こんにちは。
新留です。
授業前や休憩時間に子どもたちと話していると、みんないろんなことで悩んでいるのだなというのがわかります。
高学年の女の子たちから
「女の子ってめんどくさい」
といわれ、
「だよね〜」
と女子力高めな会話をする毎日です。
SNSもあって、昔よりも、人間関係の悩みが余計に複雑になっていて、ほんとに大変だなと思います。
悩んでいることがあると集中できないし、視野も狭くなってしまいます。
能力も落ちてしまい、普段できているようなこともできなくなってしまいます。
大人とちがって、頼れるところも少なかったり、何か買ったり食べたり、どこかへ行ったりと、使える選択肢や自分でできることも少なく、なかなかモヤモヤが晴れず、長く続いてしまうこともあります。
なんだか様子がおかしいなと感じたときは話を聞いてみることにしていますが、
こちらが気づけていないときも、こちらが思っているよりも本人的にはつらいこともあるんだろうなと思います。
気になったときは話を聞いたり、
いろんな自分でできる対策法を伝えたりしていますが、
集中できないとき、まず、やってほしいのが、
「寝ること」
「運動をすること」
「栄養をたっぷり摂ること」
の3つ。
ただ、それら3つも自分ではできないときもあるので、
それプラス、
「整理整頓」をし、
物理的なスペースと脳のワークスペースを空けたり、
よくいわれる「紙に書き出す」というのもいい方法ですね。
書いてみることで、吐き出し、状況を客観的に見ることができるようになります。
「不安で頭が真っ白になる」というのも、不安や緊張でワーキングメモリが働かなくなっているということですが、
書くだけで不安や緊張は減らすことができるので、書いてみるのはおすすめです。
そして、
悩んでいるときって、
「なんであんなこと言うんだろう…」
「なんであんなことしちゃったんだろう…」
「なんで勉強ができないんだろう…」
と「なぜ」に目がいってしまっています。
「なぜ」は未来に使うとビジョンを思い出す強力な言葉だったりしますが、
過去に使った場合、根本的な問題に迫っていくのに使えたりもしますが、自分を追い詰める質問にもなってしまうのですよね。
何か目標や困難があったとき、
一部の人は戦闘民族サイヤ人みたいに瀕死から蘇ったとき、強くなるんだ……!!と瀕死を歓迎し、根性で乗り越えられる人もいますが、
そうでない人にとっては、続けられる仕組みや、続けられる環境をつくることの方が大切です。
なかなか相談できずに、
「なんで…」
となっているとき、
書き出してみて、
「なぜ…」を、
「これから何をしたら…?」
とよかったら言い換えてみてください。
次への一歩が見つかるかもしれません^ ^