こんにちは。
新留です。
高学年になると作文を書く時間が増えるのですが、子どもたちの書いた文章を読むのが毎回楽しいです。
最初は、
「えっ、こんなこと聞かれていたっけ……??」
ということや、
「何だか同じことを何回も書いてあるぞ……」
ということ。
「一体どこに向かっているのだろう……」
ということが多いのですが、
数回やっていく中で、子どもたちの書く文章に明らかに変化が見られるのですね。
文章を書くと、その子の語彙力や文法力、論理的に考える力、具体化と抽象化の力などがわかります。
そして、コメントを返し、修正を繰り返していくと、みんな確実に力がついていくのですよね。
その変化を見るのが毎年楽しみなのです^^
書くことは考えること、
というのは僕の好きな言葉なのですが、
書くことで子どもたちの考える力が伸びていくのがわかります。
様子を見ながら次に書く題材を変えていくのですが、中学入試で出題されたものなどを見て、題材を選ぶのもなかなか楽しかったりします。
最初はうまく書けないと書くことをイヤがったり、毎回の修正もたくさんあったりしますが、徐々に回数は少なく、1回で合格することも増えていきます。
いい練習には、
①明確な目的意識
②意識の集中
③背伸びと繰り返し
④強力で迅速なフィードバック
の4つの要素があるといいます。
子どもたちにはこれからもいい練習をしていって、大きく成長してもらいたいなと思います^^