こんにちは。
新留です。
日曜日のこと。
10年以上、これ以上ないくらいお世話になっている方に、お祝いに秘密のお店(変なお店ではないです)に連れていっていただきました。
連れていっていただいたのは住所など非公開、紹介された人だけが行けるというお店(変なお店ではないです)。
教えていただいた住所を調べても、ちがうお店が表示され、
現地集合だったため少し前に到着するよう行ったのですが、実際に行っても、
「えっ、ここ…??」
というようなところでした。
ビルの名前を確かめるとやはりそこでしたが、お世辞にもきれいとは言えないビル。
地下1階ということで(あやしいお店ではありません)、おそらくこの階段を降りていくというのはわかるのだけれど、扉があり、番号を入力しないとカギが開かないようになっており、下をのぞくこともできません。
待ち合わせ時間になり、いざ。
教えていただいたパスワードを入力し、入ってみると、そこは別のお客さんと顔を合わせないような設計、インテリアも凝った別空間が広がっていました。
そして、その意外性のなか出された料理もおいしいものばかり。
「うわっ、すごっ!」
「おおっ、おいしい!」
と、小学2年生ぐらいの語彙力になってしまいました。。。
外観からの期待を大きく裏切られる(笑)オシャレさ、おいしさで、会話の楽しさもあり、3時間があっという間。
すごく素敵な時間を過ごさせていただきました。
さて、今回の場合、外観からの期待値は低く、結果は高く、だったわけですが、
この「期待」というのは良いものにも、悪いものにもなり得ます。
パートナーに期待してしまうというのもあるし、
子どもに期待してしまうというのもあります。
自分自身に対する期待というのもあります。
いろんな形、いろんな相手に対しての期待というものがあります。
そして、それらはたいてい裏切られます(笑)
期待している分、ガッカリ度合いが強く、イヤになってしまうこともあります。
高く期待するのは心理学的にいいということはわかっていても、できないときに責めない方がいいとわかっていても、それは理想論で、なかなかうまくいかないことも多いのですよね。
距離が近いほど、悲しみや怒りを、より強く感じてしまうこともあります。
でも、
他人に対しても、自分に対しても、期待通りにできないと嫌いになるのは、
オマール海老に対して(めちゃくちゃおいしいオマール海老が出ました)、
なんで、全部食べれないんだよ!! とキレて、
全部食べれないオマール(お前)なんで嫌いだ!! というみたいなもので、
いや、おいしいところ(良いところ)いっぱいあるやん……
そこが良いところでもあるやん……
そこまで言わないでいいやん……
という感じですし、オマール海老の特性でもあるので、期待するだけムチャなのですよね。
ちょっと期待しつつも、
どんなことがあっても動じない。
そんな感じでいると、期待以上になっているかもしれないですね。
オマール海老を食べながら、そんなことを思っていました。
嘘です。
おいしい以外、何も思っていませんでした。