第2の長友育成計画。
今日は後半の国語、社会の授業前に体幹トレーニング!
箕面校から第2の長友選手を輩出するため。
…ではなく、余分な力を抜き、カラダ全体で学べるようにするため。
数日前まで熱があった子や、風邪で体調不良の子がいたので、本調子ではなく、集中力は低め。後半になり、かなり全身のバランスが崩れてきたな~と感じたので、体幹トレーニングをし、身体をあっためて、バランスを整えました。
速読のため呼吸法もやり、そこからの集中力は見事。
身体があったまり、開き、心もオープンになったからか、
マインドマップの絵は色鮮やかに、
質問から答えを探すためのスピードは超速に、
そして、声は大きくなり、意見はどんどん飛び出し、
最後は、芥川龍之介さんの名文の音読&読み込みでフィニッシュ!
体育会系なノリの1日でした(*^ ^*)
国語の読解の時間に、身体を使い読み、頭を使い答えには明確な理由があると徹底的に読み込んだ芥川龍之介さんの文章もいよいよ最後に。
「はやく最後まで読みたい~」「僕は先に全部読んじゃったもんね!」なんて、こどもたちは最後を楽しみにしています(^-^)
授業後、「うおーっ、力が余ってるわ~走りたいー!」と公園に向かったこどもたち(←来たとき、ヘロヘロだったのに…)。元気です。
お母さまたちはこんな顔(ー_ー)をなさっておりましたが…(笑)
「脳科学」と名のつく学び方を使い、
こどもはみんな天才なんだ、
「天才性をとりもどそう!」
と思いやっていますが、それは結局、「小さなこどものように学ぶ」ということなんだなと感じます。
ハートをオープンに、全身で、心と身体を使い、素直に、ワクワクしながら楽しんで、できることが増える喜びを感じながら学ぶ。
「フロー」を大事にする。
元々持っている能力を制限するセルフ1(大脳新皮質)の介入を減らし、セルフ2(大脳辺縁系)を大切に学ぶ。
そして、その学び方を体得し、「技化」する。
サッカー日本代表、長友選手は体幹トレーニングをはじめとした激しいトレーニングで、強靭な肉体と精神を手に入れられましたが、
こどもたちは楽しい、考え、表現するトレーニングで「生きる力」「学ぶ力」を育んでいます。
長友選手のような「生きる力」を持った子たちがどんどん育ちますように。
写真は6年生Yくんの国語のマインドマップ作成中の様子。
ブランチにまとめるだけでなく、このあと、自分で本文に出てきた内容を図解化したり工夫していました☆
学ぶ構えのつくり方、フローや、セルフ1、セルフ2などにご興味のある方は、
明治大学文学部教授、齋藤孝さんの『子どもの集中力を育てる』『自然体のつくり方』『呼吸入門』、
M.チクセントミハイの『フロー体験』、
W.T.ガルウェイの『新インナーゲーム』などがオススメです☆