勉強なんてカンタンだ!

木曜はステップの日。

今月のステップ国語の速読、題材のうちの1冊は齋藤孝さんの『勉強なんてカンタンだ!』

「勉強って、なんでしなきゃいけないんだったっけ?」と読者に問いかけ、

勉強することは、おもしろい人間になること

たくさんのことを知っているというのは、人の魅力。知っていることを増やしていくことは、、魅力的な人物になる第一歩

小学校や中学校、高校での勉強がキライなのは、先生から押しつけられるから、大学生や仕事をするようになって勉強を好きになるのは、自分から追いかけるから

小学校や中学校、高校は、狩りの道具を手に入れて、その使い方を学ぶ期間

そんな文章が並び、齋藤孝さんからの、

「自分から進んで勉強し、知識をたくさん身につけ、魅力的な人になってほしい」

というメッセージが詰まっています。

 

速読で要点をつかみ、

「みんなはこれを読んでどう思った?」

と質問をすると、

「科学とか大好き!それに勉強はやらなくちゃいけないって感じじゃないー」

「学校の勉強は勉強って感じだけど、らくとは勉強って感じがしない」

などの言葉が。

勉強のおもしろさに気づいたのは大学生になってから、という僕からしたらすごいです。

 

みんな学校が本格的に始まって、授業が終わって帰宅後、すぐに車で送ってもらって来た子たちばかり。

それなのに、

「すごいよねー」というと、

「らくしょー!」

「べつに普通」

なんて言っていたりして、ほんとにすごいなと尊敬します。

そして、帰宅するのを待って、急いで車で送り迎えをしてくださっているお母さま方には感謝ばかりです(お子さまへの愛ですね)。

地頭を鍛え、速読やマインドマップなど、すばらしい狩りの道具を手に入れて、使い方を練習し、いつか、

「勉強なんてカンタン!」

と言ってもらえるようになったらいいなと思います。

 

出てきます出てきます。

今日はステップの日。

にぎやかさを増してきた木曜クラス。

…ある意味カオスです(笑)

 

ディスカッションのとき。

みんな伝えたいものがいっぱいあるんだな~としみじみ。

今は自分の中からいろんなものがあふれだして来ているところ。

整理されるのはこれから。

これが、伝える力を身につけたら…

 

速読のとき。

インプットし、目に入ったもの、思いついたキーワードから連想、予想。

みんな拾うものが的を得ている。

まだ数か月、下手したら2、3回の子も。

これが、練習して使いこなせるようになったら…

 

こどもたち。

すごい可能性、才能のカタマリです。

どこまでいけるのか…

どんなふうになるのか…

たのしみです(*^_^*)

算数フィーバー

木曜はステップの日。

今、箕面校の木曜ステップクラスでは算数フィーバーがつづいています。

現在、扱っている単元は『和差算』(※1)ですが、毎週、夢中になって取り組んでいます。

(※1)

A、B、Cの3人で90個のおはじきを分けるとします。AはBより5個多く、BはCより2個多く分けるとき、A、B、Cそれぞれがもらうおはじきは何個ですか?というような問題

 

わり算を習ってちょっとぐらいの子も、知っているたし算やひき算、かけ算の知識を駆使して解こうと挑戦。

最初は紙に書いたり、「紙では小さい~」とホワイトボードに書きに来たり、1問1問に全力投球しています。

 

Rくん「もう、ダメだ~~~脳が~~~」

にいどめ「あはは~絵を描いてみ~」

 

Sちゃん「あ~わかった!!これ!!」

にいどめ「う~ん、おしいね~いいとこいってるよ~」

 

条件を整理してみたり、ゴールの確認をしてみたり、絵を描いてみたり(見える化、図式化)、みんなで協力して考えてみたり。

まるで大人の白熱したミーティングを見ているよう。

将来が楽しみです(*^_^*)

 

写真は、算数の授業時の写真…ではなく、社会の地理の授業で聴くストーリーに出てくる登場人物(宇宙人)ピコのお父さんの想像図(by 新4年生の男の子)。こわすぎます(笑)

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ぎゅぎゅっと入学準備コース盛り上がりました♪

こんにちは、新留です。

だんだんとあったかくなってきましたね。

気持ちいい季節です。

新しいお友達も増えてきている箕面校ですが、

3月26日(火)と27日(水)の2日間に『ぎゅぎゅっと入学準備コース』を開催しました。

算数は、高速でたしざん、積み木問題、シーソー問題、空間把握力を育む問題、

国語は、高速リスニングで新美南吉さんの文章をインプット、ディスカッションであらすじ取り、

心情把握、漢字の練習、

と盛り沢山な内容でしたが、こどもたち、ノリノリでたのしみながらやっていました。

↓授業中の1コマ。めっちゃ集中してます(^-^)

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ディスカッションで盛り上がったからか、いつも来てくれている新1年生のHちゃんと、今回新しく来てくれた同じく新1年生のKちゃん。

1日目が終わるころには、すっかり昔からのお友達のように☆

こどもたちの話や終わった後のお母さま方とのお話で、もしかしたら…と思うことがあり聞いていみると、なんと、同じ音楽教室に通われていることも判明。

なんと不思議な偶然!

お母さま方も帰りに話が弾んでいました(^-^)

 

2日目は、おたがいにお手紙を書いて来ていて、早くも相思相愛(*^_^*)←ついでに僕もいただきました

かなりの難問も登場しましたが、協力しながらワイワイと挑戦。

ハイスピードな2日間でしたが、「すごい新鮮でたのしかったみたいです~ワタシ4月から入るからとか言ってました(笑)」など言っていただきよかったです。

終わった後は、お母さま方とのお話。

こどもたちが「みんなでご飯を食べに行きたい~」と言い出したのが、お母さま方も意気投合し、最後はいっしょにご飯を食べに行くことに。

「ぜひ先生も~」と言っていただいたのですが、

財布を家に忘れているという…(。-_-。)←1日ピタパで生活しました

(お金お貸ししますよ~と言っていただきましたが、さすがにそれは…笑)

 

こどもたちはお友達が出来て大喜び。

こんな風に素敵な輪が広がってすごくうれしいです(*^_^*)

4月から1年生。たのしんでいっぱい勉強してもらえたらなと思います。

 

↓プレゼントでもらったものたち。ありがとう♪

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算数脳、ええのう。

こんにちは、新留(にいどめ)です。

インフルエンザが流行っていますね。RAKUTO箕面校のこどもたちのなかにも、インフルエンザでお休みする子が出ています。

僕は、「ネギを食べていれば風邪をひかない」という、よくわからない自論を持っているのですが、今年は何度か風邪をひいています。量が足りないのか、それとも、ただ自分が思っているだけなのか…ともかく、みなさまもお気をつけくださいね。

 

さて、火曜日はホップの日。

こどもの才能には驚かされることがたくさんですし、「天才だな~」と常々感じているのですが、昨日もそんな瞬間に立ち会うことが出来ました。

小学2年生の男の子Y君。

ウォーミングアップも兼ねて毎回とっているパズルなどの図形の問題などを解く時間。

3週間、同じ問題に取り組んでいたのですが(これもすごいと思います)、ついに答えにたどり着くことが出来ました。

ちがう問題からやっても構わないのですが、「今日もこれをやる!」と脇目もふらずその問題へ。

ああでもない、こうでもない…と紙に書いたり、積み木を置いて考えたり。何度も何度もチャレンジ。

そして、ふとした瞬間に、

「あっ!」

と、ひらめいたらしく、見事に答えにたどり着くことが出来ました。

Y君、大喜び。

僕も、「あ~、う~」という考えている姿を毎週見ていたので、うれしかったです(^-^)

Y君、うれしかったのか、残り時間を使って「もう1問やる!」と同じ系統の問題へ。

一度コツをつかんだのか、回路が出来たのか、次にやったものは数十秒で解いてしまいました。

うーん、すごい。

こんな風に、考えて、考えて、答えにたどり着く。それが算数のおもしろさの一つなんだろうと思います。

RAKUTOでは、○年生という分け方はしていなくて、目的別にコースが設定され、教材なども選ばれたり、作られたりしているのですが、

ホップの算数では、数や量のイメージをつかむこと、算数の「センス」を育むこと、手を動かしながら問題に取り組む力、試行錯誤し考える力が育まれることなどを目的にしています。

この算数の「センス」と言われるもの。

それは、一説によると、図形や数、言葉をイメージできる能力イメージ化能力と言われていますが、

それは花まる学習会の高濱正伸先生によると、小学校3年生ぐらいまでに出来上がるんじゃないかということです。

(残念ながら僕は手遅れです…)

きっと、Y君は、このイメージ化能力が今どんどん伸びていっているんだろうな~と思って見ておりました。

それが、今後どのような形で芽が出てくるのか…たのしみだな~と、残念ながら算数脳はちょっと乏しい僕は思ったりしています。

 

これを読んで、「あ~逃してしまった…」と落ち込んでしまった方。

朗報です。

センスが育まれる時期は逃したかもしれませんが、論理力はコツコツと積み重ねることで鍛えていくことができます。

希望を胸にコツコツとやっていきましょう。

 

ちなみに、Yくん。

その後、ものすごくご機嫌で、理科の時間も歌をノリノリで歌ったり、すごい大きなマインドマップをかいたりと絶好調。

帰宅後、保護者さまから、

「息子が騒ぎながら帰宅し、マインドマップをジャジャーン!と披露し、今も理科の歌(今月は『植物のはたらき』についての歌)を歌っています」

というメールをいただきました。

うれしいです。

(ただし、歌の後半は覚えていなく、前半部分をくり返し歌っているそうですが笑)。

なんだかすごい1日。

しあわせな時間をありがとう。

こどもの笑顔やがんばる姿。

そんな瞬間が見たくて、この仕事をやっているのかもしれません。

もっと、こどもの笑顔や、才能がきらめく素敵な瞬間が見られるよう、そして、ちょっとでも算数脳が鍛えられるよう(悪あがき)、これからも精進したいと思います。

 

そして今日もまた、そんな風に感動しているうちに、素敵な瞬間があったら撮っておこうと持って行っているカメラの存在を忘れるのでした…。

次回こそは!