【お知らせ】RAKUTO箕面校春期特別講座のご案内

【この春、お子さまに考え方を身につけてもらい、

自分のアタマで考え、表現する力を身につけてもらいたい保護者さまへ】

 

ーRAKUTO箕面校春期特別講座のご案内ー

 

こんにちは。

いつもRAKUTO箕面校をご愛校いただきありがとうございます。

RAKUTO箕面校春期特別講座のご案内です。

 

今回の春の特別講座は3教科。

共通するテーマは、『データを読み解き、自分のアタマで考える力』です。

何百枚にもなるスライドやワーク、工作などを通じ、こどもたちの深いところに残り、変化のきっかけをつくる講座になっています。

普段の授業よりもたっぷり時間をかけ、たのしみながらも集中し、脳をつくっていく2日間。

 

□ 新聞やニュース、インターネットで見かけるデータや事象から、なんで?と考える力を身につけてほしい

□ いつも「なんとなく」なので、きちんと思考の方を身につけてほしい

□ 自分の考えだけでなく、きちんとデータなども用い、文章を書けるようになってほしい

□ 中高一貫校受験に向け、記述対策や課題作文の基礎を学んでほしい

□ 整理する力、図解化する力を身につけ、伝える力、プレゼン力を身につけてほしい

□ 暗記ではなく、予想、実験、分析、理解し、理科をたのしむ脳、仮説思考力を身につけてほしい

□ ワークや工作、ディスカッション、発表などを通じ、体感で、五感で学んでほしい

 

このような方にオススメです。

理解度や集中力、思考の体力に大きな変化をもたらし、お子さまの長期的な成長に役立つ特別講座。

ぜひ、この機会にご受講ください。お待ちしております!

 

□ 日程と時間

3月30日(月)、31日(火)

【国語】10:00~12:10

(ランチタイム)

【理科】13:30~15:40

(おやつタイム)

【算数】16:20~18:30

※3教科とも、1つのテーマをちがう角度で学習し、習熟するように構成されています。受講効果を高めるため、3教科同時での受講をおすすめいたします。

 

□ 受講料(1教科:120分×2日間)

RAKUTO生価格:10,800円

一般生価格:通常12,960円→新校舎移転キャンペーン10,800円

教材費: 1,080円

合計  :11,880円

※ RAKUTO生には、複数受講割引があります。

2教科→1,000円引き 3教科→3,000円引き

 

□   場所:RAKUTO箕面校

 

□ 対象:小学校全学年

※算数のみ、新3年生以上のお子さま、ホップクラスに1年以上在籍のお子さまのご受講

をオススメいたします

 

□ お申込方法

① メールにて(『特別講座申込』とご記入いただけると助かります)

② お電話にて 0120-485-899(担当:にいどめ)

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こどもは、ある日突然、ちょっとしたきっかけで、スケールが大きく変化したりします。

そして、その変化がつくと、おもしろいように吸収し、上達するようになります。

興味のある方は、今すぐお申し込み下さいね。

お待ちしております。

RAKUTO箕面校

クリエイティブに生きているこどもたちがやっていること。

こんばんは。にいどめです。

今週も1週間が終わりましたね。

新しく入学してくれたこどもたちも、2週目で慣れたのか、笑顔や同じクラスになった子たちとのふれあいが見られています^ ^

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RAKUTOでは、カリキュラムが2月スタートなので、1月は年間カリキュラムの最終月。

ということで、難易度もアップ。

チャレンジしているのもそう簡単にはいかない難問ばかりです。

 

でも、こどもたちは「むずかしいー!!」と言いながらも、じっくりと粘り強く取り組み、いっぱいいっぱい考えていました!そして、どんどん興味の広がりも。

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1年生や2年生のみんな、歴史で伊藤博文さんの勉強をしていたとき、『初代内閣総理大臣』ということを知り、「じゃあ、今の総理大臣は?」と言い出した子からスタート。

「安倍さんだよ!」
「あっ、見たことある!」
「じゃあ、2代目は誰なんだろう!?」

と、歴代の総理大臣の調べ学習がスタート。

2代目から順番に97代目まで(笑)駆け足で見ていきました。

そのなかで、2回、3回と務めているひとを知ったり、政権の長いひとや短いひとがいることを知ったり、いろんな政党があることに気づいたり…。

なんで、そんなにやっているのが長いひとがいたり何回も務めるひとがいたりするんだろう??という疑問や興味がわきでていました。
(時代観や戦略、人間関係の活きたすばらしい勉強になります)

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地理で北海道について学んいるとき、「北海道は日本で一番広い都道府県なんだって~」という話が出ると、

地図絵本を見ながら地形や特産物について調べ始める子、
「日本で2番目に広い県はどこ?大阪は?広島は何番目??」となり、
「日本でいちばん長い川は信濃川なんだよー!」と言った子から広がりを見せ、

「2番目は?3番目は?、世界でいちばん長い川は?広い国は??」

と、どんどんと連想して調べていきました。

「学ぶことと遊ぶことはいっしょ」

それを、こどもたちが見事に体現してくれているな~とうれしくなりました^ ^

「97代は安倍さん、じゃあ、100何代目は…ふふふ、どめ君かな…」

と冗談でいうと、

「先生はずっとRAKUTOの先生でいてよ!」と言ってくれる子も。
(ありがとう!)

それだけ、こどもたちからは発想や興味がどんどんと出てくるので、毎回の授業で時間がいっぱいいっぱい。毎回が、ドラマのようです。

お迎えがあるので、時間通りに終わらせようとすると、

「延長してよ!!」とクレームが出たり、

時間通りに来てくださった保護者さまが「早く迎えに来ないで!」と怒られていて、

「あの、何だかすみません…」という気持ちになったり(笑)

ワクワク、ハラハラ、ドキドキな1週間。

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「目的はたくさん考えること、学ぶこと、手段は自由」

そうすると、こどもたちの自主性がどんどん育まれ、

ひとりで学ぶ子、みんなで協力して学ぶ子、

静かに考える子、わいわいとにぎやかに考える子、

文字で論理的に考える子、絵やイメージで直感的に考える子、

紙に描き平面的に考える子、ものをつくり立体的に考える子、

など、その子の個性や強みがどんどんと出て、また、他の子の考え方にふれ、さらに自分のやり方がブラッシュアップされたりなどするのがわかるんですよね。

心理学者のエドワード・L・デシさんは言います。

「人間には本来、新しいことややりがいを求める傾向や、自分の能力を広げ、発揮し、探求し、学ぶという傾向が備わっている」

「権威に頼る解決策では問題を悪化させることはあっても改善することはない」

これからも、自分の内面から出てくる気持ちややる気、自分が生まれ持った才能や気質を大事に、自分で考え、つくる、自由でクリエイティブな人生を歩んでいってもらえたらなと思います。

RAKUTOの新年度カリキュラムは2月からスタート。

2年間で6年分をインプットし、最高の未来につながるためのしっかりとした土台とセンス(脳の回路)づくりをしますが、もし、お子さまにクリエイティブな生き方をしてもらいたい、本当の賢さ、地頭を身につけてもらいたいという方はまずは体験授業にお申込みくださいね^ ^

すばらしい仲間、こどもたちといっしょにお待ちしております☆

素敵な新年のスタートになりますように!

(にいどめ)

【2014年の感謝と最高の2015年へのようこそ】

こんにちは。にいどめです。

2014年はFacebookやブログなどをご覧いただき、また、RAKUTO箕面校をご愛校いただきありがとうございました。

 

ありがたいことに、年末はクリスマスや12月27日まで体験のお申込みや1月からの入塾のお申込みをいただきました。ありがとうございます。

来年度、みんなのどんな変化が見られるんだろうと、ワクワクしています。

(すでに、2回目会ったときには、教室内を走りまわってくれるなど、なじんでくれていてうれしかったです)

 

27日の授業最終日には、以前、箕面校で学んでくれていて、今はアメリカで充実した生活をしている男の子からクリスマスカードも(あれっ?日程が…笑)。

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お引越ししても、こうやって覚えていてくれること、本当にありがたいなと思います。

あたたかい気持ちになると同時に、年内の授業を終え、ようやくホッと一息。

 

僕個人としては、27日の夜から、
いっしょに箕面校を盛り上げていってくれているパートナー、大変すぎるくらいお世話になっている僕の人生の先生とでもいう方、

保護者さま、活躍されている先輩、姉のように慕っている方や、大学時代働いていた塾でいっしょだった10年来の親友など、いろんなひとに会う毎日。

ほんとに素敵な年末を過ごさせていただいています。

 

たくさんの話をし、すごくうれしかったのは、

「君のやっていることは、こどもたちの人生を変えているんだよ」

「自分のこどもに一生残るものを授けてもらうってことは、それは、親としては、お金に換算できるものじゃないんだよ」

「どめのやっていることとか、本当にすばらしいことだと思うよ。Facebookとかでしか様子わからないけど、たのしそうやし、お金も時間も節約できて、もっとラクできたやろな~オレやっときたかった~って思ってるもん(笑)」

「うちも通わすからね~よろしく!」

という、お子さまを持つ先生や先輩、姉からの言葉。

他にも、

「芦屋につくって」(がんばります)

「人生変えてるんだから、いっそ、授業料10万円にしたら?」(ムチャすぎます)

「情報を集めるのとまとめるのがこどもの時から練習できるんやで、いくらでも払うよね」(やっぱり特別に10万円でお願いします)

など、うれしい言葉や勘弁してくださいという言葉を、いろんな方から、たくさんいただきました。

「来年の目標は?」

と聞かれ、

「こんな感じです」

と返すと言われた、

「…しょぼ過ぎる。こどもたちの無限の才能を引き出したり、可能性を広げ、未来をつくる仕事をしているのに、お前自身の未来が、夢がなさすぎる」

という言葉には、憔悴しきりました(笑)

「わ、わかりました…じゃあ、こうします」といろんな方にいろんな約束をしてしまったので、2015年、僕自身、グンとパワーアップする1年にしたいなと思って、現在、にやにやと妄想しながら、研究や計画の練り直し中です。

すばらしいパートナーのみんなと、新しくいっしょに学ぶみんなと、さらにいいものをつくっていきます。

2014年、本当にありがとうございました。

みなさまにとって、2015年がますます素敵で思い出いっぱいな1年になりますように。

箕面校は、今年はより、こどもたちの最高の未来につながるワクワクする学びを追求し、パワーアップし、お待ちしております。

新年は、1月5日、6日の冬の特別講座、通常授業は7日の水曜日からスタート。

冬の特別講座も、まだ調整可能ですので、迷っておられる方は、ぜひ、1回きりの講座ですので、お申込みくださいね。

メールやFacebookのメッセージではいつでも。お電話ですと、1月4日からお待ちしております。

個人的には、作文講座が、1時間、1時間深めていくものになっており、作文力だけでなく、読解力にもつながる頭の使い方のクセづけができる濃いものとなっているのでオススメです。

(ちなみに、講座中には、いろんなワークやプレイがあるのですが、ひびき先生は、お友達を食べ、よだれをたらしながらお兄ちゃんを蹴とばすそうです)

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それでは、よいお年を。

そして、みなさまにとって、2015年が素敵な1年になりますように!

(にいどめ)

【冬期】1年の最後に、勉強を味わう時間を

【1年の最後に、勉強を味わう時間を】

変化を感じる、ちがいを感じる。

思いついたものを描いてみる、つくってみる。

自分の考えについて話し合ってみる、深めてみる。

自分のすばらしい可能性、未来について想像してみる。

 

推理小説を読み、真実に迫るときのワクワク。

世の中の不思議に気づいた、知ったときのおどろき。

ドラマを見て共感し、一喜一憂するときの心の動き。

新しい土地を訪れ、知らないものに出合い、ふれたときのドキドキ。

 

本来、勉強というのは、そんな風に自由で感情の動くおもしろいもの。

僕たちは、そう考えています。

 

でも、毎日出される課題やつけられる○×、忙しさに流され、

いつのまにか勉強がやらなくちゃいけないもの、つまらないものに…。

 

ずっと続く学びが、やらされるもの、つまらないものであることは、ちょっとかなしいなと思います。

 

そこで、RAKUTOでは、年末年始の時間を使い、普段はなかなかできない、連続した、集中した学びを。

 

マジックを見ながら、そのトリックを考えているうちに、数の法則、規則性、図形の感覚を学ぶ算数。

 

今年1年を振り返り、目立った、心に残ったニュースをまとめるうちに、意見の伝え方、書き方を学ぶ国語。

 

そのとき、その時代のひとは、何を感じたのか、どうしてそんなことが起こったのかを想像し、追体験し、感じ、つくりながら思いをはせ、歴史のおもしろさにふれる社会。

 

はじめての子も、2日間が終わったときには、リラックスし、学びに対してオープンになっている。

そんな、少人数で、集中して過ごす時間。

 

ぜひ、新しくできた教室に味わいに来てください。

 

こどもたちの1年の最後が、おもしろい学びでありますように!

 

お会いできるのをたのしみにしています^ ^

 

□日程と時間

(12月日程)

12月26日(金)、27日(土)

【算数】10:00~12:10

(ランチタイム)

【国語】13:30~15:40

(おやつタイム)

【社会】16:20~18:30

 

(1月日程)

1月5日(月)、6日(火)

【算数】10:00~12:10

(ランチタイム)

【国語】13:30~15:40

(おやつタイム)

【社会】16:20~18:30

 

□受講料

(1教科:120分×2日間)

RAKUTO生価格10,800円

特別講座受講生価格(通常)12,960円→新校舎オープン記念10,800円

教材費:1,080円

合計:11,880円

 

※RAKUTO生には、複数受講割引があります。

2教科→1,000円引き

3教科→3,000円引き

 

□場所:RAKUTO箕面校

 

□対象:小学校全学年(学年によりゴールが変わってきますのでどの学年のお子さまでもご受講いただけます)

 

□お申込方法

①お問い合わせフォームより(『特別講座申込』とご記入くださると助かります)
http://www.rakuto-minoh.com/contact/

②お電話 0120-485-899(担当:にいどめ)

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成長のジャマをしない

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成人式のニュースを見ていて、ふと、
きっと、RAKUTOの子たちのなかには、その頃、海外に出ていたり、在学中に何か自分で始めたり、友達といっしょに始めたりしている子もいるんだろうなと思いました。

そのときに、ふらっと遊びに来てくれたり、アツく、深く、対話したり、話してくれる興味深い専門的な話に

「何それ、教えて!」

と言ったりする日が来るのがたのしみだったりします。

そんな先のことを見ながらも、そのためにも、いま、こどもたちの発達段階を飛ばしてはいけない、

詰め込んだり、教え込んだりして「自分の経験から学ぶ」という段階を飛ばしてはいけないなと感じます。

身体で感じて、なぜなのかをいっぱい考えて、試行錯誤して、学ぶ。

心理学者のピアジェさんが、6歳~11歳は、「具体的操作期」といい、具体的な対象を離れると論理的に思考することができないと言ってましたが、発達段階を飛ばすと、その後の成長過程が不安定になり、知覚する力が弱まったり、成長を阻むのだそう。

ゲシュタルト心理学の創始者の一人、マックス・ヴェルトハイマーさんも、

「平行四辺形の面積がなぜ“底辺×高さ”なのかを理解している子どもは、それを機械的に暗記している子よりも、公式をよく覚えているし、他の幾何学系の面積の出し方も自分で出してしまう」

とおっしゃったそうですが、小学生の時期は、とにかく体感して、考えて、学ぶことが大事。

それにより、考える力が身につき、また、考え抜くという経験を通じ、自分を信頼してもらっているという満足感や、自分でできるという自信にもつながります。

明後日、学校でテストがあるという5年生のSちゃんに、

「テストどうー?」と聞いたところ、

「うん、まあやってるー今日も漢字やってた」と余裕。

勉強のやり方を聞いて、こういう風にやったらもっといいかもという話はしたとしても、みんな自分でちゃんと考えるようになっているので、安心感があります。

いっぱい考えるって経験を積み、結果も出て、自信がついたんでしょう。

たのもしい(*^ ^*)

どんどん成長し、たのもしいこどもたちを見て、自分もいっぱい勉強しよう、20歳になった子たちの話についていけなさすぎたらカッコ悪いぞと感じるのでした。

負けないよ、みんな…!!

すでに、5年生2人と6年生1人の協力チームには、先週、算数の計算で負けかけていましたが…

みんなが自分で学ぶ力をつけ、どんどん追い抜いていってくれますように☆

写真は5年生の女の子が描いている北海道地方のマインドマップの途中の様子。

RAKUTOに来て、絵がうまくなったと喜んでいます(笑)いろんなものに絵を描き、観察する目やマネするクセもできています。まさに、天才性の開花です♪

ダメ出しをしたくなる理由。

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調子がいい日、悪い日。
気持ちがノッテいる日、なんだかノラない日。
いろんな日があります。

ほとんどの場合、体調や感情によるものですが、みんな自分が何を感じているのかなんて気をかけずに日々を過ごしています。

授業中、
「前はできてたのにな…」
「あれ!?これ簡単だよ!?」
「集中力がないな…」
「なんで、やらないんだろう?」

と感じることがありました。
視野が狭くなり、口調や態度が厳しくなっているのにも気づきます。
それに伴い、全体の集中力はますます低下。

「いったい、どうすれば…」

少し息を抜き、自分のなかで起きていることを冷静に見ました。

すると、予定していた通り授業をうまくやりたい自分、ちゃんとしたい自分、良いところを見せたい自分がいることに気がつきました。

そこには、自分の思い通りにならないことへの不安、まわりからどう思われるかという自信のなさ、なんでできるのにやらないんだよという悲しみなどの感情が。

それらを噛みしめ、集中できていないなと感じる子に、「どうしたの?」と聞くと、

「今日、学校でこんなことがあったんだ」
「いま、すごく不安で集中できないんだ」

というような答えやメッセージが返ってきました。

自分のなかで起きていたことに気づき、少し落ち着き、こどもたちのすばらしい点にフォーカスを当てると、高速リスニングに何回も挑戦していたり、問題を解けないまでも試行錯誤していたり、いつもより何倍も気合の入ったマインドマップをかいていたりと、たくさんのいい点が見つかります。

できていないように見えたのは、ほんの一部を切り取ったに過ぎませんでした。

終わったあと、毎回、新しいことを学ぶのをすごくたのしみにしている子に「今日はあまり進まずにごめんね」と言うと、「いいよー。それより先生、いつ塾に遊びに行っていい??」という返事が。

スカッとさわやかにゆるす子に、
「こどもたちは先生、先生って言ってるけど、ほんとこっちが学ばせてもらっているな。たくさんの愛をもらっているな」
と感じました。

「まわりは鏡、自分の持っているものを鏡のように見せてくれているんだよ」

と心理学では言いますが、こどもたちはほんとにすごくピュアで、澄んだ鏡なので、自分の持っているものをきれいに見せてくれます。

自分のなかにある感情や痛みは、感じ尽くすと消えていきますが、何か見えるたび、しっかり感じて、解放してあげての連続です。

こどもたちには、考えるだけでなく、しっかりと自分の感じていることに意識を払ってもらい、本音の部分を話すことを大事にしてもらっていますが、みんな本音で話すので、すぐに仲良くなります。それも、深く。

心でつながると、絆が生まれるんですね。

今日は、学校のちがう、ケンカ友達であり、おたがいに気になる男の子同士が、いっしょに冬に遊ぶ約束なんかをしたり、保護者さまのたくさんの情熱や愛にふれられたりと、なんだかたくさん心のつながりを感じた1日でした(*^ ^*)

勉強だけでなく、たくさんのつながりをRAKUTOで感じてもらえたらなと思います。

写真は2年生の男の子のかいた『天気』のマインドマップ。この自由な心、大切に育んでいきたいです。

学びを助け合える友達を持つ。

以前、尊敬する方から「仕事はチームでやればいいんだよ」という考え方を聞いたとき、目からうろこが落ちました。

たしかに、仕事もプライベートも充実した方たちを観察してみると、自分の得意なことを活かし、協力して、最高のものをつくりあげています。

そこで疑問がわきました。

「あれ?でも、こどもの世界で求められているのは、協力ではなく競争。ひとりでいい点を取ることだな。ぜんぜん違う」

たのしそうに学び、どんどん伸びる子は、競争するより協力した方がいいことを体感で知っています。

授業で大事にしている、みんなで協力して考える、アイデアを出し合う、解く、というプロセス。

算数の問題などをやっていると、最初は「よし、勝った!」「負けた…」という子もいますが、慣れてくると、不思議と、自分のペースでどんどんやる子や、「どうやったの?教えて!」という教え合いが発生。協力する、高め合うという意識が芽生えてきます。

教える、説明するということは、一つ上の抽象度が必要とされる行為なので、教える方は考える力が鍛えられ、教えられる方も理解しようとし、考える力が鍛えられています。

今日も、こどもたちは難しい問題に協力して考えることに挑戦。「こうじゃない?」「なんで?」など教え合い。

また、マインドマップをかいているときにも、

「先生、そこの枝、逆の方がわかりやすいと思う~」
「ここのところ、字じゃなくて、絵にしてもいい~?」

など、たくさんのアイデアが。

もちろん、OK!

「どうやったらわかりやすいか?」
「どうやったら伝わりやすいか?」
「どうやったら見た目がきれいか?」

ステップの授業は、毎回がミニPDCA(Plan,Do,Check,Action)をグルグルと回しているよう。
マインドマップという思考ツールを使って、考える力のトレーニングをしています。

そして、その協力を通して、ちがうものも。

高学年の男の子や女の子だと、照れくささなどもあるものだと思いますが、いっしょに学ぶうちに、「○○くん」、「△△ちゃん」と名前で呼び合うようになりました(*^ ^*)

時々、照れてちがう呼び名に戻っているときもありますが(それがまたかわいい)すごく素敵な光景。

今日の最後にも、今週からスタートした宮沢賢治さんの文章を読んだことのある子と知らない子の間で、

「最後教えてあげようか~?」「いや!言わないで!」
「じゃあ、ちょっとだけ教えようか~?」「いや!…でも、ちょっとだけ…」

と、言いたい男の子、知りたい女の子の駆け引きが。たのしそう♪

これからも、協力を大事に学びを深め、それぞれの輝きを増していきますように☆

写真は、5年生のSちゃんの『太陽』に関するマインドマップ。自分で考えて、絵をたくさん取り入れるなど、工夫がいっぱいです(*^ v ^*)

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本当の理解とわかったつもりの間。

こんばんは。
すっかり朝晩は寒くなりましたね。人生がときめく片づけをした結果、冬服がなくなり怯えているにいどめです。

今日は木曜日のステップクラスでした。

算数の時間には『倍数と約数』について勉強。
「今日は倍数と約数やるよ~」と言うと、学校で習っている子もいるので「知ってる知ってる~」「もう、やった~」の声。

ふふふ。

「それじゃ、倍数と約数ってどんなのだっけ?みんなにわかるように説明してみて~」
「よーし、じゃあ、僕から!えーっと…」
「んっ、どういうこと??」
「……うわーっ、わからん!」

よく見られる「わかったつもり」。
それを防ぎ、きちんと理解しているかをチェックするためには、その情報について説明してもらうのがひとつの方法(ただし、なごやかな雰囲気で)。

最近話題の本、TEDxTokyoにも出演した狩野みきさんの『世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業』には、本当に理解できているのかをチェックする方法として「5歳児に説明するつもりで話してみる」とあります。

5歳児(25歳サバ読み)にいどめや他の子たちに向かって説明し、みんなでじっくりと考え、曖昧だった知識を確認していきました☆

じっくり考え、逆に社会の時間には6倍の速さで学習、マインドマップにまとめるなど、みんなかなりアタマを使い、「疲れた~~!!」と授業終了。

授業前には宝探しゲームをしたり、休憩時間には、昨日誕生日だった6年生のお祝いをしたりとテンコ盛りだった一日。

こどもたちにとって、遊びの秋、そして、大きな学びの秋になればいいなと思います(*^ ^*)

先週から始まった宝探しゲーム、先週は素直すぎる隠し場所に「ふふふ、素直だな~かわいいな~」と思っていると、今日は「何とこんな盲点をつくとは…」というような隠し場所に。

「先生、僕、隠して帰るから帰ったあと見つけてね~!」と言い残し帰ったYくん。

ぜ、全然見つからなかった…完敗です。人間の視覚が捉えにくいところや盲点など、考える力が育ってきています。(ちょっと困りましたが)
写真は倍数や約数などを説明しようと前に集まったこどもたち。みんなホワイトボードが大好きです( ̄▽ ̄)

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