こんにちは。
新留です。
今年もようやく夏期講習が終わりました^^
子どもたちからは連日、課題が送られてきておりますが、
(まだの子はがんばって!)
先生たちは少し一息という感じです。
毎年、力も持久力も伸びていっている子どもたちに感心しつつ、
こちらは年々、体力的に鍛えていかなくては……と感じます(苦笑)
さて、今年はいつも以上に朝から夜まで受講している子が多かったのですが、
普段クラスで見ていなくて、春、夏、冬の季節講習のときに直接見る機会のある子たちを観察していると、数ヶ月前との成長に驚かされます。
子どもの成長ってほんとに早いですし、コツコツと続けていくというのは大事ですね。
同級生を見ていても、「続ける力」ってほんとに大事だなというのを感じます。
同級生のひとりに美容師をやっている友人がいて、YouTubeをやっているので時々チェックしているのですが、すごいなといつも刺激をもらっています。
その友人は、小学生の時からパワフルだったのですが、高校卒業後、美容師になり、26才で東京の大手美容室1200人などの中で1位に。
ジャパンカップという大会のカットコンテストでも1位になったり、
サマーソニックでもカットをしていたり、
独立後は大阪で3店舗?を経営、今度は名古屋にも新しく出店するようだったりと、今でもパワフルなのですが、
「YouTube大変!」と言いながらも続け、今ではチャンネル登録者数が6万人を超えています。
「6万人」って、箕面市の男性の人口数と同じか、それ以上ですから、すごい人数です。
「続ける力」の偉大さを感じます。
子どもたちでも、この夏、いい感じになってきたと感じていても、
果たしてこのまま継続できるのか、
いや、ちょっとすでにあやしくなってきているぞ…!?
と、続けるのがちょっと苦手だという子も多いかと思いますので、
今回は、「続けるコツ」について3つほど書いてみたいと思います。
よかったら、参考にしていただければと思います。
①いつ、何をするかを決める
中学受験をする高学年の子どもたちにはいつもやってもらうことなのですが、「いつ、何をするか」を決めることは大事です。
学校の「時間割」のように、
「この時間に、この問題集をやる」というのを決めてしまうといいですね。
ポイントは「意志力に頼らない」です。
意志力というのは、普通に生活しているだけで減っていき、考えることはそもそも「しんどい」ことです。
「何をやろうかな」と考えるだけでエネルギーを使い、行動するためのエネルギーが減り、やることへのハードルが上がりますので、
あらかじめ時間をブロックし、そのときにやることを決めてしまいましょう。
②ちょっとでもやる
「やる気がでたら」に期待していたら日が暮れます。
体力も、気力も減っていき、さらにやる気は出しにくくなります。
できる、できないは気にせず、その時間になったら、体を動かし、「ちょっとやってみる」というのが大事です。
やってみて、体温が上がると、せっかくやり始めたし、もうちょっとやってみようかな、ここまではやろうかなとなっていきます。
最初の一歩がいちばんエネルギーを使いますし、やり始めるまでが大変ですので、
その一歩のハードルを低くし、「まずはやってみる」ようにしてみてくださいね。
③自分を責めない
3つ目は、「自分を責めないこと」です。
自分がやりたいと思ったこと、やろうと思ったことでも、体調や気分がすぐれなかったり、環境に左右されてうまく進まないこともあります。
ちょっと変わってきている気はするのに、成長はしているはずなのに、結果が出るまでに「タイムラグ」があるということは日常茶飯事です。
(そういう時って、もどかしいし、へこみますよね)
せっかく、自分のなかにやる気や目的が芽生えたのに、少しサボってしまったからといって、それを自分で責めて、枯らしていってしまうのはかわいそうなことだなと思います。
やってもなかなか芽が出てこないときもありますが、
人にやさしくするように、自分にもやさしくしてあげて、タイムラグを責めたり、恥じたりすることなく、続けていってもらいたいなと思います。
今回は「続けるコツ」について3つほど書いてみました。
僕自身も「続ける力」がないなと、ずっと課題を感じていて、研究や試行錯誤していた人間なので(今でもです笑)
よかったら、参考にしてみてくださいね^^
こんにちは。
新留です。
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【夏期講習残席】
8/8(火),9(水) 算数残1、理科残2、社会残1
8/16(水) 理科残席あり、作文満席
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夏休みに入り、夏期講習の時期になりました。
中学受験をする予定の5,6年生は、がんばりどきですね。
まだまだ目標が決まっていない子も、しっかり決まっている子もいますが、
本当にやってよかったなと感じられる受験になるようにいっしょにしていきたいなと思います。
夏期講習前には夏の面談がありましたが、
何人かの保護者さまからご相談を受けたのが、
「うちの子、ほんとにやっても続かなくて……どうすれば続けられるようになりますか?」
ということ。
「GRIT」(やり抜く力)研究の第一人者、アンジェラ・ダックワースは、
「才能×努力=スキル」
「スキル×努力=達成」
という方程式を示していましたが、
どんなに才能があっても努力の継続がなければスキルや能力、実力は身につかず、何かを達成することはできません。自信も身につきません。
「努力できること」、「努力を続けられること」というのは、「才能のかけ算」につながる大きな力なのですね。
かくいう僕自身も、サボり癖にはかなりの自信があり、苦労もしましたが(笑)
大人になって(遅いですが)いろんな研究や実践をし、続けられるようになったのが、大きかったなと思います。
「続ける力」を伸ばすにはいろんなコツがありますが、
今回は2つご紹介いたしますね。
①「目的」を考えること
「なぜ」はやる気につながります。
子どもが何かをやりたい、大人が何かをやってほしい、と思うことはスタートですが、
「なぜ」は続けていくためにも大事です。
やる気が落ちてきているときは、「なぜ」という原点、それをしようと思ったのかを思い出しましょう。
その際、
「自分はなぜ、それをしたいのか」
「それをすると何ができるようになるのか、どんな力がつくのか」
「それができるようになったら、まわりはどんな風になるのか」
という3つの視点で振り返ってみると、
「自分の大きな目的」に視点を持っていくことができ、おすすめです。
②「手段」を決める
続ける際、「自分ができるようになっていっている」という感覚は大事です。
やってもやってもできるようにならないものを続けるのは苦痛でしかありません。
そのためにも、「やり方」はきちんとできている人、心理的なことや、科学的なことをわかっている人に聞き、その通りにやっていくのが大事ですね。
モテる方法をモテていない人に聞いてはいけないし、
勉強のやり方を近所のおばちゃんに聞いてはいけないのです。
子育てや教育の世界では、
この経験則で語る「近所のおばちゃん」や、昔はな〜と「語りたがりのおじいちゃん」、
たまたま子どもが頑張りやさんで従順だったからうまくいったものなどが蔓延しています。
不安になるといろんな情報を入れたくなるものですが、
不安になる情報をシャットダウンする、いっしょにいて不安な気持ちになる人とは関わらないというのは大事なことだったります。
「自分の感覚に合う人」や「この人いいなという人」で、
感覚や経験則ではなく、きちんと科学的根拠を持って教えてくれる人に「やり方」を聞いてみてくださいね。
まだまだ語り違いところですが、おじいちゃんにはまだなりたくないので、今日はこの辺で。
よかったら、参考にしてみてくださいね。
体調に気をつけ、いい夏にしていってくださいね^^
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【夏期講習残席】
8/8(火),9(水) 算数残1、理科残2、社会残1
8/16(水) 理科残席あり、作文満席
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こんにちは。
新留です。
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A日程 理科、算数満席、作文残席2
B日程 算数、理科残席2、社会残席1
C日程 理科残席あり、作文満席です。
中学受験を予定している方は、今回、算数、理科を受けてみてくださいね。
(いただいたご感想より)
・読み方が身についたのか、すごい変わりました(5年生国語)
・実際に作ったことがあるからか、図形はすぐにわかるみたいです(算数)
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いよいよ夏休みが始まりましたね。
駆け込みでの夏期講習のお申し込みも多く、
なかなか賑やかな夏になりそうで今から楽しみです。
夏休みに入り、時間の余裕ができたからか、子どもたちからいい笑顔が見られていています。
自分自身を振り返ってみると、夏休みって退屈だ〜と思っていたことが多いような気がしますが、
いまの子たちって忙しかったりしますよね。
受験生になると、なかなかそうは言ってもいられなくなったりしますが(RAKUTOの子たちは受験生でもまだまだ余裕がありそうですが笑)、
まとまったお休みでも、生活リズムを崩さず、たっぷり寝て、
暑さに気をつけ外で遊んだり、旅行に行ったり、勉強したりしながら、充実した夏にしていてくださいね。
RAKUTOに通う保護者さまにはそれぞれの夏の過ごし方の話などをお伝えしていますが、
「この夏、何をしたらいいかな?」
という場合、読書の夏などはいかがでしょうか?
読書をしても、直接、読解力がつくわけではなかったりしますが、
言葉を知ったり、
物語にどっぷり浸かって、いろんな感情を味わったり、想像したり。
それって、すごく豊かな体験です。
そして、読書というのは、直接的ではなくても、読解力や共感力、コミュニケーション力などにもつながっていきます。
語彙力のある人というのは、語彙をたくさん、くわしく、正確に知っている人ですが、そういう人って「物知り」なのですよね。
その上、そういう人は自分の詳しい分野について、マインドマップの幹と枝のように、何が上位にあり、下位にはどんなものがあるのか、というつながりができています。
サッカー好きな人は、
Jリーグやプレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、セリエAなど、各国にどんなリーグがあり、チームがあり、どんな選手がいて、どんな監督がいて、ということを知っています。
そして、そのサッカーへの興味をきっかけに、その国の地理や歴史に興味を持ったり、
ある選手を好きになって、雑誌を読んで、自伝を読んで、
ロール・モデルができたり、目標達成について知ったり、トレーニングや栄養摂取の大事さを知ったりするかもしれません。
「好奇心がない」と言われる子がいますが、
好奇心がないのではなく、そもそもの知識がない、少ない、ということも多いのですよね。
いろんなものにふれること、少しでもひっかかりが出たものをきっかけに広げていくことで好奇心がいっぱいになったり、探究心が出てきたりします。
趣味は長期記憶でもあり、残ります。
いろんな本を読んで、1つ語れる分野をつくったりできるようになるといいですね
そして、
「語彙力」がないと読めない、理解できないというのは当たり前ですが、それだけでなく、「語彙力」というのは感情のコントロールなどにも繋がってきます。
いろんな本を読んで、いろんな言葉を知って、いろんなことに興味を持つ。
教育者の齋藤孝さんが『語彙力こそが教養である』の中で、
「より多くの語彙を身につけることは手持ちの絵の具が増えるようなもの」
「語彙が豊かになれば、見える世界が変わる」
と書かれていましたが、
子どもたちがそんな見える世界が変わる夏になることを祈っています^^
こんばんは。
新留です。
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A日程 理科満席、算数、作文残席わずか、
B日程 算数、社会残席わずか、
C日程 作文 残席わずかです
いい夏にしましょう^^
(いただいたご感想より)
・去年、受けてすごく為になったから今年も受けたいって言っています(作文)
・行ってよかった。学校で面積と体積ができるようになったと言ってました(算数)
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突然ですが、蕎麦が好きです。
時間がある時はお昼ご飯に蕎麦を食べたい人なのですが、
個人的に、以前から、お蕎麦屋さんで気になっていることがあります。
「なぜ、あたたかいお茶を出すのだろう?」
真冬ならまだしも、あたたかくなっても、最初にあたたかいお茶を出されることが多いのですよね。
年齢層的にあたたかいお茶の方が好まれる年代の方が多いからそうしているのか分かりませんが、
あたたかいお茶を飲みたいという気持ちが5年に1度くらいしかわかない民としては、
いつも冷たいお茶かお水にしてほしいな……と感じています。
こういう風になかなか自分の思っている通りにいかないことや、
お店側が「意図したこと」と相手が「受けとっていること」にズレがある時ってありますよね。
RAKUTO箕面校はただいま絶賛夏の面談中なのですが、
保護者さまと、そういう親が感じていることと、子供が受け取っていることの「ズレ」の話をすることも多いです。
そして、そのズレが原因で、家族仲が良くなくなったり、子どもの笑顔が減ったり、パフォーマンスが落ちたりすることもあるのですよね。
こんな話があります。
海外のマインドフルネスやウェルビーイング、パフォーマンスの最大化についての研究の第一人者である方が、日本企業の管理職向けのセミナーの中で、
「最近、考え方を変えたことはありますか?」
と質問したところ、一人の男性が手を挙げました。
聞いてみると、
その男性は趣味でバスケットボールチームのコーチをしていたそうなのですが、
ある時、チームから子どもたちがどんどんやめていったそう。
「何かおかしい……」
そう思っていたところに奥さまから痛い言葉がありました。
「あなたって最悪のコーチね。怒鳴ってばかりいて……楽しくやらないと、子どもたちがついてくるわけないじゃない!」
その男性の指導はというと、
ミスした子を怒鳴り、恐怖を与えてがんばらせるという「昭和の指導方法」でした。
その結果、怒鳴られた子は怖がり、他の子たちも、それを見てバスケットボールを楽しめなくなってしまうという状況になっていたのでした。
「いいチームをつくり、試合で勝つ」という「意図」はよかったのですが、そこに伴っている「行動」がよくなかったのですね。
怒鳴っているのはわかっているのだけど、
なぜ、自分はそうなるのかがわからない……そんな状況だったそう。
そこで、専門家でもある講師といっしょに心のなかを見ていくと、
「自分が厳しい環境で育てられてきて」
「子どもは厳しく育てるものだ」
「厳しく育てるからこそ成長する」
という自分の「認識」のクセを見つけられたのだそう。
そして、そこから、
認識のクセを修正するため、自分のいつもの「行動」の流れを書き出し、
「意図」と「行動」を望む結果に合ったものに変えていったそうなのです。
その結果、どうなったか。
チームの雰囲気はよくなり、成績もアップ。
その男性もフラストレーションから解放されたのだそう。
この男性のように、
こうしたいという「意図」と実際にやっている「行動」がズレているときってあります。
勉強でも、
うまくいっていないときというのは、大抵、本当は「選択」をし、少ないものに「集中」してやらなくてはいけないのに、
うまくいかないときほど、不安で行動を増やす方にしていったりします。
でも、不安で選んだものって、大抵、本来の意図からズレているものだったりしますし、
不安でやっていることってパフォーマンスも良くないのですよね。
パフォーマンスを発揮したい場合、
ポジティブな感情とネガティブな感情の割合は「3:1」以上が良いというのがわかっています。
ポジティブの割合が「3」を下回ると、「停滞」や「失敗」のサイクルが回りだすということがわかっているのですよね。
きっと、
「お家での割合ってどれぐらいだと思いますか?」
と聞かれたと想像すると、
「うむ……!?」
と微妙な空気になったりする方もいらっしゃるでしょう(笑)
僕もそうですが、「昭和」の世代って、ネガティブ比が高いのですよね(笑)
ジャンプ世代などもあるのか、気合とか根性とかが好きだったりします。
でも、子どもたちは「平成」生まれであったり、下手をすると、「令和」生まれなのですよね。
そして、
30年、40年前というのは心理学も、脳科学も全然研究が進んでいなかったり、
下手をすると、そんなことを考えたことすらなかったような時代だったりします。
今やられている学習法なども、その時代からほとんど変わっていなかったりします。
なので、
僕らの「認識」自体を、最新の研究結果を踏まえ、「平成」「令和」へと、アップデートしていかないといけないのですよね。
なんだか上手くいかないなというとき、
「意図」と「行動」にズレがあるとき。
そもそもの「認識」が昔、自分がされたことに引っ張られたままになっていないか。
昔から、そういうものだとされてきたものからアップデートされず、そのままになっていないか。
定期的にチェックしてみるのもいいかもしれませんね。
もうすぐ夏休みですが、
いい夏になりますように^^
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A日程 理科満席、算数、作文残席わずか、
B日程 算数、社会残席わずか、
C日程 作文 残席わずかです
いい夏にしましょう^^
(いただいたご感想より)
・去年、受けてすごく為になったから今年も受けたいって言っています(作文)
・行ってよかった。学校で面積と体積ができるようになったと言ってました(算数)
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こんばんは。
新留です。
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A日程理科、算数、作文、B日程算数残席わずかです!
今回は算数、理科、作文、ジオラマ地理の4教科で開催いたします。
たくさんの学びのある夏にしましょう^^
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高学年になると自分のスマホを持っている子も増えてきます。
LINEができたり、ゲームができたり、漫画が読めたり、調べられたり、絵を描いたりも。
電車などに乗っていると、9割ぐらいの方がスマホを見ていたりすることを見ていても、
いろんなことができる分、使い方が本当に難しいなと思います。
(ふと、ポケベルというものがあったのを思い出しました…あれは何だったのでしょうか…)
大人でも、あれだけスマホに時間と集中力を奪われているのに、
子どもだと、さらに付き合い方が難しくなります。
子どもの学ぶ力を高めるためにも環境要因というものはとても大きいのですよね。
大人のように「カフェで集中してしよう」ということも一人ではできませんし、
「ちょっと集中力切れてきたな〜息抜きに図書館にでも行こうか〜」というのもなかなか難しかったりします。
大人の方で学びに適した環境を用意してあげる必要があったりします。
今の時期、気温や湿度なども大事ですが、
(勉強する際は冷房はつけていきましょう)
他に気をつけたいのは「音環境」と「視界のノイズ」、
そして、「スマホなどの電子機器」です。
楽しそうな音のする環境や、視界に気になるものが多い環境では、子どものただでさえ少ない注意力がより散漫になります。
高学年になるとスマホを持っている子も多くなり、それは今の時代的にしょうがない部分もありますが、
スマホなどの電子機器は「近くにある」というだけで集中力が削がれます。マナーモードにしておいてもです。
鳴ってもいないのに、振動してもいないのに、ふと、スマホを手に取ってしまうことってありますよね。
勉強をするときは、必ず「見えない」「さわれない」場所に置くようにしてくださいね。
そして、「道具」というのも大事です。
野球をやっている子には、
忘れ物をした際、
プロの選手が他の選手のバットとかグローブ使うと思う? という話をしたりしますが、
自分にとって使いやすいものを、同じ道具を使う、ということも大事だったりします。
環境面からのアプローチは地味ですが、効きます。
子どもの集中力などが気になった時、
「時間や集中力を奪っているものはないかな?」と、
「環境面からアプローチするところはないかな?」と、
よかったら、チェックしてみてくださいね^^
こんにちは。
新留です。
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いよいよ夏期講習のご案内が始まりました!
今回は算数、理科、作文、ジオラマ地理の4教科で開催いたします。
たくさんの学びのある夏にしましょう^^
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先日のこと。
教室で「漢字検定」を実施したのですが、
終わった後、
子どもたちに、
「どうだった〜?」
と聞いていたところ、
ある子から、
「違った級を勉強してた!!!」
という衝撃の一言が飛び出しました(笑)
「やってしまったな〜」
と言っていましたが、
落ち込むこともなく、
「次も受けよう!!」
とやる気になっていました。
それを見て、
「あ〜すごくお家の環境がいいんだな〜」とほんわかしました。
子どもたちを見ていると、
失敗することを極端に嫌がる子がいます。
急いで消したり、
書き換えたり(バレバレなのですが笑)、
そもそも、自信がないときは書かなかったり。
でも、失敗ってするものなのですよね。
やってしまったときに笑い飛ばす。笑い飛ばせる環境。
これって、学ぶのにすごく大切な要素だったります。
失敗を恐れたり、失敗を隠そうとするのはその環境の心理的な安全性が低いことを示すサインです。
失敗というのは成長につきもので、
失敗することで次にうまくいかせるためのデータが得られます。
フィードバックやアドバイスが得られます。
考えた跡を残さない。
ごまかす。
書かない。
というのでは、次につなげるチャンスを逃してしまうことになるのですよね。
笑える環境。
笑い飛ばせる環境を作れるかどうかって、
子どもたちが学ぶ安心・安全な環境を作るために必須だと思っています。
そのためには大人がどんどん自分の失敗を笑いに変えていって、
子どもに「失敗してもいいんだ」と許可を出せるようにしてあげられるといいですよね。
僕などは雑談のとき失敗談だらけですね……
ええ……
今までにした失敗や、
それが今ではいい経験やいい思い出になっていること、
自分も今でも失敗しているし、
それがあって成長しているんだよということを伝えてあげらえたらなと思います。
「完璧でない」と認めることの謙虚さが場の心理的安全性をつくり、
子どもの自主性と笑顔の多い環境を引き出す。
もちろん、避けられる失敗は歓迎できませんし、
それをよくがんばったねと褒めてあげる必要もないのですが、
失敗って悪いものじゃないんだ、
失敗しながらやっていけばいいんだと感じられて、
笑顔の多い環境をつくってあげられたらいいなと思います^^
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いよいよ夏期講習のご案内が始まりました!
今回は算数、理科、作文、ジオラマ地理の4教科で開催いたします。
たくさんの学びのある夏にしましょう^^
ーーーーーーーー
こんにちは。
新留です。
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今年も夏期講習を開講いたします。
今回は算数、理科、作文、ジオラマ地理の4教科、
日程は7月28、29日の2日間、8月8、9日の2日間、8月16日の1日集中講座の3日程で開催いたします。
(内部生には、別途、高学年向け講座があります)
ご案内は来週からとなります。
もう少々お待ちください^^
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先日のこと。
思考養成クラスでは1ヶ月のまとめとして「3分プレゼン」の時間がありました。
新聞の中から気になった記事について、読んで、まとめて、調べて、まとめ…したものを見せながら、内容について話しました。
しっかりまとめて練習もして話した子、
きれいにまとめたけど話すのに緊張した子、
まとめるのは間に合っていないのに、持ち前のプレゼン力で見事にまとめてきた子(笑)
それぞれの子がそれぞれの色を出していて、見ていて、思わず、ほんわかとした気持ちになりました^^
驚いたのはそこからのこと。
学習にはフィードバックが大事ですが、終わった後、
他の子たちの良かったところや、ここは改善したほうがいいかなと思うところ、
自分でも次回はこうするというのを書いていってもらったのですが、そこで子どもたちの手が止まりませんでした。
「良かったところ」の書く欄が小さいとクレームも来ました(笑)
裏にまで書き、
「もっと書く時間ちょうだい!」
と言われ、
自分の次回への改善点などもどんどん書いていっています。
子どもたちのやさしさと向上心に、こっそりと、ちょっと感動していました。
成長する環境というと、
ほとんどの人は「厳しい環境」というのを思い浮かべると思いますし、実際、厳しさは必要でもあります。
そして、
「続ける力」や「忍耐力」を身につけるためには「厳しい教育」が必要と思う人が多いと思いますが、
心理学の研究で、「思いやり」が大切ということがわかっています。
予定通りにできなくても落ち込まず、もう一度、トライ。
自分を責めるのにエネルギーを使うのではなく、次への小さな一歩にエネルギーを注ぐことが大事なのですね。
もちろん、「思いやる」というのは低い成果に甘んじるのでもなく、失敗をなかったことにするというのではなく、そこが難しいところでもあるのですが、
「やさしさ」というのは、強みを伸ばしていくためには必要だったりします。
子どもたちのやさしい気持ちにふれながら、
これからも、子どもたちがその良さを伸ばしていけるよう、輝きを失わないよう、やっていきたいなと思ったのでした^^
こんにちは。
新留です。
ーーーーーーーー
今年も夏期講習を開講いたします。
今回は算数、理科、作文、ジオラマ地理の開催となります。
(内部生には、別途、高学年向け講座があります)
ご案内は来週からとなります。
もう少々お待ちください^^
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昨日のこと。
6年生の子たちが入試問題を解いた後の答え合わせのとき、
「これ見て!」
「これ部分点もらえるでしょ!?」
「もう1点ちょうだい〜!!」
と吠えていました(笑)
ステップクラスから少しずつ説明文や論説文を読んだり記述問題に取り組んでいき、
ジャンプクラスになると長い文章や記述問題にもどんどん挑戦していきます。
それは、もちろん読解力をつけるということもありますが、
読解力や思考力の元になる「語彙力」をつけていくためというのもあります。
物語文や小説を読むのは、「感情語」を知り、感情の強弱を覚えていくためにもいいのですが、
それだけだと、同じ系統のものを読むことも多く、なかなか知っている語や興味の世界が広がりませんし、精読力も磨かれません。
説明文や論説文は多くのものが論理的に書かれていて慣れれば読みやすいですし、知識も増やすことができるので、一石何鳥にもなったりします。
そして、読んで、答えを書くことで、
その子の「理解している言葉の数」や「使える言葉の数」、「考える力」がどれぐらいなのかがわかったりするのですよね。
なので、子どもたちには、
「書くことが考えることだよ〜ちょっとでもいいから書こう、そして、どんどん見てもらおう」
と伝えています。
そして、慣れてくると、
子どもたちはどんどん書いて見せてくれるようになります。
(それを見るのが楽しい時間だったります^^)
語彙には、見たり聞いたりして理解できる「理解語彙」と、書いたり話したりできる「使用語彙」があります。
見たり、聞いたり、話したりで「理解語彙」を増やすことはできますが、
「使用語彙」を増やすには、書くこと、作文が効果的なのですよね。
いろんな文章を読み、
異なるテーマにふれ、
いろんなテーマで答えを考えたり、
作文をすることで、
「あれって何て言うんだっけ……?」
「この使い方で合ってたっけ……?」
と考える機会や調べる機会が増え、「使用語彙」が増えていきます。
作文を書けない子って、長い文が書けなかったり、同じことを書いていたりするのですが、それは「使用語彙」が少ないからだったりします。
『天空の城ラピュタ』のシータのセリフに、
「いいまじないに力を与えるには、悪い言葉も知らなければいけないって、でも決して使うなって」
という言葉があります。
見える世界を豊かにするためにも、
伝える力を伸ばすためにも、子どもたちにはたくさんの読み、考え、書き、たくさんの語彙を身につけていってもらえたらなと思います^^
こんにちは。
新留です。
先日のこと。
電車に乗っていると、隣に大学生ぐらいの男の子が座ってきました。
座ってすぐに本を取り出したので、
「大人でもスマホばかり見ている子が多いなか珍しいな〜」
と思っていたところ、
すぐにスマホを取り出し、貧乏ゆすりをしだしました。
スマホを出したり、直したり、
全然勉強をする気配がない……
隣で行われる「高速貧乏ゆすり」に注意を奪われそうになりながらも、
1つのことに集中することって改めて難しいのだなと感じた出来事でした。
さて、
今、1つのことに集中することがしにくい環境になっていたり、
1つのことに集中できない子が増えているのは確かなのですが、
何かを身につけようと思ったら、
1つに集中するということはものすごく大事です。
脳というのは「注意」を払ったものを取り入れるからです。
「invisible gorilla」(見えないゴリラ)という有名な実験がありますが、
人は注意を払ったもの以外は、見えていても頭に入らないのですよね。
スマホでLINEをチェックし、あれ? いま何時だっけ? とまたスマホを手にとったりするのも、スマホの画面を見てはいますが、注意を払っていないので頭に入らないから。
「見える」と「見る」には大きな差があるのですね。
ですので、学習する際には、ぼけーっとしないよう注意が必要です。
視覚的なものや、耳から入るものでも、
注意をそらせるものが多いのはあまり学習環境的に良くなかったりします。
(種まきという意味ではよかったりもするのですが)
授業内でもよく子どもたちに伝えていますが、
今のうちからテレビを見ながらの勉強や音楽を聴きながらの勉強、
スマホや携帯電話を手の届く範囲に置きながら(近くにあるだけで意識を取られます)の勉強などはしないようにしていきたいですね。
生徒が授業中にスマホの使用を認められると、その授業内容についてのテスト結果は何ヶ月経っても悪い
という研究もあるように「ながら勉強」には注意が必要です。
勉強も、遊びも、趣味も。
いろんなことを楽しむためにも、
「マルチタスクはただの注意力散漫」
を胸に刻み込み、やっていきたいですね^^