記述問題はおもしろい

こんにちは。

新留です。

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先日のこと。

5年生の女の子が、読解問題の答え合わせの際、

「なんか最近記述問題できるようになってきた〜」

と言ってくれました。

6年生の卒業時、

中学受験をしてもしなくても、どんな中学入試の問題でも読んで理解し、問題も8割は取れる読解力をつけて卒業してほしいと思いやっていますが、

書いたものを見てみると、文句のつけようのない答案でした。

今まで「算数の方がいい」と言いながらも(笑)

しっかりと語彙などの基礎や、

ごまかさずに読む習慣(これがなかなか大変で、何となく知っている言葉から勝手に解釈しこんな感じ、と読んでいる子が多いです)を積み重ねてきた結果、着実に力がついているのを感じ、うれしく思いました。

読解力を伸ばしたいと思ったとき、

脳を鍛える、

理解し、考えるための土台である語彙力をつける、

全体の流れをつかめるようにする、

一文一文を正確に読めるようにする、

段落を意識して読むようにする、

語彙同士を関連付けていく……など、

いろんな要素、段階がありますが、

きちんとどこで詰まっているのかを見つけ、練習すれば伸びるものなのですよね。

ここから、論説文などでさらにいろんなことを知って、自分で読んで世界がひらけていくおもしろさを感じていってもらいたいなと思っています。

高学年になると、クラスにより、今回はどの文章、どこの入試問題を読もうかなと探すのがひそかな楽しみになっていますが、

(今年の秋頃から、灘中など難関校の、読みやすいし、読めてる感じがするけど設問が絶妙なところをついてくる問題を出し「おもしろいよね〜」と言うと、子どもたちからは「問題の突くところが微妙でいやらしい!」と言われたりしましたが笑)

みんなが読むおもしろさを知っていってくれるのが楽しみです。

逆に、国語ができない、読解力がない、という子を見たとき、

大体は、語彙力や、一文一文を正確に読む段階でつまずいているのに解く勉強をしてしまっていることが多いので、こういう本などで、まずは語彙を増やしていくのはおすすめです。よかったら、やってみてくださいね。