算数脳、ええのう。

こんにちは、新留(にいどめ)です。

インフルエンザが流行っていますね。RAKUTO箕面校のこどもたちのなかにも、インフルエンザでお休みする子が出ています。

僕は、「ネギを食べていれば風邪をひかない」という、よくわからない自論を持っているのですが、今年は何度か風邪をひいています。量が足りないのか、それとも、ただ自分が思っているだけなのか…ともかく、みなさまもお気をつけくださいね。

 

さて、火曜日はホップの日。

こどもの才能には驚かされることがたくさんですし、「天才だな~」と常々感じているのですが、昨日もそんな瞬間に立ち会うことが出来ました。

小学2年生の男の子Y君。

ウォーミングアップも兼ねて毎回とっているパズルなどの図形の問題などを解く時間。

3週間、同じ問題に取り組んでいたのですが(これもすごいと思います)、ついに答えにたどり着くことが出来ました。

ちがう問題からやっても構わないのですが、「今日もこれをやる!」と脇目もふらずその問題へ。

ああでもない、こうでもない…と紙に書いたり、積み木を置いて考えたり。何度も何度もチャレンジ。

そして、ふとした瞬間に、

「あっ!」

と、ひらめいたらしく、見事に答えにたどり着くことが出来ました。

Y君、大喜び。

僕も、「あ~、う~」という考えている姿を毎週見ていたので、うれしかったです(^-^)

Y君、うれしかったのか、残り時間を使って「もう1問やる!」と同じ系統の問題へ。

一度コツをつかんだのか、回路が出来たのか、次にやったものは数十秒で解いてしまいました。

うーん、すごい。

こんな風に、考えて、考えて、答えにたどり着く。それが算数のおもしろさの一つなんだろうと思います。

RAKUTOでは、○年生という分け方はしていなくて、目的別にコースが設定され、教材なども選ばれたり、作られたりしているのですが、

ホップの算数では、数や量のイメージをつかむこと、算数の「センス」を育むこと、手を動かしながら問題に取り組む力、試行錯誤し考える力が育まれることなどを目的にしています。

この算数の「センス」と言われるもの。

それは、一説によると、図形や数、言葉をイメージできる能力イメージ化能力と言われていますが、

それは花まる学習会の高濱正伸先生によると、小学校3年生ぐらいまでに出来上がるんじゃないかということです。

(残念ながら僕は手遅れです…)

きっと、Y君は、このイメージ化能力が今どんどん伸びていっているんだろうな~と思って見ておりました。

それが、今後どのような形で芽が出てくるのか…たのしみだな~と、残念ながら算数脳はちょっと乏しい僕は思ったりしています。

 

これを読んで、「あ~逃してしまった…」と落ち込んでしまった方。

朗報です。

センスが育まれる時期は逃したかもしれませんが、論理力はコツコツと積み重ねることで鍛えていくことができます。

希望を胸にコツコツとやっていきましょう。

 

ちなみに、Yくん。

その後、ものすごくご機嫌で、理科の時間も歌をノリノリで歌ったり、すごい大きなマインドマップをかいたりと絶好調。

帰宅後、保護者さまから、

「息子が騒ぎながら帰宅し、マインドマップをジャジャーン!と披露し、今も理科の歌(今月は『植物のはたらき』についての歌)を歌っています」

というメールをいただきました。

うれしいです。

(ただし、歌の後半は覚えていなく、前半部分をくり返し歌っているそうですが笑)。

なんだかすごい1日。

しあわせな時間をありがとう。

こどもの笑顔やがんばる姿。

そんな瞬間が見たくて、この仕事をやっているのかもしれません。

もっと、こどもの笑顔や、才能がきらめく素敵な瞬間が見られるよう、そして、ちょっとでも算数脳が鍛えられるよう(悪あがき)、これからも精進したいと思います。

 

そして今日もまた、そんな風に感動しているうちに、素敵な瞬間があったら撮っておこうと持って行っているカメラの存在を忘れるのでした…。

次回こそは!

「もう1回」って言葉。

今日のホップ地理にて。

小学4年生の女の子Sちゃんが、

「ねーねーどめ君。もう1回この歌2倍で聞きたい~この歌なんか好き」と言ってくれました。

男の子たちが「もう1回」と言うことは多いのですが、Sちゃんが自分から「もう1回」と言ってくれたのは初めて。

また、以前、おすすめの問題集を紹介したところ購入し、毎週、その問題集をやってきて見せてくれるのですが、

「この前のやつわかったよ~」と。

聞いてみると、前に出てきてわからなかったところを学校の図書館で自分で調べたそう。

なんだかうれしかったです。

(そして、これがまた、問題集を見ていると成長してるのがわかるのです)

授業をきっかけにして、いろんなことに興味を持ってくれたり、積極的に学んだり。

そんな風になってくれたら最高だなって思います。

ちょっとウルっときた、にいどめでした(涙腺ゆるすぎ笑)

GO!GO!光合成!!!

火曜日は今日から新カリキュラム。

新しいテーマ、新曲など目白押しです。

今月の理科ソングは『植物のはたらき』。

戦隊モノのようなノリノリの曲。

「これはきっと、男の子にウケるはず…」

と(自分がノリノリになったので)思っていたら、こどもたち、初めて聴く曲なのに、歌っています(もちろん、新しいリズム、知らない用語、漢字もいっぱいなのでなんとなくなのですが)。

気に入ってくれたよう(^-^)

高速リスニング後(初回から6倍まで!)のマインドマップも、A4サイズ1枚まるまるセントラルイメージという豪快なものが(笑)

聞くと、小学1年生の子は学校は体調が悪くお休みしたのに、RAKUTOには来てくれたそう。

お迎えに来てくださったお父さまとお話ししていたら(そういうちょっとした時間。密かに好きな時間です)、

「うちではダルダルやったんですけどね~」

と。元気になってくれてうれしかったです(^-^)

今月も、こどもたちのどんな成長や作品が見られるかたのしみです☆

 

幼稚園の時、戦隊ごっこをするときいつも赤レンジャーをとっていた、にいどめ(今なら白か水色を希望)。

カラダで感じる算数。

こんにちは、にいどめです。

RAKUTO(らくと)箕面校は今日から新年度のカリキュラムがスタートです。

ホップの体感算数、2月のテーマは『かけ算マップ』。

数の成り立ちを考えたり、量やイメージでとらえたり。

かけ算を「感覚」の部分から学んでいきます。

たとえば、下の・の数。

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

(決して、沈黙しているわけではありません)

大人だと、6×5、5×6という感じで計算しますが、かけ算を学んでいない子にとっては、5+5+5+5+5+5の合計や、1+1+1+1+…(途方もなく長く続くため省略)の合計の数字です。

まずは、30でもいろんな数でできていること、計算の仕方があることを理解し、どれぐらいの量なのかをイメージでとらえることができ、かけ算って便利だ、ありがたい、大好き(言い過ぎ)となってもらえればなと思っています。

こどもたちに、絵を見ながら、いろんな計算式を自分で思いつくまま書き出していってもらうのですが(たとえば、30なら100-70など)、どんな計算式が出てくるのか、僕自身、予想がつかないのでワクワクします。

(ちなみに、本日の授業では、いちばん簡単な例を出すため、1+1+1+1…と30回書くというカラダを張った授業をしました。まさに『体感算数』です)。

そして、授業後、お母さまとかはどんなのを考えられるのだろうと思い、お迎えに来られたお母さまにも「ぜひ、やってみてください~」と宿題を出させていただきました。

さて、お母さま、どんな計算方法を考え出されるのでしょうか。

ちょっと来週がたのしみです(数学博士がつくるような高度すぎる計算式は登場しないことを祈ります)。

 

しかし、今日は、あまりにあったかくて日向ぼっこをしたくてたまりませんでした(先月の理科ソングに日向ぼっこが出てきたこともあるかもしれません)。

外で遊ぶのが気持ちいい季節が近づいていますね。

みなさま、たのしい週末をお過ごしください。

ではでは。

疑問を持つチカラ。

こんにちは、にいどめです。

今週は1月の最終週、1か月かけて学んできたテーマのまとめの週です。今月のホップの理科は『熱の伝わり方』。

高速リスニングで伝導、対流、放射の3つについてインプットした後、ディスカッション。

「黒は熱を吸収するから冬は黒い服がいいんだな~」

「そういえば、夏のTシャツは白いのが多い気がする~反射するからか~じゃあ夏は髪の毛は白い方がいいのか!?」

などいろんなお話をして理解を深めた後、まとめのマインドマップへ。

 

まとめていると、2年生の男の子が、

「あれ?でも、どうして白は反射するのだろう…ちょっと枝伸ばしとこう」

と自分から枝を伸ばしていました。

マインドマップでは、わからないとき、とりあえず枝を伸ばしておこうという方法があるのですが、それを自分から。

感動です(T_T)

 

「その場で答えがわからなくてもいい。すぐに解決できなくても、疑問を持つことは解決への第一歩。自分で調べて見つけたことは一生の財産になる」

とは、灘校伝説の国語教師、橋本武さんの言葉。

こどもたちが自ら疑問を持って考えたり、調べたり、発想したり。

そんな生きるチカラを身につけていってくれたらうれしいです。

5つのやさしさ。

こんにちは、にいどめです。

大学入試ではセンター試験が終わったり、試験のシーズンですね。

体調管理が大切な時期。

しっかりがんばった分が発揮できたらいいなと思います。

 

さて、RAKUTO(らくと)でいうと、中学入試ですが、秋の特別講座に来てくれた小学6年生の男の子Mくん。

無事に、中学入試に合格したということをこっそり聞き(2年生の弟、Yくんは現在、通い中)、お母さまにお電話。

「ホッとしました~」と喜んでおられて、少しお話をしていると、

「あっ、そうそう。先生に聞きたいと思っていたことがあったんですよ~。弟のYがね、昨日、家にあるお菓子をみんなにあげたいから~って持って行ったんですけど、迷惑じゃなかったですか?」

昨日、Yくんは、授業の合間のおやつタイムにお家から持ってきたお菓子を、みんなにあげてたのです。

「なんかね、みんなの分だといくつかな~とか言ってて。そんなことする子じゃなかったんですけどね~迷惑じゃないかなと思いまして…親としてはうれしかったですけど」

「家から持ってきた~」とは言っていたけど、、お家で、「みんなの分だといくつかな~」と考えながら、用意して、持ってきてくれたとは知らず。

すごくうれしかったです。あったかい気持ちになりました。

こんなやさしい気持ちを持った子が、たくさん育っていくとうれしいなと思いました。

クッシュボールの正しい使い方。

こんにちは、にいどめです。

ここ数日の寒さはすごいですね。

マスクが防寒具の一つとして大活躍しています。

 

そんな寒い中ですが、こどもたちは元気。ワイワイ言いながらやっております。近頃、箕面校で流行っているのが「あたりまえ体操」と「クッシュボール」。

クッシュボールというのは、一見したら、ただのカラフルなゴムのボールなのですが、アメリカの天才教育や組織活動のエキスパート、ピーター・クライン先生もオススメしているもの。

毎回、授業前のキャッチボールやドッジボールなどで大活躍しています(若干、用途はちがっていますね…)。

いつもは高速リスニングでバテた時や問題を考えているときのリフレッシュ道具や遊び道具。

しかし、今回、新しい遊び方が開発されました。

…それは、お手玉!

しかも、ただ遊ぶだけではありません。本格的に動画を見ながら練習。

これはいい!

ジャグリングはものすごく高度な作業(僕は全然できません)。

クッシュボールとジャグリングの相乗効果で遊びながら、たのしみながら、脳力もアップです♪

いろんな遊び方を考えるこどもたち。天才です。

この先、また違うアイデアが生まれるのでしょうか?

ちなみに、大活躍のクッシュボールですが、いちばん「おーい!」とツッコんだクッシュボールの使い方は「ホワイトボード消し」。

いやいやいや…カラフルさがなくなって、ただの黒い球になりますやん(また、これがきちんと消えるんです…)。

こどもたちの発想力にバンザイです(^-^)

マインドマップ進化中!

こんにちは、にいどめです。

最近、こどもたちのマインドマップが進化しています。

最初はサッサーとセントラルイメージ(真ん中の絵)をかいていた子も、イラスト集を見たり、画像を見ながら丁寧にかき、カラフルになっていっています。

見ていて、「かわい~ねー!」「おおーっ、ダイナミック!」と歓声を上げることもしばしば。

「あーっ、真ん中の絵がおっきすぎて枝をかくところがない!」

「よし、紙を足そう!」

というようなやり取りもあったり。

ワクワク感が伝わり、ニヤニヤしてしまいます。

セントラルイメージ(真ん中の絵)が充実すると、自分の作品だという感じがして、愛着がわくし、記憶にも残ります。

やりたいことを書き出してみたり、自分の考えを整理したり、計画を立ててみたり、読んだ本や教科書の内容を自分でまとめたり。

いろんなことにマインドマップを活用できるようになってもらえたらなと思っています。

こどもたちに刺激されたのか、最近、僕も絵をうまくかけるようになりたいなと練習中です(笑)

新年から絶好調です。

こんばんは、にいどめです。

ここ数日、少し寒さも和らいで気持ちいいですね。

昨日から仕事始めの方も多かったのではないでしょうか。

朝、電車に乗っている人の数が前の週から比べて急激に増え、 2013年が本格的に始まったんだなと感じました。

 

RAKUTO(らくと)箕面校は今日から通常授業がスタートです。

火曜日はホップという年長さんから4年生ぐらいの子を対象にしたコースの日。

算数、理科、社会(地理、歴史)、国語とありますが、今月のホップの理科は『熱の伝わり方』がテーマ。

ポイントの詰まったノリノリの歌を、普通の速さ、そして高速で聴いて、マインドマップにまとめます。

マインドマップはその子の個性のよく出るノートで、セントラルイメージ(真ん中の絵)は、こどもによって様々です。

『熱』がテーマということで、太陽を描く子、たき火を描く子、ろうそくを描く子、バーベキューの絵を描く子(お肉をどうやって描けば…と難しがっていました笑)、いろんなイメージが広がります。

カラフルに描く絵には、その子の個性が出て、ワクワク感が伝わってきます。

ひさしぶりの授業、ひさしぶりの高速リスニングということで、どのぐらいの速さまで今日は聴こうかな~と思っていると、こどもたちから、

「6倍いく!」

という声が。

新年からやる気満々です(笑)

そして、6倍で聴くと…、

「今日は聴けた!絶好調!!」

という2年生のY君(大人でも慣れないとなかなか4倍以上は聴けません)。

すごい!(ちなみに僕は途中で見失いました)

みんな高速リスニングだけでなく、マインドマップも気持ちのこもった絵を描いていて、1回目の授業にも関わらず、絶好調でした。

授業の前後には、1年生の男の子と2年生の男の子がクッシュボールでボール投げをしていて遊んでいたり、お菓子タイムはどのお菓子を食べるか、このお菓子おいしいから持って帰ってもいいか(笑)などで盛り上がったり。

いろんな年齢、学校の子がいるので、仲良くなったり、お兄ちゃんお姉ちゃん、弟妹みたいな感じで教え合ったり。

仲良く遊んでいる姿、学んでいる姿を見て、こちらもいつもほっこりした気分にさせてもらっています。

2013年もどんな成長や笑顔が見られるかたのしみです(‐^▽^‐)

あけましておめでとうございます。

こんにちは、にいどめです。

あけましておめでとうございます。

昨年は、RAKUTO(らくと)箕面校のホームページやブログをご覧くださり、ありがとうございました。

今年もよろしくお願いいたします。

 

どんな冬休みを過ごされていますか?

冬休みですが、RAKUTO(らくと)箕面校では、普段とはちがう感じでゆったり時間をとり、在校生やお友達などに自習や宿題など、何かやりたいものなどがあれば持ってきたり、自由に遊びに来ていただける期間にしています。

冬休みだからみんなのんびりするんじゃないかな~と思っていたら、

毎日来てくれる子がいたり、お友達を連れて来てくれる子もいて、にぎやかでたのしい時間を過ごすことができています。
たくさんの学校の宿題を持ってきて、えっ、そんなにあるの!?と驚いていたら、すぐに終わり、そのあと問題集を1冊終わらせる子がいたり、

これは大変そうだな~と思う問題をいっぱい持ってきて、すごい勢いでやっていたり、

2学期にやったことの復習やまとめをしたり、

作文を書くのにどうすればいいかな~というので、マインドマップを使い、こんなふうに書いたらいいんじゃないかな~といっしょに練習をしたり、

休憩時間に、ボール投げや、どうぶつしょうぎをしたり(やり方を教えてもらいました笑)。

こういうまとまった期間じゃないとなかなかできない、特別な時間を過ごさせてもらっています。

たのしんでいます(笑)

 

普段は授業前後でドタバタしていて、なかなかゆっくり時間がおとりできなかったりするのですが、保護者さまとお話しする時間がとれていたり、いつもはお母さまが送り迎えをされているのが、お休みだからと、お父さまがいらしてくださったりなどして、お話しする機会があったりなのもうれしいです。

 

今年もにぎやかに、たのしく、高速でやっていきます。

RAKUTO(らくと)箕面校は8日(火)より通常授業開始です。

今年もこどもたちがどんな才能を開花させていくのか、伸ばしていくのか、そして、素敵な笑顔を見せてくれるのか、たのしみです!

みなさまにとって、2013年が素晴らしい1年になりますように。