こんにちは。
新留です。
昨日のこと。
コロナのこともあり、なかなかできなかったのですが、先生たちでご飯を食べにいきました。
知る人ぞ知る、左手の薬指にキラッと光るものに気づいた子は知っている、だだちゃ先生の結婚のお祝いです^ ^
近くのスーパーへ買いにいき、教室で距離をとり、あまり話さずに(笑)冬期講習のお疲れさま会などはしたことがあったのですが、
みんなでお店でご飯を食べるというのは、なんと2年近くぶりのことでした。
やっぱり温かいものを出来たてで食べるというのはいいですね。
お店だと、片づけまでしていただけるというのもありますし(笑)
子どもたちの成長や通ってくださっているご家族の笑顔もですが、
いっしょに働いてくれている先生たちの人生が進んでいくのを見るのもうれしいものです。
そして、うれしかったのが先生たちがそれぞれお祝いやメッセージカード、プレゼントなどを考えて、準備してくれたこと。
そういうちょっとした思いやりや心遣い、やさしさって、ほんとに素敵だなと思いました^ ^
「結婚はスタートです」と書いていた先生がいましたが(笑)
これから素敵な家庭を築いていってもらいたいなと思います。
さて、この思いやりですが、じつは成績にもつながったりします。
昭和世代な僕たちのなかには、
「〜できなかったらご飯なし!」「家に入れない!」「遊びにいかせない!」など、
きびしく子育てや教育をされた方もいると思うのですが、
実際は、うまくいかなかったときにも、やさしくされた方が、次にがんばろうって思えたり、その結果、成績にもつながるのですね。
カリフォルニア大学バークレー校の研究にこんなものがあります。
100人以上の学生を募集し、大学院入学時に使われる試験の言語力分野の問題を解かせました。
とくに難しい問題を選んだため平均正解率は40%ほど。
自分の結果に満足している学生たちはおらず、落ち込んだりする子もいれば、次のテストでがんばろうって思っている子たちもいました。
そして、次の試験に向けて、学習するための教材を用意します。
そこで3つのグループに分け、ちがうメッセージを伝えます。
1つは「すごく難しいテストだったから、あまり自分を責めないようにね」。
1つは「あなたたちは優秀なのだから、結果に自己嫌悪を感じる必要はないよ」。
最後の1つは、何のメッセージも伝えません。
すると、どうなったか。
最初の思いやりのメッセージを受け取った学生たちは、他の2つのグループに比べて、その後、勉強する時間が30%も長かったのです。
そして、もちろん、次の試験にその勉強時間は影響を与えました。
責めるのではなく、きちんとケアをすることで、次に向かえたのですね。
どうしてもうまくいかない時、
相手を責めたり、きびしくしたりしがちです。
自分たちが受けてきた教育や子育てがそうだったとしたら余計に、
許さず、しつこく、きびしくなってしまうことがあります。
でも、実際は、
許して、忘れて、思いやったほうが、本当は良かったりします。
きびしくしたときって、やってしまったなって、自分のことも責めていたりするのですよね。
でも、そのとき大事なのは、自分のことも許して、思いやってあげることだったりします。
そして、次はこうできるようにしたいなって願うことだったります。
おいしいご飯を食べながら、
こういう時間って大事だし、教育もつながっているなと感じたのでした。
だだちゃ先生も思いやりに、いや、お祝いに(?)いい笑顔です(笑)