スラムダンクから学ぶ成功する練習の法則。

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小学生のとき、スラムダンクの影響でバスケットボールにはまり、毎日ゴールが見えなくなるまでシュートを打っていました。

3Pシュートが得意な登場人物に憧れ、遠くからシュートが入る気持ちよさに取りつかれ、足が遅く、背も高くないのもありシュートを得意にしようと思い、そればかり何千回も練習していましたが、その練習方法はどうやら理にかなっていたようです。

今年出た『成功する練習の法則』という、ベストセラーの本のなかに、成功する練習の方法とは、

①反復練習を大切にすること
②無意識にできるようになるまで徹底すること
③得意分野を見つけて磨きをかけること

とあります。

当時の自分は、「ヒザを使って、ボールは高く」(スラムダンクから学んだ)というシンプルなことを意識し、ひたすらシュートを打っていましたが、結果、かなりの確率で入るようになり、ボールが手を離れたときに「あっ、これは入った」「あっ、これは入らない」というのもわかるようになりました。

中学年以降のクラスでは、速読を使い本を読む練習をしますが、速読もバスケのシュートと同じだなと感じます。

速読というのは「スキル」。練習すればするほど精度が上がり、速いだけでなく、頭に入り、深く読めるようになります。

今日は、授業中、速読の話になり、1つひとつの工程を丁寧に、やっていこうという話に。

RAKUTOでは、ちょっと変わった「ビジョン速読」というオリジナルの速読法を用いているのですが、しっかりと練習をし、身につくと、「書かれている内容が映像で浮かぶ」というおもしろいことになります。こどもの方が、素直で、脳のこともあり、習得も早いです(僕は残念ながら、ほとんど映像で見えた経験がありません…)。

話しているうちに、5年生の女の子は、
「その映像が見たい!」
「他の校舎の子たちがどんどんできているそうで負けたくない!」
ということでやる気に。
いまでもちょこちょこやってるけど、もっとお家とか学校でも積極的にやってみる!と言い、意気揚々と帰っていきました。

外側からのご褒美に釣られてや、やらされる感ではなく、自分の内側、ワクワク感からでるモチベーションは強く、長続きします。

ちょっと興味のわいてきた子のこれからの学び、速く読んだりじっくり読んだり、自由自在に読書をたのしむ喜ぶ顔がたのしみです☆

ちなみに、一時期おもしろいように入ったシュート。中学生になり、バスケットゴールの高さが変わると、全然入らなくなりました。「記憶は同一対象に限る」(勉強するなら同じ参考書や問題集で)。運動も同じなのですね…(´・_・`)

バスケがしたいです。ではでは。

写真は先日、年長さんの男の子がホワイトボードにクモの巣をカラフルに描き、裏を「ハロー♪」と言いながら手を振り駆け抜けた風景。かわいすぎました(笑)