算数嫌いの子が、本当に苦手なもの
こんにちは。
RAKUTO箕面校の新留です。
体験授業の際、
子どもたちに好きな教科や嫌いな教科を聞いてみると、
算数に苦手意識を持っている子は多く、
保護者さまからも、
「うちの子、算数が苦手なんです」
そんなご相談をいただくことがよくあります。
でも、
実際に見ていると、
算数が苦手なのではなく、
「言葉」でつまずいている子が少なくありません。
国語でいう「語彙」の部分や
読解問題でいう「どういうことですか問題」のようなところでつまずき、
算数に対する苦手意識を持ってしまっている子って少なくないのですよね。
例えば、
「速さ」の問題を解いているときに「時速」という言葉の意味を正確に理解していなかったり、
「平均」というのはどういうものなのかを正確に理解していなかったり。
また、
文章問題でも、
「1枚の画用紙から8枚のカードが作れます。45枚のカードを作るには画用紙が何枚必要ですか?」
というような問題を見たときに、
「45÷8は5あまり5、ってことは5枚」
と答えてしまったり、
「4000円で仕入れた商品に2割の利益を見込んで定価をつけましたが、売れなかったため定価の15%引きで売りました。利益はいくらでしたか?」(甲南中2024年)
という問題を見たときに、
「2割の利益ってことは仕入れ値の1.2倍だな」
「定価の15%引きってことは定価の0.85倍だな」
というのがわからなかったりなど、
「言い換え」ができなかったり、
「文章に書かれていないこと」を補って、
量や状況をイメージすることが苦手ということがあります。
これを修正していくには、
「あれ? これ、わかってる?」
と気づいたときに、
言葉で説明してもらったり、
言い換えのサポートをしたり、
図に描いてもらい、
自分で本当にわかっているかを確認することが大切なのですが、
実際には、
子ども自身は答えとしては○になっているけれど、
実際は△、
「正確にはわかっていない」ことに気づいていないことも少なくありません。
教室では、
答えが合っているかだけではなく、
「どう考えたのか」
「図にしたらどうなるのか」
を確認しながら進めていきますが、
わかっているかを正確に確認するためには、
途中のプロセスを
書いてもらう必要があるのですよね。
数学者の藤原正彦さんが
「一に国語、二に国語、三、四がなくて五に算数」
と言ったように、
算数ができるようになるには、
国語と同じように言葉や読解が大切なのです。
・問題を整理する
・言い換える
・図にする
・順番に考える
算数も国語も同じ。
子どもたちにそんな風に感じてもらえるようになったらいいなと思います。
苦手に関して、
保護者の方が思っている原因と、
本当の原因が違うことも少なくありません。
もし、
「うちの子も、実は読解でつまずいているのかも」
と感じることがあれば、
ぜひ、言葉の面からチェックしてみてくださいね。
ではでは、
今週もお疲れさまでした^^
新留