12/26,27の2日間、
12/21,28の2日間、2019年最後の授業となる冬期講習を行いました。
今回の冬期講習のテーマは、
算数は「立方体の切断」
理科は「太陽・月・地球」
作文は「すいすい作文」。
図形の切断は得意な子と苦手な子がはっきりと分かれる分野。
今回の講座では、観察して、書いて考えてみて、動画を見て、つくって……と、正方形や長方形などの基本の形から始まり、三角形、台形、ひし形、五角形、六角形…図形の基礎を学習し、こことここを結んで切ったらどんな形になるかな?と書いてみたり、実際につくって、そこから法則を導き出したり。
かなり難しく、子どもたちからも「この図形はめっちゃ難しい!」と教室から大きな声が響いてきました。
「図形はセンス」
ともいわれますが、センスとはつくれるもの。今回の講座で、図形に興味を持ち、見る目とセンスが育っていったことと思います。
理科の天体の分野は、好きな子は自分で興味を持ちどんどん学んでいってくれますが、そうでないと、おもしろみもわからなく、理解していないと暗記だけになってしまうところ。
まずは身近な疑問から始め、仮説を立て、話し合い、スライドなどを使い学習しながら、自転や公転などの実際の動きをロールプレイなど、体感実験をたくさん行いながら学びました。
そして、理解した後は工作!
工作好きなみんなは習った知識を使いながら、自分のお気に入りの天体をつくっていました。
最後は作文。
作文というと、あまりきちんとした書き方を教えられないことも多く苦手にしている子が多い分野です。
「書く」以前に、「考える」ことが大事。
まずは、マインドマップや付箋を使って、書きたいことやアイデアを発想する練習から始め、すぐに見切り発車で書き出すのではなく、しっかりと構想を練ってから書くということを練習していきました。
普段、ぜんぜん作文書けない〜という子も、マインドマップや付箋を使ったら、どんどんとアイデアが!
「日記の書き方」のような身近な文章から始め、「もしも自分が〜だったら」という想像作文、そして、最後は写真を見ながら自分で登場人物や場面を設定し、創作文をつくるところまでやっていきました。
「もっと書く時間をちょうだい!」という子もたくさん出て、講義を含めた2時間の間に原稿用紙5枚以上、2000字を超える文章を書く子や1日で原稿用紙10枚近くの文章を書く子も。
「続きを書くから紙をちょうだい!」とお家用に原稿用紙をたくさん持って帰った子もいてびっくり。
たくさんの文を書き真っ黒になった手を見て、「おれの方が黒い〜」と自慢し合う場面もありました(笑)
うちの子がこれ書いたのですか!?と普段まったく書かない子が原稿用紙いっぱいに書いた文章を見て、びっくりする保護者さまもいて、子どもたちもうれしそうでした。
初めての子も、季節講習は毎回全部受講!という猛者の子もいましたが、最後は学年もクラスも関係なく、みんな仲良く。
集合写真も、やりきった顔やいい作品ができた!という満足感など、笑顔があふれていて、先生たちもとても嬉しくなりました。
参加してくださったみなさま、ご検討いただいていたみなさま、ありがとうございました。
年内最後の授業となりましたが、2020年も、子どもたちの才能も学力も伸びるように、そして、何より、勉強って楽しい!と思ってもらえるようにやっていきたいと思います。
興味のある方は、ぜひ、次回の講座を楽しみにしていてくださいね。
年始は1月7日からとなります。
2019年もありがとうございました。
みなさまにとっても、素敵なお正月、2020年になりますように!