応援される人になろう

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先日、リビングに載せてただいたこともあり、ありがたいことにこのところお問い合わせなどをよくいただいてます。

ご連絡を下さった保護者さまとお話をしているとき、

「どうしてRAKUTOに興味を持ってくださったんですか?」

と聞いてみたところ、

「興味を持ってホームページを見ていたら、こどものことをよく見て大事にしてくれるなっていうのを感じたのと、人間性を伸ばしてくれるなと感じたからです」

という声が。

人間性。

こどもたちには、自分の好きなことや得意なことを知り、磨き、才能や強みを活かして幸せに生きてほしいなと思っていますが、そのためには、自分を磨くだけでなく、応援される人であることが大事だと思い、そうなってもらえればいいなと思っています。

ひとりでできることは少ないし、誰かといっしょにやることで、できることは何倍にもなります。

そのために、大きくなってくるのが「人間性」かなと。

最近出た、『成功する子 失敗する子』(あんまりタイトルが好きじゃないのですが…)という本にも、

「いままで、世にいう「成功」の有無は、読み書き計算ができるなどの知能検査で測定できる「認知的スキル」によると思われ、長く受け入れられてきたが、ほんとうに重要なのは「気質」、やり抜く力、自制心、意欲、社会的知性、感謝の気持ち、オプティミズム、好奇心、などの「非認知的スキル」だ」

というようなことが書かれています。
(エリート教育の盛んなアメリカの本にこれが書かれていることがすごいなと思いました)

基本的に、こどもたちには、自分を制限せず、思いきり、自由に学ぶように、表現するように伝えていますが、

「ウソをつかない」

「約束を守る」

「大きな自慢話はしない」

「人のジャマをしない」

「ありがとうとごめんなさいをきちんと言う」

「目の前のことに集中する」

「まずは自分のアタマで考える」

などの、人と気持ちよくやっていくための基本的なルールだけは、守っていくようにしようねということはくり返し、くり返し伝えています。

(今日も、「ウソをつかない」という話を…)

きっと、みんなはこれからどんどん才能を伸ばし、活躍の場を広げていくのだから、だからこそ、その才能を活かせるように、応援されるような人になろうねと。

改めて、保護者さまから、人間性のことを言っていただき、ありがたいと同時に、身が引き締まり、
これからも、こどもたちの可能性を制限しないよう、芽をつぶさないようには気をつけながら、最低限のルールだけはしっかり守っていくように伝えていきたいなと思ったのでした。

ちなみに、今日、「ウソをつかない」という話をしていると、男の子が、

「でも、先生、時にはウソをついた方がいい時もあるよね~」と。

うーむ、鋭い…。

たしかに、みんながこれから大きくなり、彼女ができたとき、

「私のこと好き?」

と聞かれて、

「うーん…大島優子の次ぐらいに!」

とか言ったら、どつかれるか、泣かれるでしょう。

愛のあるウソ、人をしあわせにするウソは大切かも。

いっぱい試行錯誤して、学んでいってくれたらいいなと思います。

みんなが、たくさんの人に応援されるようになりますように!

写真は、小学3年生のマインドマップ。金子みすずさんの詩をセントラルイメージにしました☆