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子どもも大人も!時間と心の余裕を増やすための時間割活用術
トイ・ストーリーを見たことない人が初めてトイ・ストーリー4を見に行ったらウッディの子どもへの関わり方がすばらしく感動した話
こんにちは。にいどめです。
3連休の最終日、梅田で『トイ・ストーリー4』を見てきました。
トイ・ストーリーは1から3まで見たことがなく、キャラクターについてもウッディとバズ・ライトイヤーという名前を知っているぐらい。
だったのですが、見てみると、教育や子育てに関してすばらしく参考になる映画だなと感動したので、今日はそのことについて書いてみたいと思います。
(以下、トイ・ストーリー4について若干のネタバレとエンディングについての記述がありますので、これから見ようと思っている方、まだご覧でない方は見ない方がいいかもしれません)
新しい持ち主のボニーという女の子を見守るウッディやおもちゃたち。
ウッディは「おもちゃの幸せは子どものそばにいること」と考え、持ち主のボニーが幼稚園に行くことをこわがっているなか、幼稚園でうまくやっていけるよう影ながらサポートしていきます。
幼稚園でボニーは話せる友達がいなく、さびしい思いをしているのですが、ウッディの助けもあり、工作の時間に夢中になることを見つけます。
そして、ボニーはその後、工作の時間に自分でつくった先割れスプーンの手づくりおもちゃ「フォーキー」のことが大のお気に入りに。どこに行くにも、いっしょに行く友達になります。
でも、フォーキーは自分のことをもともとの役目を果たしていない「ゴミ」だと思い込んでいるので、ゴミ箱を見つけては、そこに行こうと何度も脱出。その度に、「ボニーには君が必要なんだ」とウッディに連れ戻されます。
最初はつらかったけど、無事、楽しく体験入園を終えることができ、幼稚園入園を控えた週末、ご褒美として向かった旅行中に、連れて行ってもらっているウッディやおもちゃたちがたくさんのハプニングに見舞われて……という話なのですが、このウッディがボニーという女の子に対して、していた関わり方がすばらしかったのです。
ウッディはボニーのことを大事に思い、ボニーにばれないように、いろんなサポートをしていくのですが、そこには「やさしさ」と、やり過ぎない、あくまで、ボニーが自分でできるようにという「きびしさ」がありました。
心理学的に子育てには大きく分けて4つの分類があり、
それらは、「賢明な育て方」と「独善的な育て方」、「寛容な育て方」と「怠慢な育て方」という呼ばれ方です。
4つの特徴は、
①要求は高いのだけど、支援も厚いのが「賢明な育て方」
②要求は高いのだけど、支援はしないのが「独善的な育て方」
③要求は低く、支援は厚いのが「寛容な育て方」
④要求は低く、支援もしないのが「怠慢な育て方」
研究で、はっきりと、いちばんいいといわれているのは、もちろん①の「賢明な子育て」であり、この育て方をしている親を持つ子どもたちは、他の育て方をされた子たちよりも、学校の成績がよく、自主性が強く、うつ病などの精神的な症状に悩まされる確率が少なく、非行に走る可能性も低いことがわかっています。
②の要求は高く、支援は少ない「独裁的な育て方」をされた子どもは「行儀の良い子」になるかもしれませんが、親のルールに従い、親の言うことに従うことが中心になるので、自発性や自制心が育まれにくくなります。抑圧されたものが強くなると、隠れて悪さなどをする可能性も高くなってくるでしょう。
③は「寛容な育て方」と呼ばれ、親子仲も良いことが多く、やさしい子になる可能性が高いです。いい育て方だと思うのですが、反面、「甘やかす」ことと表裏一体だったりで、規律を嫌ったり、ルールを守らない子になったりする可能性があります。また、本人の自己評価が高い割に「GRIT(やり抜く力)」が弱かったりするので、何かを達成するという力は低く、成果などはあまり上げられない子になってしまう可能性があります。子どものいい面を引き出し、伸ばしていってあげるには、「線引き」をきちんとできるかがポイントになったりします。
④の「怠慢な育て方」は、関わり方が低いと、「ネグレクト」と呼ばれるものにもなります。期待もされていないし、サポートもないので、非行にも走りやすくなってしまいます。自信もつきにくいでしょう。
ウッディは、迷いながらも、この「やさしさ」と「きびしさ」のバランスが絶妙でした。
「主役」はあくまでボニー。そのサポートをし続け、見守ります。
そして、物語の最後には、たくさんの葛藤を抱えながら、相棒のバズ・ライトイヤーに、
「彼女は、もう大丈夫だ」
という後押しをもらい、自分の人生を歩き始めます。
100%の愛情を注ぐところから、やることとやらないことの規律をつくる段階、そして、信頼し、離れていく段階へ。まさに、サポートする側の成長物語だなと思い、見ていました。
いや〜、すごいですね。PIXER。1から3も見たくなりました。
『トイ・ストーリー4』。
おもしろいだけでなく、子育てや教育に関わる方にとって学びが多く、ぜひ見てほしいなと思った映画でした。見てみてくださいね。
追伸。
「賢明な育て方」は理想ですが、厳しくする部分も必要で、やさしいお母さんなどを見ていると、あまり向いていなかったりするな〜と感じることもあります。
自分が向いていないのにやると、できない→自己嫌悪→子どもに当たってしまう→自己嫌悪……のループにはまりやすくなってしまうので注意です。(よく、そういうご相談を受けます)
まずは、自分はいまどのタイプなのかな? 性格的にどのタイプに向いているのかな? というところから考えて、得意なところは活かし、苦手なところはまわりのサポートを受けるなどして、やっていってくださいね。
写真はこの前まで東京でやっていた「ピクサーのひみつ展」での1枚。
この写真を撮った後、スマホがこわれて写真はこの1枚のみ。。。
遊んでいるようなのに頭がいい子がやっていること
先日、授業終わりにお迎えにいらっしゃったお父さまとお話したときのこと。
もう教室に4年以上通ってくれていて、いつも笑顔。勉強以外のことにもたくさんチャレンジし、実力だめしに受けに行った模試の成績などもすごくよかったりする子なのですが、
「いっつも遊びに行ってるみたいなんですがうちの子って勉強してます!?」
といわれました。
たしかに、世間話をするように教室にきて(いつも「あんな〜今日な〜」と報告を受けています)、授業中はむずかしいことをやってはいるけどどんどん質問をしながら取り組み、ツッコミをいれ(言葉の発達により年々鋭さを増してきています)終わった後もみんなを巻き込んで遊び、時間になったら「じゃあね〜」と帰っていく。
先生たちみんなが、「こんな風になってもらえたらいいよね」と思ってやっていることを見事に体現してくれている子だねといっている子ですが、客観的に見ると、遊んでいるようにも見えるのかなと思いました。
でも、社会で活躍する子、リーダーになるような人って、眉間にしわを寄せてがんばっているというよりも、それが好きで楽しんでやり続けているうちに影響力を持ち、まわりを巻き込んでいっているような人なのですよね。
「頭のいい子」というと、どんな子を思い浮かべますか?
集中力が高く、やるべきことをさっと終わらせられる子
優先順位をつけるのが上手で、必要なこととそうでないことを見分けられる子
パッと解決策やアイデアが浮かぶ子
計算や決断が早い子……
じつは、これらはぜんぶ「ワーキングメモリ」という能力によるもの。
「IQ」を賢さだと思われている方もいますが、IQはあくまで「知っていること」。
お金をかけ、いろんなことをやれば伸ばすことができたりします。そして、将来の成功にはほとんど相関性はないということがわかっており、情報自体は探せば見つかる21世紀の将来の成功を測る物差しとしては最適ではない、とアメリカの心理学者などもはっきりと言っています。
21世紀型の賢さ、「知識を使って何かを生み出す」というのは「ワーキングメモリ」のやることなのですね。
ワーキングメモリの強さにより成績を95%の確率で予測できるという研究もあります。
低学年のクラスだと、とくに「ワーキングメモリの強化」というのを大きな目的のひとつとしてやっていますが、それらが育っているのをみると、これからどんな風になっていくのかなと楽しみにさせてもらっています。
低学年〜中学年のホップクラスを長くやっている子の中には、すごく明るくなったなと感じる子もいますが、ワーキングメモリには感情の切り替えがうまくなり、楽観的になりやすくなる、という研究も。
こんなすごいことだらけのワーキングメモリ。鍛えない手はありません。
お家でも、
・充分な睡眠(10〜11時間を目安)
・ 毎日の読み聞かせや音読、読書
・ 歩く、走るなどの運動
・ 数独などのパズル
・ ゴールから逆算して考える
・ メモをとる
・ 部屋や机の整理整頓をする
などで鍛えることができます。
ぜひ、やってみてくださいね^ ^
使い方注意!子どもの才能と学力を伸ばすためのテスト活用法
夏休み明け!力が入りすぎて空回りしないためのルール
こんにちは。夏休みがおわり、今日から学校がはじまる子も多いですね。
保護者さまからは「やっと…ありがとう…!!」という声も聞こえてきそうです。
暑さが和らいだとはいえ、夏休み明け、ひさしぶりの授業などで疲れやすいと思いますので少しずつ慣れていってもらえたらなと思います。
今年も夏の暑さはきびしかったですが、幼稚園クラスの子や低学年の子たちは元気いっぱい!
にぎやかに学び、言葉や知識をどんどん吸収し、力もつけていってくれています。
幼稚園クラスの子どもたちの成長スピードを見ていると、学びってこうしたらいいんだよね、ということがよく見えてきます。
「たのしんで、いろんなことに興味を持ち、気になったことはすぐ質問したり調べたりし、失敗を気にせずにたくさんチャレンジする」
「加速学習」といわれるものや、脳科学やNLPなどの心理学を活用した学習法の講座で最初にいわれるのが、
「リラックスすること」
「たのしむこと」
「完璧主義を捨てる」
ことの大切さ。
先日も授業後の雑談や面談で保護者さまからご相談されたのですが、先生がきびしい方だったりすると、漢字のとめ・はねに細かったり、算数の答えの書き方や、線の引き方などにも親がこんなところまで!? 間違え探しをしているの!? というところまで見つけ出し、印をつけたり(子どもにとっては「ダメ出しされている」と感じることが多いです)、お直し、点数を引いてきたりもします。
もちろん、発達段階や目的によってはそういうことが大事だったりもします。きれいに書くためだったり、中学受験を控えた5・6年生の子がもったいないミスを防ぐためだったりには大事だったりしますが、
幼稚園や小学校低学年の子のような「好奇心」を広げる段階の子、まだ、論理脳がこれから発達していく段階、衝動的だったり正確に何かを行うということが難しい成長段階の子にとっては、窮屈でしかなく、マインドセットが「まちがえてはいけない」というものになってしまう可能性が高いのですね。
(それに、文字の「とめ・はね・はらい」に関しては、文化庁が「字の細部に違いがあっても、その漢字の骨組みが同じであれば、誤っているとはみなされない」と発表しています)
このマインドセットというのは本当に心の健康度や学習スピードに大きな影響を与えます。社会心理学や発達心理学の世界的権威であるキャロル・S・ドゥエック博士がおっしゃるように、
「マインドセットが固い人は、自分が他人からどう評価されるかを気にして、反対に、マインドセットがやわらかい人は、自分が成長していくことに関心がある」
ので、マインドセットが固い人は、
「まちがえてはいけない」
→「まちがえそうなもの、難しいものは自分ができないのがばれるのがイヤだから最初からやらない」
→「やらない、やってみないので力がつかない」
ということになってしまいます。
もちろん、「正確であること」が好きな子もいるのですが、そうでない子も多いです。
以前、僕自身も、10年近く前、心理学やカウンセリングを学びに行っていたとき、先生に「落ち込みやすくて、なかなか立ち直れない」ということを相談したら、
「きみはイチローよりすごいことをやろうとしてるんやな〜」
といわれました。
「イチローでも3割、7割は失敗しているのに、きみは8割ぐらいはできているというのに2割の失敗を責めてるんやからな〜」
ということで、その言葉に衝撃を受けると同時に、すごく肩の力が抜けたのを覚えています。
先日、6年生の男の子が、
「学校始まったら放課後は疲れてできる量が減るだろうから、夏休みに毎日やってた勉強は朝のうちにやるようにする」
といい、1日5時間の夏休みの自習計画を、学校が始まってからの計画につくりかえていて、「すばらしい…!!」と感動したのですが、
夏休み明け、疲れから集中力が低いなと感じたり、モチベーションが低いな、ダラダラしているなと感じるようなことがあるかもしれませんが、子どもにも、何より、自分に対して、あまり完璧主義にならずにお過ごしくださいね。
幼稚園クラスの子たち、かわいすぎます(笑)
読売テレビかんさい情報ネットten.さんで放送されました。
少し前ですが、読売テレビ夕方の番組『かんさい情報ネットten.』さんにて、G20とからめてRAKUTOで子どもたちがプランクトンについて学ぶ様子が放送されました。
当日、子どもたちは「テレビ!テレビ!」と大はしゃぎ。
その日から、映ったクラスの子たちの保護者さま、他の曜日の保護者さま、そして、それ以外にも以前通ってくださっていた卒業生の保護者さまなど、たくさんの方に「見たよ!」「録画したよ!」といわれたり、メールをいただいたりして、うれしかったです。
放送後、他の曜日の子たちからは「今日はテレビ来ないの!?」というアピールがたくさんでした(笑)
ただ、いちばんの大きな反響はというと、「20歳」と偽っていた先生の正しい年齢が公共の電波で暴露されたこと…
翌週の子どもたちは教室に入った瞬間から「○○歳!」「○○歳!」と連呼。
「詰めが甘かった…!!」
と先生は悔やんでおりました(笑)
そして、子どもたちがにぎやかすぎて、教室でのインタビューも全カットに(笑)
……何はともあれ、盛り上がり、いま世界で実際に起こっていることを知り、何か未来について考えるきっかけになったのかなと思い、よかったです。
そして、番組内で円広志さんが「教育を通して子どもたちに伝えていっているのがすばらしい」とおっしゃってくださり、本当にありがたかったです。
わたくしめはというと、当日、授業に出ていたり、映りに行こうとする他のクラスの子たちを食い止めるため扉の前に立ちふさがっていたりで、いらしていただいたレポーターやカメラマンさん、ADさんなどには軽く挨拶をしただけ。
ご挨拶いただき、名刺をいただいたレポーターの中村和可奈さんのお姿をあとでインターネットでじっくり拝見し、当日のじぶんの振る舞いを激しく後悔いたしました…
反省をいかし、次はしっかり拝める準備をしたいと思います。
ご協力いただいたみなさま、うれしいご連絡をくださったみなさま、ありがとうございました!
2019年夏期講習のおしらせ
「こんなに楽しい勉強ははじめて!」
「次も来るね!」
と毎回、大好評の特別授業!
子どもの脳と発達段階にあった学び方だから、楽しいし、記憶に残ります。
勉強に夢中になる2日間を過ごしませんか?
【チラシはこちら】
【講座紹介】
授業①算数講座
世界の図形を体感しよう!算数世界旅行
(60分×4コマ 受講目安:全学年)
得意な子と苦手な子がはっきりとわかれる図形分野。
回転体の問題は中学受験の算数でも難易度の高い問題となっていて、多くの子どもたちが回転体のイメージでつまずきます。
「見える子」と「見えない子」でこれから先の数学でも大きな差がついてしまうのがこの分野。
今回の講座では、その「見える力」、「空間把握力」をじっくりと4時間かけてつくっていきます。
世界遺産の建築物にある回転体をつかい、たくさん手を動かし、図形の楽しさに気づいていきましょう!
「平面図形をくるくる回すと、どんな形になるのだろう?」
「でこぼこな形をくるくる回すと、どんな形になるのだろう?」
スカイツリーや富士山、コロッセオ…。
あの複雑にみえる有名な建築物も、じつは知っている図形の組み合わせでできていた…!?
実際に、観察して、工作して、回転体を体験!
授業では、図形の基本用語をマスターし、速さの概念にもふれていきますよ。
授業②理科講座
石コロリンのぐるぐる変身!大冒険!!
(60分×4コマ 受講目安:全学年)
道端にある石ころ、川辺にある石ころ、山に転がっている石ころ…
いろんな形、いろんな大きさの石ころがあるけれど、いったい、それらはどこで、どうやって生まれているのか?
毎回、実験や工作が大人気の理科講座。今回のテーマは「火山と石」です!
身近にある不思議から問いを立て、予想をし、様々な実験。結果から考察し、さらに考え…という「科学的思考力」を磨いていきます。
今回、行う実験は3つ!
①石が磁石にくっつく!?(火成岩の冒険)
②どうして丸い石があるの?(堆積岩の冒険)
③火山をつくって半分に切ってみよう!(マグマの冒険)
講座の最後は、もちろん、みんな大好きな工作!
今回は「火山づくり」。
学んだ知識を実際に使って、つくり、体感。知識をどんどん深めていきます。
小学5、6年生で学習し、中学受験でも扱う範囲である地学に楽しくふれ、使える知識にしていきましょう!
授業③作文、もしくは社会講座
作文講座
書き方を身につけよう!マインドマップ作文!
(60分×4コマ 受講目安:全学年)
高学年になると取り組む作文ですが、みんなに書いてもらうと「書ける子」と「書くのが苦手な子」にはっきりと分かれているのを感じます。
「書くのきらいだ〜」という子や「うまく書けない!」という子も、よーく見ていると「書き方を知らない」か「書いた量が圧倒的に少ない」だけ!
書き方を知り、たくさん書いて、見てもらうことで書く力というのはぐんぐんと育っていきます。
今回の講座では、お気に入りの本を使い、自分の好き!や感動を相手に伝える練習をしていきます。
【授業でやっていくこと】
①本を読んでくる(学校の読書感想文に使う本でも!)
②「こんなキャラクターが出てきてね!」
「ここがすごく好きなの〜」
という風にみんなでわいわいディスカッション!
③マインドマップを使って書きたいことや書くべきことの整理整頓!
④相手に伝わるために大切なことを学び、並び替え!
⑤下書き!
⑥清書!
⑦より楽しくなるよう、より伝わるようにデザインやデコレーションをして完成!
作文というのは、相手の求めることに答える力なので「面接」にもつながりますし、じぶんの考えや魅力を相手に伝わるように表現する「プレゼンテーション能力」でもあります。
自分の大好きな本を使って、自分の考えや気持ちをうまく伝えられるようになりましょう!
社会講座
ジオラマ地理!〜東北地方編〜
(90分×4コマ 受講目安:全学年)
毎年大好評で、子どもたちのすごい集中力が発揮される「ジオラマ地理」。
今回は「東北地方」にチャレンジです!
山脈と盆地、平野。それぞれの特徴から始まり、海岸線へ。
「東北地方はどうして漁業が盛んなの?」
「漁業のちがいや、日本の漁業の特徴って?」
「どうやって、魚ってとるの?」
米づくりが盛んな理由や、各地のお祭りや伝統工芸など、地形や気候、産業…ぜんぶが密接につながっていることを学んでいきます。
地理って、覚えるものでもないし、ただの勉強でもなく、理解して、じぶんたちの生活、未来にふかーく関係しているもの!
地理っておもしろい!
もっと日本のことについて知りたい!
この講座を通じて、そんな風に子どもたちに感じてもらえたらなと思っています。
工作が大好きな子だけでなく、地理っておもしろいの? 役に立つの? と思っている子もぜひ、参加してみてください。
地理が楽しい科目に変わります。
今回も内容が盛りだくさんな夏期講習。
たくさん頭を使い、手を、体を動かし、「たくさん勉強した!」と充実感を感じた笑顔になる夏にしてくださいね。
【日程・時間など】
前期
7月30日(火)、31日(水)
10:00〜19:00(授業①は算数、②は理科、③は社会、もしくは作文の選択)
後期
8月8日(木)、9日(金)
10:00〜19:00(授業①は算数、②は理科、③は社会、もしくは作文の選択)
【受講料】
1教科
RAKUTO生10,800円(ジオラマ地理のみ12,960円)
一般生12,960円(ジオラマ地理のみ16,200円)
※別途、各教科にテキスト・教材費として1,620円がかかります
【対象】
小学校全学年
【お申込方法】
①申し込みフォームよりメールにて(24時間受付中)
(学年など必要事項をご記入の上、お問い合わせ欄に「夏の特別授業申込」と「ご希望の日程、教科(前期ー理科、算数、作文などをご記入ください)
②お電話にて(火〜金14:00〜21:00)
※面談中や授業中など電話をお取りできない場合がございます。その際はご容赦くださいませ。
0120-485-899
【お申し込み後の講座キャンセルについて】
お席の確保と教材の準備がございますので、お申し込み後のキャンセルはご容赦ください。
キャンセルの際の料金は以下のようになります。
開催1週間前〜2日前まで:テキスト・教材費を頂戴いたします。
前日・当日のキャンセル:受講料、テキスト・教材費全額を頂戴いたします。
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なぜ小さい頃は学習スピードが速かったのか?
「うちの子、何だかふつうになってきていて…小さいときはもっとおもしろい子だったんですけどね…」
「子どもの頃はいろんなことに興味を持ってたし、どんどんチャレンジしてたんですけど…」
体験授業などの後、保護者さまとお話をしていると、そんなご相談を受けるときがあります。
小さい頃って、ほんとにいろんなことに興味を持って、夢中になってやって、どんどん成長して、ひょっとして、うちの子って天才…!? なんて思うことがあったります。
でも、小学校に入り、少したってくると、だんだん、おとなしくなってきて、あんなにいろんなことに興味を持って、どんどんチャレンジしていた子が、枠のなかに入ってしまったようになり、何だか成長速度も遅くなっているような気がする…そう感じられる方もいるんですね。
良かれと思って、いいと感じた環境に入れてあげたりしたのに、そんな風になったのでは、いったい、どうして!? という気持ちになってしまうのもわかります。
小学校に入った途端に「ふつう」になってしまう。
そこには理由があるのですね。
数年前、『フォトリーディング』で有名な、NLP(神経言語プログラミング)と加速学習の世界的権威であるポール・R・シーリィ博士が来日したとき言っていたのが、
「子どもはみんな天才だというが、学校に入る前、みんなが自然にやっていた学び方が『加速学習』のエッセンスだ」
ということでした。
学校に入る前、子どもたちには、「これがやりたい!」という『高い動機づけ』があり、そこには、「がんばって!」「すごい!」「そんなこともできるようになったの!?」というような、お母さんたち家族含め、まわりからの『温かいサポート』がありました。
『失敗はなく』、ただ、今回はうまくいかなかったという結果があるだけ。どんどん『行動することで学び』、さらには、「こうやったらいいよ」「こういうところがよくなったよ」という『すばやいフィードバック』がありました。いろんなところを『冒険』し、たのしく新しい世界を『探検』していました。
それが、子どもが天才であり、すごい成長速度だった理由なんだよという話でした。
子どもたちは、脳に合った学び方をしていたから、大人が驚くようなスピードで学び、吸収し、成長していっていたのですね。
「脳に合った学び方」をし、何より、主体は「学習者である子ども自身」でした。
ところが、学校に入ると、主体は学校になってしまいます。(クラスのような「集団」だと、そうなるしかないのですが)そして、元々、持っていた能力や才能が活かされなくなっていってしまうのですね。
学習を加速させるには、「脳機能をベースにした」「学習者が中心の」学び方に戻していくことが大事。
そのためには、まず、効果的に学習できる心理状態をつくることが大切です。
キリッとした環境がいいと感じられるかもしれませんが、脳波が緊張し、批判的で、理性が強く働いているような状態では、学習は効果的に進みません。いっぱい笑って、助け合って、体を使って、発表して、聞いて…そういう状態が理想。遊んでいるような状態でこそ、学びは加速します。
じゃあ、そんな状態をどうやってつくるのか。
覚えておいてほしい目安が「3対1」。
別名、「ロサダライン」ともいわれますが、ポジティブな感情とネガティブな感情の割合が「3対1」以上だと、パフォーマンスが上がるということが、心理学者のマルシェル・ロサダの研究によりわかっています。「1.15対1」だった職場が、みんなで努力し、「3.56対1」になるようにした結果、業績は40%も上がったそうです。理想は、「6対1」といわれています。
脳というのは、「幸せ」を感じると、セロトニンやドーパミンといった化学物質が分泌されて、気分が上がるだけでなく、視野は広がり、学習機能がアップします。ポジティブな感情の状態だと、外に関心がいき、質問も生まれやすくなります。そして、ネガティブな感情というのは、ポジティブな感情よりも強く感じるものなので、その数倍もポジティブな感情を多く感じていないと、悪影響を消すことができないのですね。多くの人は「2対1」ほど。うつ病の人などは「1対1以上」といわれています。
子どもたちのポジティブな感情とネガティブな感情の割合が「3:1」以上になるような環境にあるのか? 普段かけている言葉がけ、かけられている言葉がけは、どちらの感情を感じるようなものなのか?
どうも伸び悩んでいるな…と感じた時、よかったら、環境をチェックするための参考にしてもらえたらなと思います。
言葉がけ以外にも、
- テレビなどの「メディア」にふれる時間を減らす
- 休みを増やす
なども有効です。
(メディアは「こうするのがふつう」「そうでないと足りていない」という暗黙の偏見を刷り込み、休みがない状態はポジティブな感情を感じにくくしてしまいます)
子どもたちも、そして、保護者さま自身も、じぶんにやさしくなり、本来の力を思い出し、どんどん才能を発揮できるようになりますように!
(にいどめ)
【Amazon1位!】著書が発売されました
この度、RAKUTO代表・福島の初の著書『勉強が好きになり、IQも学力も生き抜く力もグングン伸びる 最強の子育て』が発売になりました!
Amazon新着ランキング1位になったり、一時、在庫切れになり2〜4週間待ちになったりなど、ネット書店だけでなく、現在、大阪、神戸の大手書店でも平積みにされているなど大きく展開していただいており、本当にありがたい限りです。
・子どもの才能や学力を伸ばすための心構え
・それぞれの年代がどんな時期で、どんなことをやっておけばいいのか
・才能を伸ばす習慣や環境の作り方
・おすすめ本やおすすめ教材
・子どもの力を伸ばすために本当に必要なこと、じつは必要ないこと
・世の中で言われていることのウソ
など…知っておいてほしいことが盛り沢山の内容。
保護者さまからも、
「先生、本読みました!とてもとても勉強になり、この時期に読めた事がとても嬉しく感じます!!私自身、反省するべき点が沢山あり、本当に教えて頂いて良かったです」
という、アツいメールをいただいたりなど、うれしく思っています。
タイトルは「最強」と強い言葉を使っていますが(笑)内容は難しい言葉は極力抜きにして、大事なことを、できることから取り入れられるよう書かれた読みやすい本となっております。
お母さんが、自分のことを責めるのではなく、
「そうか、こうやったらいいんだ」
「焦らなくてもいいんだ、イライラしなくてもいいんだ」
「いまはこういう時期だからしょうがないんだな」
とちょっとほっとするような、そんな本。
よかったら、ご覧になってくださいね。
みのおキューズモール、イオン箕面店の「未来屋書店」さんでも、聞くところによると、なんと「30冊」も仕入れていただいたそう…(ありがたい限りです)
お近くの方や、直接、手にとって中身を見てみたいという方は、ぜひ、行ってみてくださいね。感想などもいただけるとうれしいです。
2学期に入って運動会の練習もはじまりましたね。
まだまだ学校に慣れずお疲れの子や、ふわふわと浮き足立っている子も多い時期ではありますが、みんな、勉強だけでなく、運動も、全力で楽しんでくれますように^ ^
(にいどめ)