことをすごく聞かれるのだそう。
ちょうど住まれているところが教育熱の高い場所で、塾のバスもいくつか通り、
みんなが5,6年生になり、週に4回、5回と塾に通い疲弊している中、
その子は最後まで楽しそうに通ってたし、旅行もよく行ってるし、しっかり合格してるし(受けたところは全て合格)、なんで?? という感じで疑問を持たれるのだそう。
たしかに、うちは5,6年生でも通塾は週2回だし、課題もおそらく受験塾の半分以下。
22時には寝るように言うし、他の習い事を最後まで続けながら中学受験をする子がほとんどです。
一般的な考えから言うと、その量で大丈夫!? となったりもするのかなと思います。
でも、発達段階のこと、脳のこと、心のこと。
いろんなことをしっかりと考えて設計し、考えさせ、
詰め込みでなく、考え方や学び方を磨き、計画を立ててやっていたら、
睡眠時間を削ってまでやらなくていいし、そもそも、削ってはいけないと考えています。
そして、
しっかり読む力、理解する力、考える力があったら、
いろんなことを犠牲にしたりしなくても、
その子のままで、中学受験をして、合格できたりします。
何だか、中学受験って、まだまだ苦しいもの、週に4日、5日、6日など塾に通ってやらないといけないものというのがあるのかなと思いますが、
いろんな受験がある。
自然な受験がある。
そんな風になっていけばいいなと思っています。
もちろん、最難関校などを目指すなら、それだけではきびしいこともあり、
その場合は、目的に合わせて、4年生の2月から受験塾をおすすめすることもありますが、そうでない受験もある。
RAKUTOに通ってくれた子たちが、背中で、そんな受験があるんだよ、とまわりに見せてくれていることがすごくうれしかったです^^
みんながみんならしく、これからも才能を輝かせていってもらえたらなと思います。