お知らせ

2026.06.05

すぐにできると思ってしまうワナ

こんにちは。

新留です。

昨日の6年生の国語の授業後のこと。

授業内で記述問題の考え方を説明したところ、

子どもたちから、

「学校で字数ってそんなに違うの?」

という質問が。

そこで、

こんな風に学校ごとに求めているものが違うんだよと、

高槻中や六甲学院中、関大一中などの入試問題を見せたところ、

「じゃあ、◯◯中は!?」

など、

子どもたちは興味津々でした。

そして、

六甲学院の問題に、

「これはやばい!」

と盛り上がり、

「秋ぐらいに解くよ~」と言ったところ、

「無理~!」

という声や、

「おもしろそう!」

「来週、灘中の問題解きたい!」

というリクエストが。

難しいものを面白がれる。

これって、

学習していくためにすごく大切なマインドセットで、

子どもたちにそれが育っていっていることに嬉しくなりました。

扱うものが難しくなり、

テストなども多くなっていく中学年以降、

RAKUTOでいう

「ステップクラス」や「ジャンプクラス」でなかなか波に乗れないという子は、

このマインドセットの部分でつまずいていることが多いです。

ほとんどの子は、

「すぐにできるようになる」

「完璧にできるようになる」

と思いすぎなのです、、、

でも、

すぐに再生されるYouTubeや次々と流れるTikTok、

すぐに回答が出るChatGPTなどのAIなど、

「すぐに答えが出る環境全体」と違って、

実際の世界は

「数ヶ月続けてやっと成果が出る」

ということもたくさんなのですよね。

そして、

大谷翔平選手が「打率10割」を取ることはないし(2026年現在の打率は.301)、

メッシが全試合で得点を決めることはないし(2026年現在約0.78点)、

藤井聡太くんが全試合に勝利することはないように(2026年現在の勝率は0.823)、

トップレベルのメジャーリーガーだって10回中7回ぐらいは打てないし、

トップレベルのストライカーだって半分ぐらいの試合は点を取っていないし、

歴代最強の棋士だって10回中2回くらいは負けます。

「完璧」というのはないのです。

ステップクラスになるとテストが始まり、

そのテストで、

最初、「0点」や「1点」(20点中)を取ったりして、

ものすごく落ち込む子たちが毎年いますが、

別に…

「普通」なのですよね。

2回目、3回目で半分を超え、

最終的に7割いけばいい感じぐらいで、

それを目安に作成しています。

大事なのは、

「できないことを見つけてから」なのですよね。

「上手くいかない」、「失敗する」というのは「人間あるある」なので、

「失敗」に対する耐性を早めにつけておくのはすごく大事になります。

(もちろん、言っているのにやらなかったり、何回も同じミスを繰り返すのは「ただのサボり」や「考えていないだけ」だったりで違うこともありますが)

そして、

この「失敗への耐性」というのは、

「親のマインドセット」というのが大きく影響します。

もし、失敗をした時、

親がよく「自分を責める」ということをしてしまっていたら…

子どもって、

親のことが大好きだし、よく見ているので、

マネをして、同じ気持ちを味わおうとしてしまうのですよね。

でも、それだと、

「みんなが自分を責めている」という、

誰も得をしないことになってしまいます(笑)

「あっ、やってるかも…」という場合、

ぜひ、自分から、

「自分を責める」ということを意識して、

ゆるめていってもらえたらなと思います。

親やまわりが失敗した時やうまくいかなかった時に、

「やってしまった~」と笑える姿は、

子どもへの

「人間は失敗するものなんだよ」

「失敗してもいいんだよ」

「失敗から学んでいけばいいんだよ」

という最高のメッセージとなります。

今の実力より上のものにチャレンジしているということは

「できないのが当たり前」です。

「成功するのに最も確実な方法は、常にもう1回だけ試してみることだ」

と、かのエジソンさんは言っていたそうです。

ユニクロの柳井正さんは

「1勝9敗」

と言っています。

気にせず、どんどん難しいことを試していってもらいたいなと思います^^

さて、

6年生の話に戻ると、

灘中学の問題はすごくいい問題なので、

毎年秋~冬にかけて問題を解いてもらい、

子どもたちにも「面白い!」と好評なのですが、

今年はもう少し前倒ししてやってもらい、

撃沈してもらおうと思います(笑)

新留

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