一流の先生と環境で学ぶ

こんばんは。

新留です。


今年も、卒業生の所属するSKO(スーパーキッズ・オーケストラ)の演奏会に行ってきました。

佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラ2024

https://hpac-orc.jp/sko/

今年も満員御礼だったそうで、会場はすごい熱気でした。

僕や家族にとっても夏の恒例行事のようになっており、

毎回、素晴らしい音楽と溢れる若さに(笑)元気をもらっているのですが、

今年は、娘が小さいということもあり、奥さんが行くことができずに、1人で参加してきました。

何だか今年は、「大人」な感じで、技術の高さを感じ、

「いや〜よかったな〜」というより、

「いや、すごいな……」と圧倒されました。

保護者さまから、他のSKOのメンバーのお話などを聞くこともあるのですが、

やはり、超一流の先生のもとで学んでいる子どもたちは演奏だけでなく、人間的にも素晴らしいなというのを改めて、音で空気感で感じさせてもらいました。

(毎年、リピーターも多いのだろうなと思います)

そして、卒業生の子も、

今年もお客さんの前で、数人だけで演奏をするというすごいことを堂々とやり遂げていて、本当に尊敬でした。

宿題は夏休みの最後の最後まで終わっていなかったようなのですが、音楽以外のときとの差にびっくりです(笑)

小学生だったのが、今やもう高校生となり、SKOを卒業していく年齢になっている(身長も余裕で抜かされました)。

子どもたちの成長って、ほんとに、こちらが予想できないくらいですね^^

さて、SKOでは曲目の間に、オーケストラのメンバーや佐渡裕さんが話をするのですが、

普段は海外にいて、この活動や公演のためだけに帰ってきたり、

卒業後、芸大に進んだり、海外に留学したり、コンクールで賞をとったりと、

本当に才能豊かな子たちが集まる場所であり、

その才能をしっかりと育む場所でもあるのだなと感じます。

才能を伸ばす際、先生と環境って大事だというのをひしひしと感じます。

SKOの子たちが話しているのを聞いていると、

「他のみんなのおかげ」という言葉や「感謝」、

「何回も諦めなかった」というような言葉がよく出てくるのですが、

佐渡さんといると元気が出る、

時には厳しい言葉もあるけれども、そこには愛情がある。

助けてくれたり、高めあう仲間がいて、いろんなことができるようになっていく。

きっと、そういう環境の中で、みんなは幸福感を感じているし、

能力的にも、人間的にも成長もしていくんだなと思います。

佐渡裕さんがいつもみんなにいう言葉に、

「才能と努力と運は足し算、これに感謝力というかけ算があれば奇跡が起こる」

というものがあるそうなのですが、

この「感謝」というのも、幸福感を高める方法の一つだったりします。

何度も何度もオーディションに落ちて数年越しにやっとSKOに入れた子もいるし、

何度も何度もオーディションに挑戦し、ソロやアンサンブルに選ばれた子もいる。

そういうなかで「謙虚さ」や「粘り強さ」、「やり抜く力」も育まれていきます。

そんな才能を育んでいく場所になるため、

いちばん大事なのは、「ポジティブな感情」。

普段からかけている言葉への意識というのが大切になってきます。

人って「無意識に受ける刺激」にコントロールされていて、

例えば、全然知らない人が通りがかりに「無理だよ」、「失敗するよ」ということを耳にするだけでも自制心が弱まったりすることがわかっているのですね。

今年もSKOの子たちのすばらしい演奏や才能、熱量にふれながら、

RAKUTOに通ってくれている子たちにも、

これからたくさんの奇跡を起こしていけるよう、やっていきたいなと思いました^^

SKOめちゃくちゃおすすめですので、

ぜひ、機会があれば、生で見に行ってみてくださいね。

ほんとにみんな小学生、中学生、高校生!?と、びっくりします(笑)

もちろん、僕は来年も行く予定です。

(毎年、保護者さまにチケットを取っていただいて感謝です!)

来週月曜日に、今年もテレビでも放送されたりするようなので、

よかったら、見てみてくださいね。

https://www.mbs.jp/event/page/f5f07a557ed3185ef167b99216ee3bcfd7ea88e9.shtml

ではでは、また。

今週もいい1週間になりますように!

春期講習2024のご案内

一生残る4時間の体験を。

「RAKUTOでやったあれ、めっちゃ覚えてるわ〜」

RAKUTOの季節講習をずっと受け続け、

今は難関中学に通う男の子が言っていた言葉です。

RAKUTOの季節講習は、

ただ知識を暗記したり、問題をたくさん解くのではなく、

先生の質問から、「何でだろう?」と考え、

「こうじゃないかな」と仮説を立て、

「こう思う!」とディスカッションし、

スライドで学習、

学んだことを工作して、体で学んでいきます。

と言っても、授業内容に関しては、

数百枚のスライドを使って学んでいくので、

その分野に関しては、たくさん、深く知識や用語を手に入れ、

体感しながら、つながりで理解していきます。

そんな「きっかけ」にも、「記憶」にも残るRAKUTOの季節講習。

学ぶことが好きに、

そして、

どんな時代でも自分で学んでいける子になるために。

そのためには、

「学ぶ時期」と「学び方」が大切です。

今回の春期講習では、

作文、算数、理科の3教科で開催します。

今回の4時間をきっかけに、

「勉強って楽しいよね」

そんな風になっていってくれますように^^

※何かご不明な点や、「うちの子、どの教科を受講したらいいかな?」と気になる際は、メールやLINEなどでお気軽にご相談ください

https://lin.ee/m8t8QpX

※高学年講座の受講は原則「RAKUTO生のみ」となっております

(他塾さんに通われていたり、高学年になったけど気になるかな、今からでも大丈夫かなと思われた際は、一度、ご相談くださいませ)

※お昼を挟んで受講される方は教室で昼食をとることができます

※春期講習期間中、通常授業はお休みです

【対象】

小学校全学年

【受講料(1教科:60分×4コマ】

RAKUTO生11,000円(税込)

一般生13,200円(税込)

※別途、各教科教材費として1,650円(税込)がかかります

※高学年講座は教材費が異なります

【お申込方法】

申し込みフォームよりメールにてお申し込みください(24時間受付中)

(学年など必要事項をご記入の上、お問い合わせ欄に「春期講習」と「ご希望の日程(A日程、B日程)、教科(作文、算数、理科)」をご記入ください)

※面談などで、お電話はお取りできない可能性が高いため、お問い合わせやお申し込みはメールやLINEでお願いいたします。ご質問などもお気軽にお寄せください

【お申し込み後の講座キャンセルについて】

お席の確保と教材の準備がございますので、お申し込み後のキャンセルはご容赦くださいませ。

キャンセルの際の料金は以下のようになります。

開催1週間前〜2日前まで:テキスト・教材費を頂戴いたします。

前日・当日のキャンセル:受講料、テキスト・教材費全額を頂戴いたします。

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学ぶ楽しさ、探究する面白さを知る。

そんな新学年のスタートになりますように^^

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※何かご不明な点や、「うちの子、どの教科を受講したらいいかな?」と気になる際は、メールやLINEなどでお気軽にご相談ください

https://lin.ee/m8t8QpX

※外部生のお申し込みは申し込みフォームよりメールにてお申し込みください(24時間受付中)

(学年など必要事項をご記入の上、お問い合わせ欄に「春期講習」と「ご希望の日程(A日程、B日程)、教科(作文、算数、理科)」などをご記入ください)

※面談などで、お電話はお取りできない可能性が高いため、お問い合わせやお申し込みはメールやLINEでお願いいたします。ご質問などもお気軽にお寄せください

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比べる? 比べない?

こんにちは。

新留です。

昨日のこと。

6年生の子が自習の時間に、去年受けていたクラスの問題をやりたいということで用意したところ、

他の子たちにもその輪が広がり、どんどん問題を解いていっていました。

解いたものの丸つけをし、

去年の自分の点数と比較。

毎年、問題を作り替えていて、今年は去年より少し難しめに作成していたのですが、

子どもたちは、

去年よりも大きく成長した自分、

あまり成長していないのでは? という自分(もちろん成長しているのですが)に一喜一憂していました(笑)

今の自分は成長しているのだろうかと不安になることもあるかもしれませんが、

去年の自分より成長しているのを実感し、

目標にどれくらい近づいているのか、

まだ距離があるのか、がんばらないといけないのかを感じてもらえたらなと思います。

さて、中学受験を考えている人は、

中学年になってくると、「テスト」というのを受けることが多くなってくると思うのですが、

「テスト」というのはものすごく重要なものです。

でも、テストが好きな子ってあまりいないのですよね。

(まれに好きでそれは優越感を感じたり、マウントを取れるからという子もいるかもしれませんが、その心理などに関しては今回は割愛します)

おそらく、

「評価されるもの」というものがあるのだろうなと思います。

でも、本来、テストというのは「不安」を煽ったり、「罰」を与えたりするものではないのですよね。

不安やストレスは学習能力を大幅に下げます。

あくまで、どんな状態かチェックするためのものなのですよね。

なので、

保護者さまには、もし自分が不安になりやすいと感じるなら、

親子関係が悪くなりそうなら(笑)

子どもに早くからテストや模試を受け始めないようにと伝えています。

そして、

テストを受けたとしても、その後の「結果」や「成績表」というものも使い方に注意が必要で、

成績表によっては情報が不十分で、なぜ間違ったのか、具体的に、どこを、どう修正すればいいのか、ということを教えられず、

合計点が良かった、悪かった、目標にはどれだけ足りません、ということが書かれているだけのものもあります。

「学習→テスト→フィードバック→練習」

というのは成長のための鉄則ですが、

テストは「理解度を知るため」、「修正点を見つけるため」のものであるという認識、

テストを受けても、そのままにしておくのではなく、

間違いを分析し、基礎を確認し、クセを修正し、

できるようにするためにくり返していくことで力がつく、という意識の持ち方が大切です。

テストは、

「僕は、私はどんなものだ」というセルフイメージを押しつけたり、

「間違えることはよくない」とマインドセットを硬くしたり、ストレスになったりするものではない。

そんな考えが広まっていけばいいなと思います。

そして、

そういうことを知っている先生、

そういう使い方をしている先生が増えて、そういう先生たちといっしょに働いていけたらなと思います^^

注意を払うものに注意する

こんにちは。

新留です。

先日のこと。

電車に乗っていると、隣に大学生ぐらいの男の子が座ってきました。

座ってすぐに本を取り出したので、

「大人でもスマホばかり見ている子が多いなか珍しいな〜」

と思っていたところ、

すぐにスマホを取り出し、貧乏ゆすりをしだしました。

スマホを出したり、直したり、

全然勉強をする気配がない……

隣で行われる「高速貧乏ゆすり」に注意を奪われそうになりながらも、

1つのことに集中することって改めて難しいのだなと感じた出来事でした。

さて、

今、1つのことに集中することがしにくい環境になっていたり、

1つのことに集中できない子が増えているのは確かなのですが、

何かを身につけようと思ったら、

1つに集中するということはものすごく大事です。

脳というのは「注意」を払ったものを取り入れるからです。

「invisible gorilla」(見えないゴリラ)という有名な実験がありますが、

人は注意を払ったもの以外は、見えていても頭に入らないのですよね。

スマホでLINEをチェックし、あれ? いま何時だっけ? とまたスマホを手にとったりするのも、スマホの画面を見てはいますが、注意を払っていないので頭に入らないから。

「見える」と「見る」には大きな差があるのですね。

ですので、学習する際には、ぼけーっとしないよう注意が必要です。

視覚的なものや、耳から入るものでも、

注意をそらせるものが多いのはあまり学習環境的に良くなかったりします。

(種まきという意味ではよかったりもするのですが)

授業内でもよく子どもたちに伝えていますが、

今のうちからテレビを見ながらの勉強や音楽を聴きながらの勉強、

スマホや携帯電話を手の届く範囲に置きながら(近くにあるだけで意識を取られます)の勉強などはしないようにしていきたいですね。

生徒が授業中にスマホの使用を認められると、その授業内容についてのテスト結果は何ヶ月経っても悪い

という研究もあるように「ながら勉強」には注意が必要です。

勉強も、遊びも、趣味も。

いろんなことを楽しむためにも、

「マルチタスクはただの注意力散漫」

を胸に刻み込み、やっていきたいですね^^

かわいい絵です^^