こんにちは。
新留です。
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今年の夏期講習算数講座は、
7/30,31の12:40-14:50の2日間、
8/10,11の 9:30-11:40の2日間で開催いたします。
案内まで、もう少々お待ちくださいませ。
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「数字を語れないものは去れ」
これは孫正義さんの言葉なのだそう。
会議などで、
「ちょっと流れがよくない感じがするよね」とか、
「多分、こっちの方がいい気がするな〜」ということをよく言っている自分としては、ごめんなさいという感じなのですが(苦笑)
数字に強い子やちょっと弱いかなという子っています。
数字に強い子たちって、
例えば、ステップクラスでやるような文章題、
「3%の食塩水A360gと8%の食塩水B240gを混ぜると、何%の食塩水ができますか」
(同志社香里中2019年)
「2019年10月1日から消費税率が8%から10%になりました。本体価格が3583円の商品の販売価格は、消費税率が10%となることで何円値上がりしましたか」
(神戸女学院中2020年)
というような問題を見たときに、
「3%と8%を混ぜるんだから、3%と8%の間かな?」と考えたり(正解は5%)、
「2%上がるってことは3500×0.02で70円ぐらいかな?」と考えたり(正解は72円)、
そういう、正確ではないけれど、近い数字が瞬間的に計算できて、細かい数字を証明していくようなことができるんですよね。
逆に、数量感覚がない子や割合の感覚がない子だと、
「なぜ、そんな濃く(薄く)なると思ったの…!?」
「そんな値上がりするはずないやん…!? 暴動起きるで…!?」
というようなとんでもない数字を出してきたりします。
「この数字なんかヘンだ」
ということを感じられないのです。
京セラ創業者であり日本航空の名誉会長でもある稲盛和夫さんは、数字を見ているとき、
「おかしなところがあると、向こうから数字が目に飛び込んでくる」
「数字を見ていると、活動状況や実態や問題点が、映像のように次々と頭に浮かんできた」
とおっしゃられていますが、
数字に強い子や、算数のセンスのある子たちって、「数字が見える」のですね。
小さいときからたくさん計算プリントをやっていた子が必ずしも数字に強いわけではないとき、この「数量感覚」というものを身につける学び方をしていないことが多かったりします。
逆に、よくブロックで遊んでいた子や、お家が商売をやっている子、お金を好きな子などの方が、数字に強かったりします。
2014 年の Lisa K. Fazioらの研究によって、数字の大小をイメージできたり、どちらが多いか少ないか、大きいか小さいかがわかることと、算数(数学)の成績に関係があることがわかりました。
算数(数学) の得意な子は、数の大小をイメージできたり、計算を見た目で解くことができるのですね。
例えば、2つの分数を見たときにどちらが大きいか、床に散らばったボールやおはじきなどを見たときにどの色がいちばん多いのか、などがわかるのもそう。
キンダークラスやホップクラスで、ものを使った具体的な勉強をし、
おうちでも、
「時間はかかるかもしれませんが、ものを使った勉強をしてくださいね」
とお伝えしているのも、発達段階的な視点もありますが、「量感」や量のイメージを育むことが大事だからなのです。
身の回りに数字はあふれています。
それは車のナンバーだったり、お店に表記されている値段だったり、栄養成分表示だったり。
それらを使って計算ゲームをすれば、自然と数字の感覚を磨くこともできます。
ケンブリッジ大学の研究によると、お金の管理に役立つ習慣の多くは7歳までに決まるということも言われていますし、子どもが自分でお金を使ったり、貯めたりしながら、数字を身近に感じられる環境をつくってあげるのもいいですね。
今回の夏期講習では、この数字感覚を、実際にものを使いながら、体感で、分数や割合の勉強を通して身につけていってもらいます。
いろんな形の折り紙やモールを切り分けたり、分数カードを使ったゲームをしたり。
たくさんのゲームやクイズ、工作を通して、紙の上の勉強では身につかない、ちょっと苦手な子やつまずき始める子も多い分数や割合について学んでいきます。
これからステップクラスに上がっていく子や、ステップクラスに上がった子たちなどに最適な講座。
興味やご縁のある方といっしょに学べることを楽しみにしています^ ^
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今年の夏期講習算数講座は、
7/30,31の12:40-14:50の2日間、
8/10,11の 9:30-11:40の2日間で開催いたします。
案内まで、もう少々お待ちくださいませ。
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