カレーパンの中身は、愛でした。

「カバンを持ってグルグル回るとすごくまわるー!」

と、クラスのマドンナの声。

「ほんとだー!」「おおーっ!」

ワクワクの連鎖。そして、そこから起きた一大ムーヴメント。

一種の宗教的光景にも見える、「全員がカバンを持ちグルグル回る教室」という奇妙な絵図からはじまった、RAKUTO箕面校の木曜日。

今日は、芥川龍之介さんの読解で燃えました。

知識記憶はすぐに忘れる。大事なのは、経験記憶!と出てきた表現を体感。

「さぁ、歯を食いしばってー!どんな気分?」
「さぁ、いかめしくにらんでー!どんなとき?」
「さぁ、思案にくれてー!どんな状態?」
「さぁ、あいそつかしてー!」

など、実際にやってもらいながら、感じてもらいながら学習。

見事、芥川龍之介さんの『杜子春』を、細かく読み取りながら、最後まで読み切ることができました。

芥川龍之介さんのおかげで、こどもたちは、
美しい日本語というものに親しむことができ、物語を読むおもしろさに触れ、
日本語への興味、言葉力、言葉のつながり、答えには明確な理由があるということへの理解、質問に対する答え方への意識が上がったなと感じます。

国語は、言葉。
人を理解し、気持ちや考えを伝えあうためにも大切なもの。

僕自身、国語が大好きなのもあり、こどもたちが国語や言葉に興味を持ってくれたりして、すごくうれしいです(*^ ^*)

みんな、想いを伝え合い、友達、家族、まわりの人と、より深いつながりがたくさんできますように!

帰りには、なんと、保護者さまから「よかったらどうぞ!」と差し入れが。

箕面小野原で大人気のパン屋さん、サニーサイドの人気ですぐなくなるカレーパンではありませんか…お、おいしすぎる…。

インド人も首を振ってターバンをとり、手を合わせるぐらいのおいしさ。

サニーサイドのカレーパンの中身は、愛でした。

空腹が満たされただけでなく、心も満たされた、あったかい1日になりました。

感謝の気持ちを胸に、さらなる精進を目指します。

 

写真はこどもたちが「愛」という漢字をだれがいちばん上手に書けるか競争している様子。

愛愛愛愛愛愛…ホワイトボードに書かれた愛の山。

なんだ、これは…と思いましたが、決して宗教ではございません…(´・_・`)

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