こんにちは。
新留です。
先日、保護者さまからご相談を受け、お話をしていました。
いまの自分や、これからのことに対して、大丈夫だろうかと不安になられていました。
自信たっぷりにやっているように見える人もいるし、
自然体でやっていたら何だかうまくいっている人もいます。
悪戦苦闘しながら体当たりで子育てをがんばっておられる人もいます。
(大体はそうだなと感じています)
お話を聞いていると、あんな風になれたらいいなと思われている人でも、実際はすごく悩んだり、
いっぱい悩んだ結果、いろんなものを手放して、今の状態になったりしていたりするのですね。
自分に自信がない。
よく不安になる。
それってしんどいことだし、
もっと気楽になれればいいな、ポジティブになれればいいのにな、と感じることもありますが、
それって性質みたいなもので、なかなか努力で変えるのは難しかったりするのですね。
僕自身も、たまに、人と関わるの得意ですね! みたいに思われたり、言われたりすることがありますが、
実際はまったくの逆で、ひとりでいるのが大好きで、人と関わるのは苦手なタイプです。
高校生のときには「塾の先生になる」というのを決めていましたが、
大学生のとき、いきなり塾の先生になるのはハードルが高いと考え、まずはスモールステップ、人に慣れるため「スーパーでバイトをする」という期間を設けましたし、
大学生の一般的に就職活動をする時期、職業適性みたいなサイトで外向性、内向性を調べる質問に答えてみると、内向性マックス! 外向性最低! 向いているのは研究者! となりました(笑)
そんな感じですが、20年近く教育業界でやっていて、RAKUTO箕面校を開いてもうすぐ10年になります。(何とかなるものですね)
それに、自信がないというのは必ずしも悪いことではありません。
自分に自信がないことで努力できるし、
自分に自信がないからこそ他の人の役に立ちたいと思えます。
自信がないからこそ、
どんなに経験を積んだとしても、初心者のときのような目で、純粋な目で状況を観察することもできます。
自分に自信がないからこそ謙虚であり続け、他の人に意見を求め、知恵や力を借りようと思えます。
「ダニング=クルーガー効果」という、能力の欠如している人(特に何も知らないド素人から、ちょっと知っているアマチュアレベルになったとき)ほど自信過剰になるという研究もあります。
自分はやればできるという静かな確信もいいですが、
自分に自信がない、それも一つの才能です。
自分の性質を大切に、自分らしく、勉強も、子育てもやっていけたら素敵ですね^^
内向性が高いんだよね…という人にはこの本がおすすめです^^