木曜はステップの日。
今月のステップ国語の速読、題材のうちの1冊は齋藤孝さんの『勉強なんてカンタンだ!』。
「勉強って、なんでしなきゃいけないんだったっけ?」と読者に問いかけ、
勉強することは、おもしろい人間になること
たくさんのことを知っているというのは、人の魅力。知っていることを増やしていくことは、、魅力的な人物になる第一歩
小学校や中学校、高校での勉強がキライなのは、先生から押しつけられるから、大学生や仕事をするようになって勉強を好きになるのは、自分から追いかけるから
小学校や中学校、高校は、狩りの道具を手に入れて、その使い方を学ぶ期間
そんな文章が並び、齋藤孝さんからの、
「自分から進んで勉強し、知識をたくさん身につけ、魅力的な人になってほしい」
というメッセージが詰まっています。
速読で要点をつかみ、
「みんなはこれを読んでどう思った?」
と質問をすると、
「科学とか大好き!それに勉強はやらなくちゃいけないって感じじゃないー」
「学校の勉強は勉強って感じだけど、らくとは勉強って感じがしない」
などの言葉が。
勉強のおもしろさに気づいたのは大学生になってから、という僕からしたらすごいです。
みんな学校が本格的に始まって、授業が終わって帰宅後、すぐに車で送ってもらって来た子たちばかり。
それなのに、
「すごいよねー」というと、
「らくしょー!」
「べつに普通」
なんて言っていたりして、ほんとにすごいなと尊敬します。
そして、帰宅するのを待って、急いで車で送り迎えをしてくださっているお母さま方には感謝ばかりです(お子さまへの愛ですね)。
地頭を鍛え、速読やマインドマップなど、すばらしい狩りの道具を手に入れて、使い方を練習し、いつか、
「勉強なんてカンタン!」
と言ってもらえるようになったらいいなと思います。